なまたまごを
グシャッて割るように
こころを裸にされてしまった

ひとすじ、
流れ落ちたのは
悲しみを無視して
終わりにしようとして
笑ったとき。

その唇、
 ....
誰かに頼らなくて良いように
まいにち酔っ払っておわる
汚い靴を触りながら
昨日の食い物を思い出した

ひどい思いはもういいよ
苦しい思いはもういいよ
嬉しい気持ちもうんざりなんだ
 ....
土曜日 雨のち晴れ。現場にて。
そういえば、昔は土曜日も両親は仕事で休日は日曜日しかなかったな。小学校もたしかそうだった。半ドンではあったが。それにしてもどうしてぼくはこの令和になった今でも土曜日に ....
「ドラゴンが自然な姿? どういうことだ?」アイソニアの騎士が尋ねる。
「お前は考えてみたことがないか? 人はなぜ争い、殺し合いをするのかと。
 人は愛する者のために生き、時には家族のために犠牲を強 ....
「一体何が起こったのだ?」アイソニアの騎士とヨランは、驚き、叫んだ。
「案ずるのではない。奴らが暴れ始めたのだ」
「奴らとは? ドラゴンたちのことですか?」
「そうだ。今奴らは、怒りの最中にある ....
「ずいぶんと高飛車に出たではないか。『エインスベルを救え』とは?
 人にものを頼むのであれば、まずは膝を屈するべきであろう。
 ましてや命令など……。俺は、アースランテの千人隊長だ!」
「頼んで ....
女子トイレの汚物入れから
そっと持ち出した
使用済みナプキン類を集めて
コンビニの袋に入れ
弾頭にくくりつけたものを
汚い爆弾と呼ぶらしいが
一部のマニアは
汚いどころか
着弾するのを ....
このあおくうつくしい一日に

イメージ、
内部から現れ

捉え結ばれる言葉、

移り変わる呑気な時に
垂直の打刻を喰らわす

瞬間、

命は苦痛と共に
震え温まり

揺れ ....
何千といる自称詩人から
特に生きている価値のない
自称詩人を選んで
熱湯で皮膚が溶けるまで
煮込み続けること
48時間
すっかり骨だけになった
自称詩人を取り出して
ミキサーで少しずつ ....
私の他にも
自称詩人がいることを
知ったときから
私の人生は変わり始めた
自称詩人が恥ずかしげもなく
おおっぴらに自称詩を掲げて
ネットを駆け巡る姿が
私を勇気づけた

自称詩人
 ....
友よ、と言った君の声をこの耳は聞いた
この耳を大切にしたい
けれども声はすぐに去っていった
彼方へ、とあの人も言った
あの声をそっと眺めていたい
けれどももうここにはなく

日々打ち上げ ....
真っ白な
画面に向かい、
言葉 打つ

美しい、天空の青に包まれ
今日という営み 始まった

画面に向かい 独りに凝集し
私という生、あって
熱、沸き立ち
浸透する 肉に

苦 ....
○「終活」
朝食を食べ終わったら妻が
「昼は何にするうー?」
と気だるそうに尋ねる
昼食を食べ終わったら妻が
「夜は何にするうー?」
と気だるそうに尋ねる
夕食を食べ終わったら妻が
「 ....
「時間」も 「空間」も 「論理」でさえも 「相対的」

