卓越した頭脳に何の問題が有るか、なんて
利己主義の恋人は言う
あなたの彼女の精神は病んでるって言うのに

袋入りの粉にまた手を伸ばす
あと一回

これしかないのよあたしには

また着 ....
おまえがメシを作る前に
言っておきたいことがある
非常に厳しい
俺にとって
ひじょーに厳しい話ではあるが
俺の決断はゆるぎないものだ(と思う)

俺の好物の揚げ物をつくるな
旬の魚の刺 ....
静かにうたえば
静かな明日がくると夢みた
みそうだった
こんな静かな夜だから

どこからか訪れるはずの
朝がくる前に
私は少ししなければならない
たとえば謝罪のような
 ....
ココアが飲みたくなって
君に「ココアどこ?」ってきいたら
君は心配そうに近づいてきて
おでこの熱をはかってくれた

僕はあわてて
「違うんだよ」
「ここはどこ?じゃなくて」って
言い終 ....
いつかは消える。記憶も、言葉も。

記憶は深い霧の中へ。言葉は風に飛ばされて。

手を伸ばしても届かない。
どれだけ走っても追いつけない。
そしていつかは、消えたことも忘れてしまう。
必 ....
やさしい色を身に付けたいけれど

うまく馴染んでくれない


気が付くと

いつも

寂しい風景





「いろはにほへと」


と、言うけれど


夏の幻 ....
                   100608



カビンにバラを活ける
埋められた青春が泣きだしたのか
一斉に花を咲かせたベルばらの日々が
昨日のように感じられるのか
春猫 ....
急逝蝶苑だったのだ
ドップラー効果を知っている
無線無料タクシーに 乗って
ダンゴ虫のポーズを とって
行き着いた 場所は
             
碧の体液は セルロース製では
 ....
夜になると

傍にいるひとは

もっと近くに来て

遠くにいるひとは

もっともっと離れて行く
湖に溺れている豚
必死な形相
肺にあふれる涙
私は歩けないから祈った
永遠に沈黙が続くなら
壁に骨をぶつけ
音楽を差し上げます

青空を
深々と突き刺すスズメバチの群れ
赤く腫 ....
東京という首都は

田舎者が寄ってたかって

作り上げた理想の街だ

好き勝手に恥知らずに

過ごせるところ

電灯の明かりを

何時までも灯す為

人のわざ ....
死んだライオン
生きた女神
塊の溶解
反射する赤
額の皺

時間をかけてゆっくりと
育んでいくように
紐解ていくように
途中
道を間違えて
ドコかわからなくなるかもしれない
君 ....
硝子造りの七色都市構造が、瞬間的大瓦解を経験した夜明け
かつてない沈黙と瓦礫の地に、透明な砂がきらめき流れてゆく

ひときわ目立つ明星の下、
青く波立つ薄い硝子板に挟まれて
銀の髪もつ鉄製の ....
あと10日で
あたしの生まれた日が
来る

もう
嬉しくもない年だが

1年に一度
この日は
母に 感謝の電話を入れる日に
している

なぜなら
遠いこの日
あたしは産まれ ....
胃にもたれるほど

甘いショートケーキなら

忘れさせてくれるのか。
僕が死ねば
君は僕を愛すのか

では僕は死ななければ
君に愛してもらえないのか
玄関が開いても
わたしではない
ので
もどす
お昼に食べた
おとうさん
おかあさん
ひとしきり泣いたあと
ゆっくりと暮れる

そういえば
今日は人死にがある  ....
つないだてをはなさないままで
わたしはねむりにつきたいのです

あなたは ないてない とつぶやいて
またなくのです

あのひわたしが すきだ といった
ゆりのはなのかおりをただよわせたま ....
 1.花畑に咲く

{引用=もう朝は終わってしまった
ちいさな女の子の
やわらかな手のうえで



朝は終わってしまった
だれかの罪が
ぼくの眠りを食んで
プランターの中で育って ....
ビールでも水割りでもごまかせない夜があると知った


枝豆だったらイケたかもしんない、んなわきゃない


じゃあほっけは?とかどうでもいいからお会計済ませて


明日会社休むとか言っ ....
これ以上ないって程の底辺にいる気がするが
それでもあなたとは別の底らしい
もしかして偶然であったとしても
ちらん と見るだけでナニモしないだろう

底と空は同じ場所だ
底につけた爪あとが  ....
誰かが言った言葉を
僕は
プラカードに押し込める


持ち歩いても
僕には
所詮関わりのないこと


遠くに行きたい
自分の言葉で
他人の思想じゃなく
自分自身の血肉 ....
うたを歌わなくなって陰影がわからなくなる
道端にすべて宇宙の残骸がおちているような
夕暮れまで秒読みを開始してアルミの屋根を
じっと眺めていた小国民少年少女一様に空へ

沈黙はもうだれもみな ....
 
