寝起きの口なんだかもそっとしてるから舌を入れるのやめておく
やさしげに微笑んで寝る僕の君昼間もその顔みれたらいいな
コーヒーは好きじゃないって言ったから二人の朝はチャイで始まる
足元に落ちて消えてく悲しみが青くきれいな海を創った
波音が人の心を穏やかにするのはほしの心音だから
海草が波打ち際に落ちていた疲れた様子で落ちていたんだ
知ってるかい?海の色が青いの ....
穿っても
穿っても尚
届かずに
ノミの切っ先
だけを見ている
僕の眼は 夏空うつす 水鏡 君のタマシイ Jumpして恋
星形の 軟体生物 人と似た 僕は果たして 人に成れるか
肩を寄せ合う店先 雨に濡れた君は太陽のように笑う
しとしとと 雨は全てを 濡らしてる てるてる坊主 願いよ届け
湿気を含んだ空気に 母の胎内を重ね 丸まって眠る
しおからい肌のおもては なまぬるく うらがえしてもどこか遠くて
あまおとに そらにむらがる あまおとに たましいを忘れ たましいを忘れ
はねかえり つらなる円を 欲すれど あるのは怠惰な 水溜まりのみ
ひとことに ふとしたしぐさに まなざしに 弱い ....
あるかないかの境界線 世界はことばでこうせいされる
くるしいの 後にくるのはなにもないのに そこに名前がほしくなるのは
28 E・ブロンテの死んだ歳 脱バージンのメリットは ....
アジサイの蕾ふくらむ真昼どきふと戦争の頃思いいず
公理さえ定理もいらぬ人もいる健全に過ごさねば滅ぶ
妻ととも来年からは二人して新しき人生はじめむかな
冷蔵庫ゆっくり冷えていくものが光のような気がしてならない
やっと今一人で立てた足元にいろんなものが這いのぼってくる
ゴミ置き場月光に散る貝殻が泣いてるまぶたに見えなくもない ....
ひとり寝る
山の田舎の
一軒家
我がで選んだ
人生だろが、、、
郊外の 狭い畑に ティーアップ 民家めがけて ドライバーショット!
ファァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
雨粒の 2つ重なり落ちる如く
君と重なり
落つる術なきか
ブラウスの
透けて露わるる細腕に
心俄に騒ぐ夕暮れ
雨に濡れ
走るおんなの横顔を 目に焼き付けたる
....
屠殺場の露が光を求めても闇へと落とす太陽の塔
丸眼鏡 カーキ色した執事たち 乙女の道でお出迎えする
ミキサーに入れた私のほうるもん どうぞ召しませお客様方
先生にひろってもらった消しゴムを
当然と思った私が嫌い
神様はいないよと言ったおじいちゃん
そんな貴方も仏になった
見られるとバカみたいに赤くなる
恥ずかしがるなよ君は美味しい
....
{引用=
お互いの手首に傷をつけあって きみより深い線がしあわせ。
剃刀をあてる瞬間、瞳孔が はじけそうなきみが大好き
誰よりもやさしいきみが溶く赤は 酸素に触れてよごれてい ....
朝日射す 新生児室の 保育器に くの字に折れた 老婆が眠る
とじられたみじかな睫にさす寝息晩春をひきとめている夜
やわらかな毛布と肌の中間にうすくかく汗で季節をしる
曇天も蝶々もみな教えられることなく去り際にゆく
こころにもないことを云うあの人の こころはいったいどこにあるのか
叫んでも
届かないけど
叫ぶんだ
じゃなきゃ絶対
後悔するから
ギャルが漕ぐ ガソリンを 残酷で
スタンド立てた 入れる代わりに 無慈悲な世界
自転車の キャサリ ....
看護師の熱い思いを膨らませ高いレベルの看護を目指す
哀しげに僕を見上げる捨て犬の心の扉半開きのまま
上下にも右も左も前後にも 動けぬわたしは一点のてん
点と点 離れていてこそ結ばれるくっついてたら ただの点
苦しみはどこにあるかと問われれば 破顔一笑ここだと笑える
幸せがどこにある ....
さよならと つぶやく君の 背中だけ 目で追い掛ける 春の夕暮れ
先生の 正しい言葉 毒づいて 今日は悪魔に 心売りに行く
放課後の 君の耳を 塞いだら 愛してるって 言える気がする
....
首を賭け
異動を拒む会議室
私の中の
俺が引けない
年の数 バーステイケイクに 指挿した 炎の代わりの 紅いマニキュア
あこがれる すなおなうたをうたうこと 花や草木や鳥のことなど
桜の木 春爛漫と咲き乱れ何も感じぬ自分の怖さ
花見上げ微笑む笑顔あざ笑い強くなりゆく折れんばかりに
逃げまどう人をテレビ ....
一人では 広すぎるベッドの上で 孤独を隠し 丸まって寝る
眠る前に本を開けば 私のベッドは 物語りで溢れて
夜空の星を 一つずつ解いて 僕は見知らぬ場所へ旅に出る
....
{引用=
きみの吸う 酸素にさえも憎しみを 覚えた朝に鍵をかけます。
珈琲と本と煙草とキスだけで 育ててあげる。( it's happiness .)
純情がいない世界は ....
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