リモコンを隠す妖怪ざまあみろ接着剤で固定してやる
愛してる愛してるって歌うほど僕の知らない君が詠む歌
みゆきしか流れぬバーに色あせた飯島愛のポスターがある
子規の本読み散らかして柿喰んで出家したしと死にたきを言う
それぞれのはなしのはなしきまぐれにとり散らかしておりまして
鱗雲やきつきすぎて目からうろこくもって、そら、あきがきたらしく
まっさらなノートの白にたじろいでやれることすらで ....
夕闇の気配感じている身体足早になる冬の帰り道
情報が溢れる世界渦になる翻弄される人々がいる
春になり遠出しようか考える空想すればするほど楽しい
有名な人達の絵が飾られて切り取られてる ....
順位のない星占いの English 誤訳しないで誤読してみる
90度で固定された視界からチラシのようなありふれた空
袖口の緋色の染みに宿るX 左手と眼と記憶を喰った
....
君渡す 海の音色に 目をつむり
青の記憶を 刻み込む
金で買う愛の途中で飲む酒と昭和歌謡のジュークボックス
天井のファンは回っていないけど黒い天使はゆっくりスピン
机ごと持ち上げてみて外側でわらってみせて「創世記だね」
あたらしい季節になって全身のくうきの替わる窓のあること
この星のすべてのテレビが壊れてもだれも困ってくれないのなら
....
バブルバスにドライアイスを入れたのが魔法使いの一歩目でした
新しい扉を開ける左手に誓いの指輪キラリ輝く
.
いざよひに遊ぶ視線をひらめかせ
まろきもの憎むきみぞ恋しき
ひさかたのあしたに消ゆるいざよひの
みちたりぬ{ルビ角=すみ}思ふわれかも
.
待宵や
身を惜しむよに
あと一夜
曇るゆえなお
むね焦がれつつ
十五夜の
美しからん
雨のむこう
さぞやと思い
月も我が身も
欠けてなお
明かり降る降る
十六夜の
大 ....
富士山にいつか二人で登ろうね天保山で指切りをした
ラーメンの汁飲み干した丼の底に当たりの文字でおかわり
永久不滅ポイント0のぼくら硬度10の憂鬱ふらっと
こめかみに指ピストルを押し当てるネジ式のサイレントサイレン
こなごなと呼吸うれいてる断片たちうちできない夏に埋めて
....
雷が動物園に落ちるとき縞馬の白黒が反転
立ち漕ぎでペダルを漕げば何処までも行ける気がした羽根もないのに
歌集平成二六年七月二九日より
妻とドライブ
三上山いつも正面に見え神のみ手なる不思議をおもう
書きなれて歌小説詩などもストップさあたらしくせむ
盛夏なり緑の植物濃きみどり街路 ....
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い
ありがとう
ごめんなさい
中間が一番いいと素朴に思う
ピーラーで削られていく大根と履けなくなったズボンのある部屋
疑うことなんかより 何か食べようよ
嘘をつかないで 太陽を浴びようよ
本当が見えてきたら 僕の本当を埋めよう 君の本当に近づくまで
心の声 風邪ぎみだと感じるのが常
風邪ぎみでない日は いつまた風邪ぎみになるか不安で
その事を考えたとたん ゴッホゴッホと心が咳をする
笑顔はわがままだ 苦しみを嫌う 笑顔はせんさいだ 苦しみに勝てない
笑顔はやさしい 苦しい時はちゃんと距離を取ってくれる
中途半端にならないように 側にいながら構わない
黒点
下り階段
使用済みのゴム
先っぽしばって
指先で
チョン
チョン
ゲロったね
そう言って女
ブランドモノノ
大切な口紅
アソコニイレテネ
大切な秘密
そうやって女
守ったね
ブローニーフィルムみたいに大切に試してみては破くコンドーム
ことごとく逆らいきれずに動物の骨だったという楽器にさわる
叫ぼうとしても脊髄反射だしなにかを失うわけではないよ
....
短歌
タイトル
投稿者
Point
日付
リモコンを隠す妖怪ざまあみろ接着剤で固定してやる
北大路京介
4
14/9/18 0:53
愛してる愛してるって歌うほど僕の知らない君が詠む歌
〃
2
14/9/18 0:52
みゆきしか流れぬバーに色あせた飯島愛のポスターがある
〃
4
14/9/18 0:52
柿
もっぷ
2
14/9/17 20:46
さよなら鉛筆、トンボ印のちびた秋
阿ト理恵
7*
14/9/16 21:30
情報
夏川ゆう
0
14/9/16 8:56
空の葡萄
深水遊脚
6*
14/9/15 11:15
晩夏
狐ヶ崎
0
14/9/15 3:47
金で買う愛の途中で飲む酒と昭和歌謡のジュークボックス
北大路京介
3
14/9/15 0:35
天井のファンは回っていないけど黒い天使はゆっくりスピン
〃
2
14/9/15 0:35
PLANET NEWS LEVEL 7
ことこ
3*
14/9/12 21:50
バブルバスにドライアイスを入れたのが魔法使いの一歩目でした
北大路京介
2
14/9/12 0:30
新しい扉を開ける左手に誓いの指輪キラリ輝く
〃
2
14/9/12 0:30
十六夜2首
Giton
3*
14/9/11 9:11
十五夜 三首一連
中原純乃
2*
14/9/11 1:38
富士山にいつか二人で登ろうね天保山で指切りをした
北大路京介
2
14/9/11 0:25
ラーメンの汁飲み干した丼の底に当たりの文字でおかわり
〃
2
14/9/9 22:23
硬度10の憂鬱
阿ト理恵
9*
14/9/9 21:10
雷が動物園に落ちるとき縞馬の白黒が反転
北大路京介
3
14/9/7 22:11
立ち漕ぎでペダルを漕げば何処までも行ける気がした羽根もないの ...
〃
8
14/9/7 22:11
歌集平成二六年七月二九日より(一)
生田 稔
2
14/9/7 17:29
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い
北大路京介
14
14/9/6 22:08
中間
陽向
1*
14/9/6 16:29
ピーラーで削られていく大根と履けなくなったズボンのある部屋
北大路京介
3
14/9/5 21:59
真実との君と僕の本当の今
陽向
1*
14/9/3 15:25
風邪ぎみに戻る不安
〃
1*
14/9/3 13:27
笑顔と苦しみ
〃
1*
14/9/2 19:51
「異物感」
宇野康平
0
14/9/2 0:50
「ヒミツ」
〃
0
14/9/2 0:33
カスピ海ヨーグルト
ことこ
8*
14/9/1 21:47
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.51sec.