ああ、空は紺青に澄みわたり
春の日差しは暖かく降り注ぐ
白百合のような清楚
胡蝶蘭のような華麗
向日葵のような笑顔
新たなる春
学び舎に花開く
瑞々しき幼子たち
野は緑に ....
私の知らないどこかで
人は朝に 舞う
私の体の中には
希望の言葉が くぐもるだけ
過程の中で
光が生じる
誘惑なのか
真実なのか
淡い光彩
絡み付く
従い
導かれ
ただ明日へ
紫色の物体
2回目の忠告
狼狽える猪
昔の名残
聞こえる囁き
ブナの下 ....
疲れたなら寝むれば良い
悲しい事は忘れたら
色々 溜めて辛いなら
僕のトコに来て
話を聞くよ 君の事
暗い顔は見たくない
やっぱり君は笑ってて
それはきっと ....
雪降るように桜舞う
薄桃色に輝く道の
向こうの果てに
愛しい愛しいあなたがいた
薄桃色の霧雨
水之色に緑の薫り
ぼんやりとした彼岸の先に
愛するあなたの姿が見える
愛し ....
ある日
この場所から消えてしまった人は
声も姿も引き剥がされ
記憶もやがて途切れてしまう
物理的には
どちらも総武線沿線で働いているが
私たちはお互いに点だから
交わることも ....
わたしたちの考えた春というのは
玄関すみでは
魚のかげがうごめく4時半のことだった
羽のあるもののように
わたしもそれの中に入ったり
あるいは
絵を描いている
ゼリー状の
青いこれがわ ....
足枷としての宇宙
今雨粒より早く
君に収斂する困惑と
パステルカラーの宇宙
僕をののしる言葉に耳をふさぎ
やわらかさに溺れるための恋愛
未知なるものを知るつもりはないよ
この緩やかに ....
神様をよくみたら
ソリトンだった
実績が低く、鼻の先で笑われたため、恥としか言いようがない。やはり口数は少なくしないと、思わぬ失点が出てくる。基本的にしゃべることは相手に付け入る隙を与えることであって、しゃべればしゃべるほど追及の種 ....
「もう十分苦しみました」
そして
「これからも苦しみ続けるでしょう」
心の苦しみ 身体の苦しみ
人は苦しみを背負って生きている。
生きるほどに苦しみは増し
私たちを蝕んでいく。
....
一様等方な3次元計量では宇宙は閉じるか、開くか平坦かの3種類ある
アインシュタイン方程式にこれら時空の計量を代入すれば
フリードマン方程式が導かれる
フリードマン方程式を解くことで
宇宙の ....
いつもと変わらない日常のはずだったけど
携帯電話を持つ手が
なんとなく違和感をおぼえて
メールを打つのをやめる。
誰にも縛られたくはないのに
何かに縛られることで居場所を探す
....
どの星座も
夜更かししたり
早起きしたりすると
次の次の季節の分までは昇って来ている
ただ
ずいぶんと深更なので
それをだれかと一緒に見るようなことはあまりない
明け方のアンタレ ....
昔の言葉に生き
昔の言葉に死ぬ
情報が古くなる
最新情報に移る
いつ適応するか
わからない。
いつ必要なくなるか
わからない。
モノの価値判断は
誰にもできない。
幻の平均 ....
ぼろ布になるまで
生ききった
捨てる直前の美しさを
君は生まれながらに宿している
茶碗をふくように
涙をふいて
箸をもつように
骨をもって
君は
青年の目のような黒で
さよ ....
{引用=さあ、懐かしのメロディーを歌ってみませう!}
Ferdinand(ファーディナンド)
イングランド代表ファーディナンド
編み込みヘア
何でやめちゃったんですか
マンチェスターのフ ....
冷えきった鼻先を掠める空が笑う
リノリウムの白いカーテンは地球の鼓動に合わせて動いている
一体になって、私たちの繰り返す細胞分裂はねじ巻き式
降り注ぐ科学が理解している
言葉は知性 ....
人は抱きしめた時にやっと
その者の儚さと
温かさと
いとおしさを感じる
朝
電車の中でペチャクチャうるさいケータイ女子高生
出口に荷物を置く同級生
席を譲らない後輩
昼
パシリに走らされている隣の席の子
オゴれと絡まれてるメガネ君
ゴミを廊下に捨 ....
*
地球はまわる
ぼくらもまわる
ガリレオ相対性のきれいなこと
**
あの人のように強くなくても
あの人のように正しくなくても
やっぱりダメだと
苦笑いする夜も ....
前世の私は花を愛でていた
そんなフリをして無機物を愛していた
それでもそこそこ幸せだった
不味い躯も美味しいと言われた
来世の私は何をしているんだろう?
理不尽な事を言ってるかもしれ ....
電話が鳴った
君は「暇だから・・・」
と言った
白い雲が
空の端から
反対側の端に流れていったのだけ
覚えている
電話が鳴った
君はいつになく無口で
雨音が聞こえていた
....
教室に飽和した言葉
(誰かを汚すために 鋭利な刃を吐く)
「静かにしなさい!」
震えているのは
教室の空気/私の肩
意味がないのは分かっているのに
それでも抵抗するのは虚しいと思っ ....
海に撒くとか
山に撒くとか
けどやっぱり死ぬのは怖いし
これはあくまで
僕が普通に
大往生しちゃったあとの話なんだけど
僕の骨は
君が食べちゃって
君の中 ....
月が雲に埋もれてしまうように
儚い想いを隠したくない
宛先のない手紙のように
本当のことを伝えられない
溜め息をついては
言葉を摘んで誰に渡す?
記憶を信じられなくて
先 ....
天の川 A train crossing
渡る列車 the Milky Way
is
ふぉがとん forgotten
ふぉがたん forgott ....
おお ブブゼラ 鳴らして 酸欠状態 私はブルセラの方が好きなのよ 本当は 熟女のほうが好きなのよ 熟女にブルセラ着せるのが好きなのよ ヤッホ ホート ラン ラン ラン ヤッホ ....
憧れは青くてばかばかしかったけれど
本当はその向こうに欲しいものがあった
美しい石をひたすらに集める夢と
自分を殺そうとするだれかを殺してしまう夢ばかりみる
愛おしい、突然心から言葉が ....
【マルボロ】
かあさん あのね わたしがうまれた世界って
本当の本当は しろい正方形だったのでしょう
そこはとても清らかな場所だったのでしょう?
エタノールで消毒した 清らかな ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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