梅雨の晴れ間に猫がひなたぼっこ

じめっとした空気の中で
さらっとした表情で
陽だまりの
あたたかい記憶を抱いて

梅雨の晴れ間に猫がひなたぼっこ

小さく動く前あしで
水のない空 ....
些細なことなのですが
気に病んでしまうのです。

SNSで申請を弾かれ
呟きを拾うことを拒絶され
作品を否定され
ブラウザも言うことを聞かず

よくあることです。

些細なことなの ....
シュガーコートされた沈黙が、幾重にも重なる
通りはまだ
騒ぎ出すことを知らない
カーテンが染めた光
部屋はまだ埃っぽく
朝が染み渡っていない

寝床は生暖かく
体は必ず汗ばんで
意識 ....
ハートが牙を剥いて

奴隷直伝のシャッフルで鼓舞をする








魂をついばみに来た鳩に僕は


パンの耳と本当に削除しても良いフォルダを投げる
 ....
6月3日
6896頭の殺処分。
間も無く、えびの市、清浄化。

6月4日
昨日までの殺処分完了は135028頭。

6月5日
昨日の殺処分は5498頭。

昨日、牛に蹴られ、目に重 ....
かのじょがほしいといったら
どういうのをしょうかいしたらいいのかと
きかれたので
だれでもいい
といったら
けいべつされた

ただし
だれでもいいというのは
だれでも いい
であっ ....
 
 
誰かのための
湿った窓がある
三本の線を反復できずに歩いて渡る
蟹たち
をわたしは避けて
自分の指の形がいつもより気になったので
どこかに忘れてきた雨傘の代わりに
古道具屋で ....
変わらないと誓ったはずの想いは
どんどん変わっていき

ずっとずっと愛しているよ
そう誓ったはずなのに
今聞けば忘れた、と
そしらぬ顔で。


嘘つきは泥棒のはじまりと
よ ....
日も月もない白い空と
ただ静かな灰色の地
その地平を 巡礼のように
椅子たちが列をなし 何処かへと進んでゆく
*うおのめ

この目は
多年草に分類されるらしいので
潰すたびに
痛みを訴えたりする

だいぶ前からの付き合いなので
最近では
勝手に声を上げたり
膨らんだりするこ ....
引き篭りがちの臆病ウサギ
外には狼がたくさんいるんだ
臆病者は孤立するって
錯覚が頭を支配するんだ

網膜に張り付いた鮮明な記憶
高性能レンズで切り取られた恐怖心の断片

いつから私は ....
月を投げる所作で骨を嬲る

あなたよ
速度を落とし日に暮れ呼ばれ遊ぶあなたよ
春が待つようにして 白く落ちた嘆きがあるのだ
知らずして手をやる 水に揺れたのは破片であったか

 ....
あたし型のポリ袋が
ころがってる

あたしは
それを上のほうから
ボーっとみている

あたし型のポリ袋は
律儀でかいがいしく
汗をふきふき
家事なんか
こなしている

それは ....
{引用=
黒が似合うようになりました
白はちょっと 気恥ずかしくなりました

女になったのはいつ頃でしょうか
どんなふうにしてでしょうか

化粧が上手くなった頃でしょうか
愛するからで ....
どうしよう
思い出してしまった

こんな雨空の日が
私を目覚めさせる


君は 見ているだろうか
私の見ている この空を雨を

ふたをしていたはずの
想いが 
今 少し ....
がんの疑いがあったころから

しだいにあたしの
食欲はうばわれて
いった

たんに食欲がない
状態から

食に対する
欲が
なくなってしまった

食べる意欲がそぎ落ちた

 ....
眼が醒めた瞬間になみだがおちた
さえずりと静寂がみみに滲みた

こどうはひびく


おなじことばで
おなじいろを観て
まぶたを閉じては寂しさをたべた
あけわた ....
夜が来る 何度も夜が来る 双曲面の旋回 
太陽は真っ黒なループだから
トーラス上の軌跡を描きながら
何度も夜が来る
真っ黒な太陽があがるたびに
ヒトとイヌが
並んで歩いている
こんな光景が
朝と夕方にあちこちで見られ