 
故郷の
桜の木が老いている
むかし酒屋だったところが
更地になっている
火の見櫓もなくなって
夕方になれば
知らないメロディが
柏の原に鳴り響く

昨日見た夢を
母に話 ....
無能なる学者として
私は 生き残っていくことだろう
過去に抱えた 問題の解決策を探りながら
見つめた 影の形に 日が暮れる


私は波紋を見つめている
筋の間に捉えた リズムを
池によ ....
噴水の水が初夏の光に輝いています

少し汗ばんだ笑顔が眩しかった

指文字の「ら」を示しながら
クロスフィンガーサインの意味を
教えてくれた。
 

橋のたもとで

待っていたの ....
宇宙へ打ち上がる星になりたい
ジェットエンジンなんていらない
魂を燃やして空へ
真っ直ぐに飛んでいく
塵ひとつ出さない


空を見ない人は気付きもしない
僕の旅立ち



{引 ....
ふたつの言葉が死んで
ひとつのフレーズが残った
俺はそれを際限なく殴り
本物の血が流れてくるまで待った


稲妻は脳髄を
喰らいつくすように走る
傷みとも呼 ....
物事を決めることが苦手なくせに
わたしはいつでも答えを望んだ



夕闇に肌の色も溶け合うような
あやふやな暑い夏

ゆらゆら揺らめいたのは
空気なのか こころなのか

 ....
手首につけた 花柄シュシュ ゆれる あなたが外した 

時計を逆に回して10年前

もし あの娘とあたし 同じように 目の前に

現れたら あなた どっちを選ぶの?

好きな気持ちは  ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
めらんこりあ梨玖010/6/8 22:51
断食宣言[group]花形新次2*10/6/8 22:29
しゃららの夜朧月410/6/8 22:18
「ココアどこ?」ベンジャミン2*10/6/8 22:14
都合のいい人間izumi110/6/8 22:13
ポエム5*10/6/8 22:00
ピタリと閉まるあおば2*10/6/8 21:59
急逝蝶苑鵜飼千代子7*10/6/8 21:49
小鳥6+10/6/8 21:39
痛みの歴史桐谷隼斗410/6/8 21:17
首都蒲生万寿010/6/8 20:59
匿名的にある美しいものOz310/6/8 20:54
ヒステリカル-ロジック-03 行方不明最先端都市北街かな610/6/8 19:42
誕生日森の猫4*10/6/8 18:29
ショートケーキ小鳥010/6/8 18:11
死体愛好家梨玖110/6/8 18:03
たそがれ古月410/6/8 17:54
献身梨玖210/6/8 17:50
ゲルニカ[group]草野春心310/6/8 14:49
オフィスレイディ。ゆきちゃん。410/6/8 14:49
地底獣朧月110/6/8 13:29
Sanctuary寒雪010/6/8 8:45
どうかね 君は瀬崎 虎彦410/6/8 8:36
小川 葉410/6/8 1:51
いつも現役として番田 010/6/8 1:20
ピンクのガーベラ板谷みきょう3*10/6/8 0:56
星になること木屋 亞万8*10/6/8 0:39
誰も嗅いだ事のないいかがわしい臭いホロウ・シカ...2*10/6/8 0:06
花水葬ロリータ℃。610/6/7 23:38
23歳ゆきちゃん。310/6/7 23:37

Home 戻る 最新へ 次へ
3295 3296 3297 3298 3299 3300 3301 3302 3303 3304 3305 3306 3307 3308 3309 3310 3311 3312 3313 3314 3315 3316 3317 3318 3319 3320 3321 3322 3323 3324 3325 3326 3327 3328 3329 3330 3331 3332 3333 3334 3335 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.45sec.