1.
歯止め。折り合い。エイプリルフール。テリトリアルピッシング。俺は直滑降のペンギン。 1:28 PM Apr 21st Keitai Webから
2.
エンジの絨毯の上で、十文字の姿勢 ....
黒と白だけの問題ではない
見回すだけで
写真週刊誌は
血生臭い死体に事欠かない
国家間だけの問題ではない
いつまでも許容される
凶弾や破壊が
ピンポン玉を潰すように
魂の尊厳を ....
表現主義の映画のような
歪んだ空間に入り込む
心身共に平衡感覚を失い
パタリと事も無げに倒れる
すくっと立ち上がりBreedを歌う
マグカップのスタンディング・オベーション
マグカップ ....
水たまりを跨いだら、一国の王になっていた。
捨て猫の声が聞こえてくる。何故、捨てられた猫であるとわかるかというと、猫の言葉がわかるわけではなく、捨てられた猫の啼き声は、激しく依頼してくるからであ ....
僕が煙草を吸いだすと
君はすねた顔をする
そりゃもうじとっと
僕が煙草を吸いだすと
君は頬を膨らます
そりゃもうぷくっと
煙草が嫌いな理由を聞いたら
....
とても壊れやすい成分で
あなたは人になった
よりによって
ヨーグルトだった
カスピ海
と、発音さえできない
あなたの名前の
一部なのに
思い出のページは破り捨てるつもりだったのに
何気なく捲っては
風化して色褪せた端を眺めてしまう
変わらぬ気持ちはないはずだ
そう
色褪せたこのページのように
記憶も ....
人は天井に
朝の訪れを知る
世界の中に吹き渡る 思いは
海を流れるだろう
海の景色に夢を見た 私は
風の流れを 起きあがる
人の何も知らない
体の奥を
暗闇で じっと 考えている
....
雲をみあげた
青く白く薄灰色
そこにはただ空が
空
という名の空間が
ひろがっていた
わたしも
その空間の一部なのだと
わたし
という ....
+ + + +
ワイヤーの入った
硝子の向こう
街の暗闇を
雨粒がはしる
必ずしも重力方向という訳でなく
+ + + +
夜が ....
空飛びたいってゆうからさ
『手』貸してやるのさ
泣きたいってゆうからさ
笑いたいってゆうからさ
帰りたいってゆう ....
世界にはなんの
影響もない速度で高速をぶっ飛ばす
悲しくもないのに晴れやかだ
嬉しくもないのに見つめてる
普通の夜だった
この時代のなんてことはない
どっかのなんてことはない男 ....
ドクロが路傍に立っていて
『よう金貸してくんないか?』って
そう言いやがる
....
今夜ぼくはきみに当たり前のことを言おう
祈りっていうのは、祈るような状況じゃなきゃ、祈らないもんなんだよ、
山登りっていうのは、山を登ってなきゃ、登らないもんなんだよ、
だから今夜ぼ ....
あれれ
ワープ航法だってさ
今時
巨大なタコみたいな奴が出たよ
五匹
六匹
ウジャウジャウジャウジャ
グネグネグネグネ
不時着したんだ
小惑星に
US ....
みんな誰かに救われたいんだろう
無垢でほんとはいたかったんだろう
汚れた部分を洗い流して
綺麗になれればいいのにね
だけど汚れてしまったおかげで
君の悲しみがわかるなら
君の痛みがわか ....
私がまだモクセイ科モクセイ属の常緑小高木だった頃
女は窓に立つ鳥でした
私がまだ荊のような神聖さを保っていた頃
女は鳥をやめ風景になりました
そんな女が周期的な区分でグラデーションを繰り返す間 ....
今まで私は何をしていたんだろう
と思った瞬間に少しだけほんの少しだけ
眠っていたことに気付く
それにしてもこの疲労感はどこからくるのか
ふと横を見ると着物の小道具の山がある
着物と長襦袢 ....
100528
粘度が異なるヨーグルトを混ぜ合わせて
コンクリートのように堅くしたらどうなのと
パン屋さんは考える
お店の隅には
バターやチーズ
....
長いトンネルを抜けると
また長いトンネルだった
不思議に思って
後ろを振り返ってみても
やっぱりトンネルだった
はるか前方を見ても
やっぱりトンネルが続いていて
入り口まで戻 ....
呼吸するみたいに愛してるとかしてないとか言われても
表情の愚かさが味覚に残っていて忘れらんない
惜しいシュートが何度も何度も何度も映し出されてた
でもあの瞬間の落胆はあの瞬間に ....
形を為した
カタツムリ
拡散する認識を
揺れる軌跡と
ダブらせる
体温は感じられない
鈍い冷ややかさ
薄い皮一枚を剥ぎ取れば
生臭さが漂う
調子はいかがですか?
良いですか ....
脳軟化症の徳三爺さんは
丸めた古新聞で家のTVを叩く
偉そうな人が映る度に
ウーウー言いながら
丸めた古新聞でTVを叩く
以前は政党とか見分けをつけて叩いていたのだが
近頃はマイクの束や街 ....
好かないで下さい嫌わないでください
構わないで下さい無視しないでください
求める事を捨て去った口に存在する事をお許しください
破り裂けそうな空っぽが
どくどくと狂おしく音を立てど ....
腰を繋げるくらいじゃ駄目 この不安感は拭えない
狂った脳髄を 今すぐそのライフルで撃ち抜いておくれよ
切られて裂かれて食べられてしまったら 私はやっと安心して眠れるのだろう
繰り返す 乾 ....
空が手招いて、大地が手招いて、 引きちぎれ、ぶっとんじまった私は、
私は私は私は・・・と口をぱくぱくさせながら 、
「お前は誰?」と、やけに希薄な空に問いかける。
言語は共通ではなく、私に見 ....
いんざ だーくないと
背後からふくらはぎを
長い槍で突かれた
二の槍 三の槍飛んできて
背のドラゴンタトゥーの
両目を貫いていった
標本の虫みたく
アスファルトに磔になった
俺 ....
離れたくないから
ぎゅっと結びたかった
なのに 切れて しまった
あなたは遠くなる
急がなくちゃ
ばらけた糸を紡ぎなおして
あなたに追いついて
結んでこないと
待って
待 ....
陽が落ちた後
安堵感を湛える
紫色の時が好きだ
その中を君と二人で歩く
永遠なんざ
詰まんねェもんだ
そんなもんクソ喰らえ
そう思いながら
....
隔てられた 闇の空に 瞬く星は 儚くて
・*・〜・*・〜・*・〜・*・
5/29「自由詩」につづく
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=211219 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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