「汝はドラグネイアス。我に仕えるものである。
 そして、汝自身が生きた意味も、やがて分かるだろう」
エランドルの言葉に、オーマルは首を垂れたみせた。
「殊勝だな、オーマルよ」──と、アイソニアの ....
毎日同じことが繰りさえされ
ひとは それを 幸せと 言う

喜びも多いが 悲しみも多い
私も ひとと 同じように 
幸せを思う

しかし 常に 一縷(いちる)の
不安が こころをよ ....
人は誓いを自ら破って

幾ばくかの情を亡くしていく

その繰り返しを見つめている

夕焼けを縁取る雲になりたい


古い映画に出てくるような

鈍い痛みに耐えかねて吸った

 ....
 今日もこの世界の中で生きている

 目覚まし時計の金属音で目蓋を開き

 時間の風が流れてゆくこの世界

 空間の踊り場でもがきながらも

 生きていることの素晴らしさ

  ....
おててはクマさん
つめたいお水でお米研ぎ研ぎ
あ、あまり研いじゃうと
えいよう、が損なわれちゃうよ

「お父さん、ちょっと黙ってて」

はい
すみません

だって、お前の初めての、 ....
虚空を見つめる
あなたの眼差しが
まるで異星人のよう

わたしには余り時間が残されていない

在るものを凝視しながら
進む時を生き
在るものの輪郭を確かめながら
肉体に滞在し

 ....
柔らかさから 数えられる
甘くて暗い音色が好き

欠けてゆく 微かに
シンバルに似た月が好きで
砂丘の向こう
足ふみならす鬨の声
青空にぽっちり
あらわれる 黒点が
道にあふれる
 ....
間を 呼吸する
しずかにおちついた心に
間を 見つめる
ただひたすら



魔に取り憑かれ
愛を遊離させた
時代に、
理想は喪失され
肉欲で埋め誤魔化し
それを愛と勘違いし
 ....
要は物理の世界ならともかく
普通に生きている毎日では
鍋はいきなり煮えたぎらない

誰でもわかる摂理の
紐づけができないと
陰謀論がやって来る

私は詩人になれぬ理由があり
悲し ....
僕が 生まれる 一瞬を

僕の 意識が 生まれる 一瞬を

いつも 夢で 見ていて




起きれば 僕が 生まれる 一瞬だと

思いながら 楽しく 夢を 見る


 ....
周りは林檎園ばかり
空気はほんのり林檎の香り

種類が多く
食べ飽きることは少ない
赤い林檎は美味しい

貰ったり
あげたり

土日祝日は人でいっぱい
林檎狩の人でいっぱい
静 ....
名探偵コナンが
1000話をこえて継続中だ

アニメでしか実現しない
魔訶不思議な世界なのに

誰も異議を唱えないのは
なぜだろう

SFだとワリキレバ
許せるかというと

S ....
人間
人生の大半は
寝ているか
働いているか
らしい

つまり
呼吸は
寝る他は
働くための呼吸
だからして
「ビジネスとしての呼吸」
と言うのは
どうだろうと
ちと
 ....
限りなく張り裂けていく哀しみ
限りなく開けて響きわたる歓び

あ 足裏 温まった熱廻った

花咲くココロ、
行き場はないんだ
行き場は切り開くもの

それにしても美しい日だった
雨 ....
窓の外のそらはどんよりしていた。
インドのモンスーン由来の雲が流れ着いたらしい。
「光のない練習曲」を聴いている。
「エランドル様。本当に大丈夫なのですか?
 このオーマルは、貴方様の身を案じております……」
「心配するでない。あそこを見よ、あそこには、
 虹の魔法石が陣座しておる。我の代償としてだ」

 ....
そして、中空に光が放たれた。三人を、七色の光彩が包み込む。
「エランドル様!」オーマルが、別室から叫びながら現れた。
「心配ない。オーマルよ、我がこの者たちに、
 虹の魔法石を渡したことは、忘れ ....
「今さら救世主の顔など、お前には似合わないぞ?
 お前は、ドラゴンどもにエイミノアを殺させた。一人の殺人者だ。
 そして、多くの人間の命を奪ってきたのだ。そうであろう?」
「そうだ。わたしは救世 ....
{引用=愛するもの


