小説や高村薫や読みてのちあきのながあめきとにつきけも
一杯の酒をすすれど空しゅうてこの酒になし何らかの意味
....
五円玉 募金箱の底 金属臭 人の世渡る手垢とともに
熱き血潮 関東一円に縁無く 3,4がなくて 御縁なし
願い事叶えるために生まれてる短冊に書く孫を見つめる
砂浜に作ったお城すぐ崩れる満潮になれば波に飲まれる
蒸し暑くアイスクリームすぐ溶ける夏の景色が揺らいで見える
飼い猫と野良猫の喧嘩 ....
どうしても会いたいという切実を部屋が知ってるテディが視てる
土日がこの世で最もつらい日日なぜと言わないあなたに言わない
過呼吸にエレベーターは狭すぎてあなたの分も呼吸してます
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アメリカン・イングリッシュのかなしみのゆきつくさきのネイティブ不在
遠い日の記憶のままのアメリカはカリフォルニアの良いところだけ
どこまでも続く平野の真ん中の無人の駅にアメリカを{ ....
花盛り過ぎた売春婦が稼ぐ仮想セックスサイト運営
願い事叶えるための流れ星何度も流す飽きがくるまで
2次会で始まる喧嘩待っている酒と満月人狂わせる
かなしくてなみだをこぼす闇のなか気配はきみのただの面影
アルバムに辿るあの日のよろこびもいまは一人の愚図のため息
二十四わたしの歳はその時に綴じこまれてるスチールのまま
....
青空と呼ぶのはたやすいことだけど本当にこれは青なのですか
週一度通ってくれる看護師さんわたしに触れる唯一のひと
晴れるかな空をみるため扉開け一歩だけ出て知った八月
詩と書 ....
共通の話題はつねに天気だけ気象情報全局録画
この夏を共になんとか生き延びて ずしりと重い冬瓜を買う
唐辛子 束ねて売れば店先が花屋になった花屋であった
セルリーがしなびて見切り三十円 手にとればもう戻せなくなる
無花果の星型に ....
遠くなる空の頃にはもういない夏のひかりは恋のトリガー
八月にあと十日ある暦みて七月の長さ蝉と比べる
みあげるといつものままの夏の空きのう見たのが二年前でも
東京じゃない場 ....
紫陽花の枯れ果ててあるきょうの昼わたしは外へ帽子忘れて
包んだら届くのかなと丁寧にリボンもかけたひと夏の夢
もう咲かない閉鎖し工事中の場にもう咲くことのない君の名は
まだ ....
西方に下弦の月あり夕暮の空惜しみつつ北へ曲がりぬ
窓の外聴こゆる音分け解しをりきみの音のみ供養塔より
....
遅くない今始めても辿り着く君の目指したゴールの向こう
認知症進んだ祖母が見る国は津波きてない原発もない
タイミングいまは悪いし明日の夜君にフラれたことにして寝る
友人ととも
風ふきて柳揺れつつゆく道の今日のドライブ友人ととも
長月の空はうす青三人してわたる湖橋夕陽さすなり
刈り入れが済んだ田もありまだの田も珍しからねど目を留にけり
遠 ....
哀切という音を見送る 九月の蝉声 あれはハーメルンの笛だろうか
湖に街の模様が映り込む見比べるように見つめる子供
成長が早い子供は逞しい夢と希望が膨らむばかり
海の家人の流れが止まらない賑やかな声秋に届かず
美しい声美しい顔をして小さな店を繁盛さ ....
嘴も翼もなしにジャンプして砂漠の鳥は喉を潤す
....
どしゃ降りがトゲトゲにした海原を優しい風が静かに寝かす
母の手を握り階段一歩ずつ降りる子供の足の小ささ
球音を聞く度ひどく甦る九回裏に打たれた悪夢
遠ざかる汽笛がみえた一枚の写真に写る撮ったひとの耳
朝の空占いは好きじゃないけれどいつかみたのはすみれの色で
風ならば南の風になることを絵本と決めた六歳の部屋
夕焼けが好 ....
薔薇に酔う少年の肩痩せていく鎖骨に溜まる雨がワインに
短歌
タイトル
投稿者
Point
日付
秋のある時
生田 稔
2+
13/9/17 14:30
きょうの短歌
TAT
1
13/9/17 12:03
おかねのはなし
Neutra...
2
13/9/16 20:56
満潮
夏川ゆう
1
13/9/16 19:57
日記「七月」3 (十四首)
もっぷ
3
13/9/15 12:54
題詠「アメリカ」 (十四首)
〃
2*
13/9/15 2:13
花盛り過ぎた売春婦が稼ぐ仮想セックスサイト運営
北大路京介
1*
13/9/14 21:05
願い事叶えるための流れ星何度も流す飽きがくるまで
〃
2
13/9/14 21:04
2次会で始まる喧嘩待っている酒と満月人狂わせる
〃
1
13/9/14 21:04
小石も混ぜて海に沈める (十首)
もっぷ
4*
13/9/14 6:41
八月の残照 (十五首)
〃
6*
13/9/14 6:34
共通の話題はつねに天気だけ気象情報全局録画
北大路京介
2
13/9/13 17:58
冬瓜を買う
そらの珊瑚
11
13/9/13 10:25
日記「七月」2 (二十首)
もっぷ
4
13/9/13 4:20
日記「七月」 (十八首)
〃
4*
13/9/13 3:55
西⇔午前三時
〃
1
13/9/13 3:43
どこで間違えたっけかな
TAT
1*
13/9/11 21:15
遅くない今始めても辿り着く君の目指したゴールの向こう
北大路京介
5
13/9/11 17:10
認知症進んだ祖母が見る国は津波きてない原発もない
〃
2
13/9/11 17:09
タイミングいまは悪いし明日の夜君にフラれたことにして寝る
〃
2
13/9/11 17:09
友人ととも
生田 稔
1
13/9/10 9:16
九月の蝉
[group]
そらの珊瑚
8
13/9/9 10:32
美しい声美しい顔
夏川ゆう
3
13/9/9 10:30
嘴も翼もなしにジャンプして砂漠の鳥は喉を潤す
北大路京介
0
13/9/9 1:00
せやから惚れましたて何遍も言うてんちゃうんかいだーほ
TAT
1
13/9/8 20:25
どしゃ降りがトゲトゲにした海原を優しい風が静かに寝かす
北大路京介
5
13/9/8 1:00
母の手を握り階段一歩ずつ降りる子供の足の小ささ
〃
5
13/9/8 0:59
球音を聞く度ひどく甦る九回裏に打たれた悪夢
〃
1
13/9/8 0:59
傘を捨て (六首)
もっぷ
3
13/9/7 15:38
薔薇に酔う少年の肩痩せていく鎖骨に溜まる雨がワインに
北大路京介
4
13/9/7 0:36
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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