魂は癒える事などないんだと知っているけど生きるしかない さくら散り賀茂の水辺で浮かびたる
ながれながれてどこへいくやら

露ふくむ若葉横たえきみをまつ
我が身虚しさきみぞや知らむ

おだやかに流れる時を肌にうけ
加茂をみおろす桜の並木

 ....
田は朽ちて遥か遠くに去る声の
懐かしきかな小さきかはず
 

悲しみを
そっと忘れてしまうため
安めの言葉に身を委ね、眠り





罪深い
愛がこころを満たすとき
忘れたいほど消したい君を





轟いた
雷鳴 ....
これ以上失えないっていうくらい深い夜から君は見つかる

簡単な夢を見ている 生温い浅瀬であなたが手を振っている
お客さま
対応という
アナウンス

師走に向かう
夕焼けとかさ



好きな人
のことでもふと
思い出した
ふりでもしてさ

穏やかにゆけ


 



 ....
コップから溢れる水を集めては集めてみては溜め息ばかり

ぼくたちはみんな無銘とラベリング とマウントされボクラ評され
ぺたりぺた?ラベラー機には見えないし いろいろなこと学んでいるのに


 ....
詠んだけど書かなかっただけ思っても言わなかっただけあなたには

飲んだ嘘吐き出した嘘夜の数 囁きの音 数え忘れた

あしたからあなたを忘れて生きていくひとりで靴を履いて出掛ける
目が覚めて失われるのは物語
燃え尽るのは安い情熱

もう一度しようと思った 間違いを
同じ熱さで焼かれてくれる?

うつぶせの君のまつ毛と同じくらい
やさしいものって他にないよな
みぃんなの
希みも祈りもことわれないから
ついたあだなが  博愛ねーちゃん


さらさらと
風に吹かれて揺れる髪
かきあげる手が震える街角


さざなみの
ような彼女 ....
 
 十六の胸で炸裂せし「檸檬」褪せぬ果汁よ残りし種よ

 図書室で恋うちあけし{ルビ汝=な}の弾いた合唱祭のピアノ忘れじ

 「もうひとつ恋終わったの」と告げられし十七の残酷はいま ....
幾年の想い変わらぬ面影は 
心休まる祖父の微笑み

今はただ空しき想い胸にして 
在りし日の夢祖父と願わん

黒き眼のはたと閉じたる様まさに
花びら閉じる音に似たり
闇よりも
やさしい眼差しする君の
蛍みたいなうたを聴きたい


満月を
神さまの目と想うのは
疾しい希みを胸に飼うから



終わらない
悲しみ色の五月雨が
歌を ....
 

手を上げて
横断歩道を渡ってる
ランドセルさえ重たげな子ら


さぁ今日は
部屋の掃除をしましょうか
夜には海でもみに行きましょうか


いつまでも
泉の女神に ....
大谷はハラスメントか素地下地いまの日本ってボエム大国

注)連日連夜、メディアが大谷翔平のニュースばかりを流すので、
聴衆に圧がかかるとして、大谷ハラスメントという言い方がある。

アメリカ ....
ヨーグルトの上澄みすくい減塩を如何に美味しく出来るか勝負


日本食は美味しいけど塩分が多すぎるのが玉にきず
まだここではホエイの文化は育ちにくいみたいだし
inkweaverさんか ....
待ち侘びた
  秋のお客が
    二羽三羽

  {ルビ山雀=やまがら} {ルビ鶫=つぐみ}
     {ルビ百舌鳥=もず} {ルビ尉鶲=じょうびたき}
金色の
夢をみている うつくしい
世界があした
おわるといいね
饒舌な指の間で跳ねる君
誰の歌でも誰の指でも
 
なにもない壱参捌億の静かな宙
喧騒の我らはONE STAR覚え,,

ひとつとせ座敷童子と手鞠する
ひとりあそびか これはニ人?

オープンにする意識の段階で
読み手いれれ ....
朧月
いっそ星ない夜空に広がり
コーヒー牛乳みたいになれよな


欠けたのは
月かそれとも愛なのか
わからずいつも満月を待つ


今生の
別れとかいうことばにも
近 ....
生きるなら
だれかを信じてみたいかな
あの雲のうえハレルヤハレルヤ


賑やかな
自然の声がイエスと云う
緑の森に緑の風吹く


笑顔だけ
忘れることなく生きて来 ....
すこしだけ
助けてほしいと君をみた
僕の電波は受信できない


真っ白な
背中の線が好きだって
「なにそれ?」じゃない、なぜだか好きだ



恋なんて
遊びでできるとう ....
暗やみを拭う光を待ちわびて
抱き寄せるのは 悲しい背中
雨滴、遠く凍った届かない声
呼応して歌、露草に預け。
ぼんぼりが灯る参道すれ違う人のひとりがあなたのようで

いつだって食べきることができないでもて余すのに追憶を買う

はかなさとうつくしきこと金魚釣り尾ひれ胸びれ赤い焔よ

人波をぬければ路 ....
 一篇の詩は極まれり 画布をまたひるがえすのみ無名のひとよ


 守一の猫たちどまる秋の雨いまだ降りをる窓を眺めて


 だれに口惜しき過古ありぬ ぼくら係留場の反対にゐて
 ....
こんなにもどうして愛していましたか はばたきもせず囀りもせず 人類がきらきらと死に絶えた日、ずっとブランコに乗って見ていた


憂鬱で空っぽな日の日記には「完璧でした」と一言、笑う


幻滅に満たされて「人が嫌い」と書き殴ってる、人の言葉で


 ....
訳もなく泣いちゃうような感情を旅の私のお守りとして


この世には存在しないイメージが廃墟になって続く裏庭


君との距離が離れてく天国で数えもせずに錠剤を飲む


「何で笑いたくな ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
_TAT124/11/30 14:32
四季彩歌栗栖真理亜124/11/22 20:37
かはず324/11/19 21:35
悲しみの夜遊び秋葉竹024/11/19 21:06
簡単な夢[group]はるな224/11/19 13:37
晩秋AB(なかほ...324/11/16 17:10
2024年11月15日 満員電車のなかから足立らどみ5*24/11/15 7:55
[group]はるな324/11/14 22:00
うつむせ[group]424/11/12 14:08
博愛ねーちゃん秋葉竹124/11/11 19:41
突然短歌平瀬たかのり7*24/11/11 19:28
祖父の命日栗栖真理亜024/11/11 0:16
夜が好き秋葉竹124/11/9 9:56
冬の夜124/11/7 8:20
経験しておいてよかった大谷ハラスメント足立らどみ4*24/11/6 23:04
ホエイにゆばでミキシング4*24/11/5 5:41
茜色ヒロセマコト6*24/11/4 0:34
金色[group]はるな124/10/30 9:22
[group]024/10/30 9:05
ひとつの星に生まれて、足立らどみ324/10/29 8:07
愛してしまいたい秋葉竹224/10/27 7:27
生きるって生まれてそして死んでゆくただそれだけのことじゃない ...224/10/19 16:36
乱れ髪124/10/17 8:21
背中[group]はるな024/10/16 8:21
_中沢人鳥224/10/8 23:28
夜市そらの珊瑚4*24/10/6 11:37
『世界樹の断面』以後中田満帆424/10/5 10:50
さえずり[group]はるな124/10/2 11:09
光るゴミたちの終点由比良 倖1*24/9/27 13:13
透明なピリオド2*24/9/27 13:12

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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