この世で

わたしが愛する


生まれてくる

一粒一粒の

見つめつづける


崇高な存在

あふれている

美しいことを知って ....
自称詩人界隈に
もう13年も関わっているが
その昔は
挨拶替わりのイイねが
50個ぐらい入るなんてことが
ざらだったのが
今じゃ多くても10個程度になって
非常に喜ばしい事態になったけれ ....
ポップに弾けて
落ち込む必要ない
突き破った、
突き抜けた、
肉に悶え肉と苦悩し
極北の荒れ地にて
砂場で遊ぶ子供、
離れていく
別れていく
夢中で明るみ


弾ける笑い
魂 ....
だいこんの葉が溶けていた
週末が終わって残数五
こころがふたつ同時に
形を持つということが
同じ風を感じ
同じ雪を見ている

糖化するこの壁より深く
肉体へ蘇るだいこんの葉は
わたし ....
私は今日産まれた
上空をヘリが旋回する
タタ美はブラウン管のテレビを金属バットで破壊しながら
いつどう死ぬのか知りたがり
死ね死ねを連呼した
もしかしたらもう死んでんちゃうやろかとか
2時 ....
いくら
難しい事を書いても
いくら
容易な事を書いても

真の私になれない
その事実が
私をもたつかせるし
悲しくもさせる

まるで
水槽の中で泳ぐ
熱帯魚になって
誰か ....
はらはら バラバラ
落ちる気分、
ゆっくり ゆっくり
持ち上げて

今日の朝に、この時に

光の中にひたりゆく
光の海をおよぎゆく

打ち寄せる波、開ける青、

艶やかな黒髪  ....
スマホには
簡単にタッチするくせに
私には全く

大切に
してくれてるの
わかってるけど

ちゃんと
伝わってくるし
優しいと思うけど

こっちは
もう
そろそろ限界に ....
地平線を
コンガリと

おいしそうに焼きながら

燃える太陽が
今朝も元気に昇ってくる

太陽の正体を
最も感じさせてくれる

朝夕の
ほんのわずかな時間

太陽の正体を
 ....
なしなしの
うちで少しは
あり探す
多忙なウサギの
あとをついてき

アリスなら
同じ数字の
トランプも
個性見つけて
付き合えるかな

脳内が
AI化するにつけ
環境は
 ....
 

ゆっくりと 静かに 並木道を歩いていると 

道の 向こうから 木々の間から 

おおきな青い空の 向こうから 流れる白い雲の 間から 

時間と 空間の隙間から 

時 ....
夜よ、夜よ、夜よ、夜よ。

夜のとばりの中へとわたしを、
連れて行っては、くれやしないか?

夜、風切って、走った、むかし、

走りながら、どこまでゆけば
夜のとばりへ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
アースレジェへの帰還(三)[group]朧月夜1*22/10/29 16:06
日は昇り 日は沈むダンテ カフ...022/10/29 3:58
雲になれたら222/10/29 1:14
生きていることの素晴らしさ佐白光1*22/10/29 0:28
ひとめぼれちぇりこ。422/10/28 22:50
肉と私ひだかたけし6*22/10/28 19:51
花屋への道soft_m...222/10/28 17:54
まにまにひだかたけし1*22/10/28 12:14
詩人の時代を夢みて足立らどみ322/10/28 11:41
僕の生まれる一瞬ダンテ カフ...122/10/28 11:11
林檎は赤い夏川ゆう722/10/28 7:35
勝手時間が流れる世界st322/10/28 7:10
ビジネスとしての呼吸ルルカ2+22/10/28 3:55
音楽が鳴る最中、音楽が終わった後で*ひだかたけし122/10/27 22:55
曇天の一日ナンモナイデ...4*22/10/27 20:12
アースレジェへの帰還(二)[group]朧月夜1*22/10/27 19:53
アースレジェへの帰還(一)[group]1*22/10/27 19:53
アイソニアの騎士とエランドル(十五)[group]1*22/10/27 19:52
湯 煙2*22/10/27 19:50
野垂れ死ね、自称詩人花形新次122/10/27 19:50
世界の途、一人の未知ひだかたけし5*22/10/27 19:33
だいこん 蜃気楼soft_m...122/10/27 16:54
「生きてるものはいないのか」1分40秒モマリサ公222/10/27 15:59
ルルカ122/10/27 12:08
詩想3ひだかたけし2*22/10/27 11:49
先に触れて?ルルカ122/10/27 11:43
太陽の正体st422/10/27 11:10
アリスのため息足立らどみ222/10/27 8:28
時間と空間の声が聞こえる ダンテ カフ...122/10/27 8:13
夜よ秋葉竹222/10/27 3:23

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