ヒトとイヌは一緒に眠る

遺伝子を未来に運ぶ乗り物として
イキモノはこの世に産まれてきた

だから
 ....
明るい太陽の下に

重たい雲の下に

嵐の夜の下に

あたしのための

にせものの星空を。

嘘でいいの。

信じさせてくれるなら。

あたしをその空に

飛ばして。
               100619




きりきりと袋掛けする童かな
見てきたような景色を作ると
桃の季節が近づいて来る
蒸し暑い空のもと
白百合が鷹揚に咲き
散らかった ....
もめんの色
出会い
かりそめ

息をつく
蒸気をとおして
戻すつながり

熱さまし
衣ずれ
目的地

季節と、契る
ちらばった雲に
指をさして
「こんにゃくゼリーの会 発足!」

ある日突然
それはひとつのテロ、いや革命だった
「老人と子供にはあげません」
と貼紙をして
こんにゃくゼリーたちが檻の中に閉じ籠ってしまったのだ

 ....
今年は海に行きたいな

海こっから何時間かかると思ってるの

群馬は海なし県だよ

じゃあ水族館?

太田にあったような

いきたいにゃ

きりんさんと一緒にいきたいにゃ

 ....
幼女よ、あなたは私の元に舞い下り、
そしてその腕に我が魂を抱きて、
愛の翼持って遥かな空へ天翔る。


幼女よ、あなたは私の全てだ、
いや、もはや全てという言葉は、
私であり、あなただ、 ....
ナギと呼んで空に心をのばす
心は手になり私になり
ナギに届くと思うのだ

思うのだと思うほど信じてはいない
チチチ と鳴きながら近くを飛ぶのは
警戒の意味もあるのだと
私は警戒にあたいす ....
苦しみも
悲しみも
今日でおしまい
長いようで
短い
僕の人生は
これにて幕引き
喜べなくなるのは
ちょっとつらいけど


覚えている
カビの生えた
コンクリートのぬ ....
降り積もる雪の如く
湧き出でる清水の如く

澄明なる泥濘の如く
千里を見通せる闇の如く

私がいくらその大業を厭えど
黙々と自らの責務を全うするもの

とろとろと とろとろと
おっと、ここは船のうえであるというか

ならは、ほれ
釣竿を持て

ほぉら、ほらほら、魚が引いている
竿がつんつん引かれているじゃないか

ほぉら、ほらほら

私が引いてあげよ ....
「君がいなくなった後の話をしましょう」


二人で見つけた、魚の形をした雲
毎日せっせと泳ぎ続けている
月のうさぎはもちつきをして
夏の音は歌を唄い
紅葉は静かに路を染める

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
梅雨の晴れ間に猫がひなたぼっこベンジャミン6*10/6/20 0:06
接続相羽 柚希1*10/6/19 23:33
トンボやや2*10/6/19 22:37
太陽と月に背いてTAT0*10/6/19 22:13
続マラソントキハ スス...4+*10/6/19 21:40
だれでもいいa210/6/19 21:39
湿った窓たもつ710/6/19 21:24
うそつき。さら110/6/19 20:29
旅 景塔野夏子6*10/6/19 20:16
おさかなについての五品山中 烏流3*10/6/19 19:57
ライカ・ラビット相羽 柚希1*10/6/19 17:43
月と骨水川史生6*10/6/19 17:16
あたし型のポリ袋森の猫3*10/6/19 16:21
女になったのはyaka9*10/6/19 16:20
ふと、つと、そっと。さら010/6/19 15:54
食・欲森の猫2*10/6/19 15:53
21gのためいき佐古2*10/6/19 15:43
夜来る佐藤伊織010/6/19 14:46
愛犬家ばんざわ く...5*10/6/19 14:05
プラネタリウム小鳥110/6/19 12:15
白百合あおば6*10/6/19 12:00
はじめて海をみた記憶あまね1410/6/19 10:59
こんにゃくゼリー革命鵜飼千代子14*10/6/19 9:59
わたしの、きりんさん。ki010/6/19 9:29
幼女がこんなに可愛いとは思わなかった一 二010/6/19 8:37
ヒキナギへ砂木13*10/6/19 7:12
招待状寒雪010/6/19 6:32
サンドマンR.F.010/6/19 3:31
李白先生いのせんと110/6/19 2:50
エピローグ三奈410/6/19 2:27

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