みず玉の瓶のむこうの夕立と 風をとおした君の目元と

君は右僕は左を濡らしつつ ちいさな傘をでようとはせず

ためいきを午睡の風に結び付け生温いまま季節交わる

水溜りにかがんだ君のう ....
入り込む雨の匂いにふと気付く恋文書いたあの日を想う

二人には足りないものがまだ多い波の彼方で揺らぐ愛情

幸せの涙は全て真珠色潮騒響く砂浜の恋

休みの日あなたを想い熱くなる平日の日は恋 ....
この星が記憶している夕立はどこか寂しいイメージでした
チェルシーのコーヒー味を選ぶのは僕じゃなく君だってストーリー
夏痩せの
彼が気になる
ぼくもいま
土用を前に
うなだれている

朝顔が
二千円とは?
縁起もの
高いのだろうか
安いのだろうか

朝顔の
市立つ路上
ぶつけられ
そして ....
『好き』を告げ
君を喰らって
午前4時
パスタ湯掻いて
お手製カルボ
震える声で もう会わないからと 背中の君が とても愛しくて



なんでも分けあっていたから 小さなアイスも 僕には多すぎる



君が残して行ったサボテンは 今でも窓辺を占領してます ....
行方不明

衣食足り礼節知らない者多し
命を守る尊さいずこ




ザンネン

かっこいい人はわざわざ言いません
かっこいいって自分のことを





------- ....
朝になるひらりふわりの夜まではあと少しだけこのままがいい 横浜で
主婦になったと聞かされて
笑いたいけど
笑えない馬鹿
{引用=


せかいから見つからないよう息をして、(あなたがほしい)(あなたになりたい)


神様が恵んでくれたO2を奪い合ってもえてるぼくら。


すぐ傍でかれらが笑っていることと ....
涼しきが慌しくも出で行きしつまの出勤心もとなし

緑濃し文月のつまの花壇のみ今は心の支えなりけり

曇り空風がそよ吹く庭に居て妻と神とを考えにけり

犬を連れ向いの娘御散歩して三歳の頃をふ ....
愛してる
愛していると叫んでも
デコメの返事
『アタシも!』だってw
ここは雲の真底すずしい風が吹くじきに全てが雪崩れ落ちて来る

夕映えのお天気雨が東方の空高く架けた主虹副虹

緑から朱へまた赤からまた青へ 光と水のクロマトグラフィー

美しい挿絵のゲーテ ....
窓からのきいろい日差しで起きた昼さらさらゆれるカーテンは白


だらだらとした足音でもうすでに君だと気付いている帰り道


「とうといね」3度目のバイバイのあと遠くでつぶやくパステルのきみ ....
今朝は曇り妻は車で出勤す歌を詠むよりやるものもなし

胸が痛む故に聖書読む日のおわり寝入るのが楽しいだけ

この世へとのこしたいのは妻の歌私のすべて命の燃え木
先輩が恐くて回避
 あこがれの
 エースをねらえも
 バレーボールも
夕方の水が巡って夜前につぼみのたががひとひら外れた

ひとつふたつ互いに互いの花びらが外れてそしてそりかえって咲く

カサブランカ自分で咲いたね信じてはいたけどつぼみに手が出そうだった

 ....
三ヶ月待って下さい 人生は片付かないがこの街は出ます

寂しさは私と共にあるのです そんな人なら僕は好きです

人間があまり好きではありません 自分のこともそうなのでしょう

ただ僕は流れ ....
風の外君我の中目の殴っていた海


夢のある姿を知ってる時我の体でないこと生きてく


手を舐める舐めている毛の手を拭いた拭いている毛の手を舐められた
天井にむけ排水す洗濯機妻媚かしく跪きたり

洗濯籠溢れ出す右巻きの渦おもてに浮かぶ妻のジーンズ

人知れず吾子のポケットいっぱいの青葉洗濯槽に薫れる

吾布団に娘テレヴィにむかう朝妻は洗濯 ....
{引用=


紫の影から伸びてく。ぼくはただ明日も今日もきみがほしくて。



夕立にまみれて帰ってきたきみの背中に小指で「紫陽花」と書く。



咲くことをためらっているきみの ....
今日もまた奉仕に行きて帰り途コーヒーにケーキ二人食べけり

格子窓向こうに見ゆる青草の彼方の空は曇り空

コーヒーを啜ればまたき味ブルーの茶碗は陽に光りおり

トランぺットの音色が響き座っ ....
日曜日
『イデミツ・コウさん』
コウさんは
教えてくれた
音楽の意を
お前との夜は驟雨の下で身体の輪郭を描く蝸牛の足で

栗色のお前の肌は鱗粉でお前の愛は蝸牛で飾る

吾が胸は蝸牛で満ちて紫陽花の葉のきらきらを眺めている(指)
どこまでも果てしないブルー憧れは波の彼方に今も揺られて

水平線沈む夕日を背に受けて終わった恋を海に葬る

悲しみは寄せては返す波のよう真珠の涙{ルビ零=こぼ}れたままで

今もなお忘れら ....
{引用=

夜が融け月明かりには雲の群れ網戸越しには緑が漂い



音が消え鼓膜に伝う夏の声雨上がりには雨乞いを



風を撫でていくゆびさきしなやかに瞼の裏で星を見ている

 ....
広大な宇宙は光に満ちてても君がいなけりゃただの闇だね ツユノアイダショウネ
ンインハトショカンノ
ヨウカトショカンハシ
ョウネンインノヨウカ
レンガニスミヲヌッタ
ヨウナヨゾラニコバル
トイロノハレマガミエ
人生が
まだ戦るのか?と
俺に問う
当たり前だろ
次はどいつだ
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
スカート[group]はるな510/7/9 23:43
雨の匂い夏川ゆう210/7/9 16:40
primal lifeきらく110/7/9 15:56
今日の出来事紅糸110/7/9 0:34
男も女も腹は減るからTAT010/7/8 22:55
サボテンミツバチ5*10/7/8 22:50
雲の壁 1眠り羊110/7/8 15:05
momentきらく010/7/8 14:01
君よ久遠に幸せであれTAT010/7/7 22:51
あぐり8*10/7/7 21:09
悲しき文月生田 稔2*10/7/7 8:09
魂を全部賭けてTAT3*10/7/6 22:39
ほし文月[group]小池房枝3*10/7/6 19:41
ななつ 久しぶりに晴れ、のうたはちはちよん410/7/6 17:20
命の燃え木生田 稔210/7/6 7:58
女子佐和110/7/6 4:54
ゆり文月[group]小池房枝4*10/7/5 19:20
三ヶ月だけこの街で失踪してもよろしいでしょうか?きらく110/7/5 18:20
3首番田 010/7/5 1:41
洗濯機雑想 五首口菜はたま1*10/7/5 1:12
紫陽花あぐり210/7/4 22:57
日曜は楽し生田 稔2*10/7/4 17:31
日曜日の朝はTAT1*10/7/3 23:36
蝸牛三首黒田康之110/7/1 20:26
海の夢[group]未有花8*10/7/1 10:16
夏夜黒木みーあ110/6/30 23:27
反射ハイドパーク3*10/6/30 17:57
ツユA-291*10/6/30 8:50
アイ1*10/6/29 23:17
ピッコロ大魔王TAT2*10/6/29 23:12

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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