君がため 冬のバーゲン付き合った 僕の財布をなぜ君が持つ?
平凡に流れる日々が嫌だなと思っているけどうん、ビューティフル
圏外の時は少しの開放感 だって誰にも邪魔されない
ぐさぐさり ....
降る雪が重くなるころ春が来る
きっとやさしいいももいろの風
{引用=
あいたいと言ってきみはみゃぁと鳴く 受話器ごしの喉はぐるぐる
いつまでも傍にいてよとキスをして 眉間にシワを寄せている猫
しっぽふるきみの動きを見ていたら 38℃の ....
"I miss you" 窓の外から雪の音 泣きたい夜にホットチョコレイト
夕闇を 抱きかかえてる 野良猫を 手懐けられず 舌打ちひとつ
都合良く 甘美な声で すり寄って 欲求満たし 次は何処へ?
「猫っていいな」言ってみるけど 「思う程、楽じゃな ....
シロナガスクジラの親子そして僕、だれもが青い星の旅人
横断歩道の黒白正しく踏み分けていくように押す部屋番号「206」
無機質なふりして並ぶ玄関のドアは夜まで熱が抜けない
ココナツの洒落た香りが悔しくて窓に3ミリ隙間を作る
....
六月がまだ終わらないこの街と心中するの?優しいんだね
真夏日にさびの匂いの水道で虹を作ったこと、あるだろう?
青空がとても青くて心地よくてロケットをまた作りたくなる
グッドバイ地球。 ....
おもいでの淡くにじんだ夕暮れに冬の金魚のなみだがぽたり
彼と腕つなぐあの子のハートより伸びて手招く三つ目の腕
カレシトハカラダデココロカワシアイ
ボクトハクチデココロヲカワス
セックスもキスもしないで終電で帰るこの手に彼女のハート
セーラーのえりのラインに着地する紙ひこうきのはねは空色
仮想域デヴァイスがある
HIS
しるくろーどは
茣蓙
かりのてき に
/
暗闇を優雅に泳ぐ蛍見て星のない夜星になりきる
新聞に書かれた記事は似たような事件ばかりが並ぶ昨今
言の葉の一つ一つは輝いて君のハートの電球になる
よく晴れた何もない日に思い出す何もな ....
一周忌の夜ぽっかりと寝ころんで二階から漏れるママス&パパス
今夜また探り弾けない{ルビ前奏曲=プレリュード}ifという名の銀色の河
振り向けば買い物地獄の灯は遠く涼しい枯野 ....
胃のうらのぼこぼこたぎる泥沼のいきれに甘い怒りを棄てて
メタメタに打つくろがねのなかにある熱にあてらる頬よ夜波よ
街中で裸足を雨に濡らす朝 夜の記憶は臓腑のかなた
ばばぁども
....
ひらり蝶、みぎの羽には春をのせひだりの羽で君にくちづけ
何一つため息はない見た人の街角は季節のない壁を行く
電車では潰された人笑み買った僕の亡骸鞄は悲しい
この国よ時間など歯ぎしりにされた地下鉄は死者の行列なのだ
ごろごろと 枯れ葉の下に だんごむし 見下す人を 知ってか知らずか
もっと聞かせて もっと紡いで あなたの言葉の 深みを旅したい
梅の花 香りと共に 消えていく あなたの声は もう聴けなくて
「お帰りなさい」と 声が聞こえる 僕の居場所は ....
如月の小春日和を駆けぬけるオープンカーとユニコーンの群れ
子どもみたい そう言おうとした私のことを
子どもみたい と君は言う
都合よくさみしいときに君のこと
思い出すなんて言えやしないよ
手をつなぐ そのことだけが重要で
....
・国語
休み時間 机の上に伏せられた教科書はみな鳥のかたちで
「死」という字を習い17年経つが何故か未だにうまく書けない
・算数
「算数は嫌いなんだよ数式の突起みてると痒く ....
「さようなら。」君の言葉に泣けなくてガラスを磨けば透きとおる月
水まくら ゴムの内から ノックする 気ままな水に 又知らん振(ぷ)り
猫のひげ、五線譜にして奏でるの。エリック・サティ『あなたが欲しい』
忘れようと 強く強く思うのに
思い出にさえ 笑われる日々
君がもし 覚えていないと言うのなら
忘れてしまえよ 今日の記念日
大切な あなたの生まれた日でさえも
....
虹色のしゃぼんの中にうずくまり うたかたたちの秒針を聞く
笑うなら 笑えばいいさ 好きなだけ そうできるだけの お前であれば
悪いのは 上司だ会社だ世の中だ それならお前は 何故そこにいる
地球儀でサッカーをする少年は3005年エウロパ生まれ
眠っても眠り足りない月曜日二日酔いすら知らない私
旅先で妻が楽しむ顔浮かべ仕事帰りに居酒屋に寄る
今日一人明日も一人なのだろうあなたも一人あなたも一人
山奥の表札のない平屋建てお茶一 ....
217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257
【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.57sec.