爪先から公然猥褻してやがる。
やわらかなピンクのサンダルがブラジャーに見える
いつまでも
ペンが進まぬ履歴書の
刑務所時代
どう誤魔化すか、、、
ありがとう数え切れない思い出をくれたあなたと共の六年
わが店とともに始まりわが店の終わりとともにピリオドの恋
ハルシオン
トランキライザー
アスピリン
....
好きなのか嫌いなのかと問うて見る心は正直「嫌いではない」
年老いて病んだあなたはきっと言う「ありがとうな」がせいぜいの縁
きっとまた良い男(ひと)が ....
わざとでも嫌な出来事思い出し離れて正解だと思い込む
手をつなぎ寄り添い共に年を取り和む日々など永遠の夢
最期まできっとあなたは我の道私はたまに思い出す女(ひ ....
みなみ風
母子を包む
蝉しぐれ
言葉をなくし
影を見つめる
くれないの
空に流れた
ヴォカリーズ
橋の上から
瞳を落とす
その名前
忘れたはずの
君の名は
ぼくにとっ ....
君だけに操を立てて只一つ恋焦がれるは命の終わり
いつだって {ルビ別離=わかれ}た後に 視る夢は
遠すぎる過去 触れぬ思い出
思い出の 箱に封じた ただひとつ
「言えばよかった 声の限りに」
無能だと嫌と言うほど思い知り諦めつつも向かうパソコン
満ち引きの窓越しの海眺めつつそろそろだなと想うこの頃
死んじまう
シャレになんない
真剣に
酒を呑ませろ
夜を往くため
思い出は夏の終わりのメヌエット
日にひるがえる君の白妙
細胞が真昼の空にリンクする
60兆の歌う歯車
満月に打ち明けたのはシルブプレ
今日の終わりをぼくにください
スカートを揺らす風にも嫉妬する
恋をするって忙しいもの
目が合うと君の力は無敵です
今日も言えないイヒリーベディヒ
放課後に残り香全部集めたい
明日も好きでいられるよう ....
うつむいた肉体労務者流す汗アスファルトで陽炎となる
冷静に、論理的に入り込むあなたの声は靴を履いてる
(真夜中の)窓がガタガタ揺れる音(風と私のシンパシィ)
違和感、距離感、違う違うの、ずっとホントは知っていたのに
....
目の前の
口が開いてる
未成年
殴っては駄目
奴はお客だ
日だまりのごくありふれた教室で
夏の終わりの背くらべする
君いない ベッドなら床と同じだわ
私は今夜も 床で夜すごす
暑い夜に 肌に貼りつく髪の毛も
いとしくかわるよ 君の指なら
いるならば 今すぐ乱して欲しいのに
....
箱の蓋閉じて鍵してリボンして…溢れてこないで君との思い出
{引用=
毎日の上に広がるパレットへメジャースプーンで注ぐ「あいして」
真夜中のキッチン。白い左手がメジャースプーンにたどりつけない。
はかっても、きみの口にはあ ....
{引用=
甘苦しい鼓動と呼吸で輪郭を肥らせていく小部屋にいます
焼けついた涙の痕を剥がそうと掻き毟ってる深爪の指
(吐いた息、吐いた涙、吐いた嘘 ぜんぶぜんぶきみだけ ....
砂浜に薔薇をさして朝を待ってる鳥一羽分空があいてる
星よ私は君であったのに光が欲しいと夜にないてる
朝焼けが落ちていた拾うと歌だった捨てると{ルビ朱鷺=とき}色の貝だった
....
しんどくて
きついけれども
とびきりの
笑顔で笑え
男の子なら
おやすみの点呼は二回息を吐く
今日の思索を脱ぎ捨てながら
行儀よく今日の寝床をしつらえる
繭の機能を備えています
錠剤を飲み下したら探しだそう
数えきれない
羊の群れを
....
高校の卒業旅行の折、詠めるうた。
桜散る空は見遣らで
独り座す伽藍の内に落つる閑けさ
愛すには資格がいるって本当かな
教えてほしい 告白前に
ラブレター 書き上げたなら誤字脱字
偏差値上げて 出直してくる
目に届く 君のラブリー まぶしくて
やっぱりぼくは垣 ....
■様々な事がありしもこのように暮らすつましさほどほどの幸(さち)
真剣に
俺が女で
あったなら
アタシは俺が
彼氏とか無理
■役割を銘々決めて分担し果たす幸せ心穏やか
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