例えば あなたは 「時間の速さや長さ」を

「絶対的」に 「感じ」たり 「計っ」たり できるだろうか

そんな ことは  ....
「時間」も 「空間」も 「論理」でさえも 「相対的」

例えば あなたは 「時間の速さや長さ」を

「絶対的」に 「感じ」たり 「計っ」たり できるだろうか

そんな ことは  ....
雨の日に、陽に照らされ
ひたすら泳ぐおおうなばら
わたしはかなしみに
ひたされひたすら泳ぐ

割れ裂ける空、
行かないで逝かないで
君、私たちはただ戯れていただけ

冷え切ったからだ ....
雨は降らないから
マニキュアを塗る

誰にも見せない爪を
どこまで研ぐべきか

痛々しくても
一日が終わるまでに
新しい人になりたい

青い爪を乾かして
今日初めて
空を見たよ ....
あたしもあなたも
自称詩人と分かったときから
恥ずかしい気持ちなんて
何処かに消えてしまって
どんなに愚弄されたって
それが僕らの生きる道だって悟った
ああ、自称詩人になれて良かった
や ....
「科学? その言葉も何度か聞いた。科学とは、一体何だ?」
「科学とは、そうだな。文明が行きついた、一つの到達点だった。
 そして、人間を滅ぼす元ともなったものだ。分かるか?」
「分かりはしない。 ....
「お前は、人間の未来のために、一人の男を殺したというのか?
 俺は、決してお前を許さない」と、アイソニアの騎士。
「しかし、対話なくして、お前たちが虹の魔法石を手に入れることはないぞ?
 良いの ....
アイソニアの騎士は、痛いところを突かれたという表情を見せた。
(エインスベル、エインスベル、我が最愛の女……
 しかし、エインスベルがククリスの生まれ変わりとは、どういうことだ?)
そこに、ヨラ ....
太陽は沈み、白々と月
沈黙に弾丸は込められ
流れ落ちる滝に
犬の死骸が引っ掛かり

わたしは知らない
感じ取る在るもの
その鮮明な正体を
ただ打ちのめされ
ただ立ち尽くして

ひ ....
誰か知らない人に
私の思いが
届くように
自称詩を送ります
郵便局員が
頬を赤らめるような
典型的な自称詩を
心を込めて書きました

「赤いポスト」

真っ赤だな
真っ赤だな
 ....
なんでもできちゃう
わけもなく
それだっていいじゃないか
できないことは
ひとにまかせよう

僕から見たら
働いている人は
皆、超人に見える
可愛いだけで
万難を排す猫

ワイ ....
しりとり四行詩

03/01
俺なんて 言葉
使えなく
なってることに
気が付いて


やさしさも
時には辛くて
そっと呟く
独りの部屋で


サクラ色の頬
風邪みた ....
すみわたる水色
アルルの跳ね橋
輪はひろがってひろがって
川面に輪は
波打ちながら広がって
すべて一体に自ら保ち

水色、降って
降り注ぎ
わたしはいるよ、
ここにいる

 ....
ち、に濁点を打ちたいけれど
だ、ぢ、づ、で、ど、の
だ行の打ち方をすっかり忘れていた
ち、を打って、濁点を打って
ち゛にすればいいのか
でも、そんな打ち方だと
縦書きだったら
ち、と濁点 ....
幸が いっぱいで
なんか ちとこわいのよ

だって幸せって 長続きしないって言うし
その後は 転がるように不幸になっていく
とか 言わない?

あたし それこわいのよ
だから いつ ....
○「結婚·離婚」
結婚しない人たちが増えている一方で
離婚する人たちも増えている
シングルマザーとかバツイチとかに
驚かなくなった
子どもが三人いても離婚したり
姉妹三人とも離婚したり
 ....
この世を去る身に華やかな
極彩色の衣装をまとい

せめてもの
別れの宴を催すように

野山を染めて競い合う
木々の葉たちの別れの舞台


残り少ない秋の日を
精一杯に飾ってくれる ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
追憶、そして秋葉竹122/10/26 22:44
バケツの中身竜門勇気1*22/10/26 22:42
元号の星より本田憲嵩322/10/26 21:40
アイソニアの騎士とエランドル(十四)[group]朧月夜2*22/10/26 19:49
アイソニアの騎士とエランドル(十三)[group]2*22/10/26 19:48
アイソニアの騎士とエランドル(十二)[group]1*22/10/26 19:47
汚い爆弾花形新次022/10/26 19:34
詩想2ひだかたけし322/10/26 19:27
海へ花形新次022/10/26 19:25
素晴らしき自称詩人022/10/26 18:01
ふるる9*22/10/26 16:47
沈黙の青ひだかたけし222/10/26 10:46
独り言10.26zenyam...1*22/10/26 8:41
世界は あくまで 相対的ダンテ カフ...122/10/26 8:39
「世界は あくまで 相対的」122/10/26 0:00
キオクひだかたけし122/10/25 22:26
blueミナト 螢222/10/25 20:15
藤井星「愚弄する」[group]花形新次022/10/25 19:28
アイソニアの騎士とエランドル(十一)[group]朧月夜1*22/10/25 19:23
アイソニアの騎士とエランドル(十)[group]1*22/10/25 19:22
アイソニアの騎士とエランドル(九)[group]1*22/10/25 19:22
夜、神秘の手前でひだかたけし122/10/25 19:19
赤いポスト花形新次022/10/25 19:11
処世術りゅうさん322/10/25 14:02
2005年(cap verses / そよ日暮らし投稿作品)板谷みきょう1*22/10/25 11:24
ゴッホの水色ひだかたけし7*22/10/25 10:43
ち、に濁点たま522/10/25 10:21
はじめますかルルカ122/10/25 10:08
独り言10.25zenyam...1*22/10/25 8:33
別れの宴st222/10/25 7:12

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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