助けてあげたい気持ち
でも何もできない気持ち
はがゆい

大切な人が困っていても
お金がないことを
助けてあげることは
難しい

こんなにも世の中には
本当に困っている人がいるのに ....
十年後
きみは覚えていないだろうね
ぼくがこの腕の中に
ありったけの愛情を詰め込んで
きみを抱きしめていた
寒い冬の夜のこと
いつまでも続くはずだった道程が
突然消えて見えなくな ....
暗い、手の。しるべ。として。異教の言語を。抑圧された、あるいは、した。夜に。排卵する。血を争い、廃滅する。かけがえのない、すべての。些細な日常の、陥穽も。不可避に。わたしは、学習する。



 ....
触れるものすべて手繰り寄せて
なぞった自身の輪郭
気付いてしまえば単純な話で
出来あがったのは迷宮でした

ほらね、気付いていたんだろう?
求めることで誤魔化していたんだろう?

 ....
平素は決して交わらない、あなたとわたしが。
互いの名も知らぬ、あなたとわたしが。

刹那

あなたの情動する皮膚が、血肉が、硬骨が、わたしのものとなり、
わたしの宿す恋情が、想念が、覚悟が ....
 
 
ふりむけば
母がいる
ふりむかなくても
父がいる
はずだった

およぎ続けなければ
死んでしまう
魚のように
生きている

けれどもぼくは
人間だから
時々
息 ....
石畳の路
無数の傘がふわっと咲いた
メレンゲの心が少し浮き上がる
赤、白、青と色とりどりの傘の中を
空から鉱山夫達を乗せた汽車が降りて来る
蒸気を吐き出し、漆黒のボディを捻り、
 ....
国を統べる覚悟はあるか
国土も、国民も、法も王も
たった一人
自分一人だけの王国を

心身全くもって健全な人間などいない
そんな理想の国など
どこかにならあるというものではない
五体や ....
                  100622



反応が余計だと思うのだ
現象とか起源とかに束縛されて
ピチカカと今日も疲れている
一日歩き回ったあげく
上司から小言を食らい
 ....
つみかさなる
理由なんてない
自分以外の意識と
対峙しただけ

あなたの唇は
とても卑猥だ

漏れる音
吸われる熱
食べられてしまうと
思わせるくらいに
囚われている
15の時 演劇をやりたかった

が 部の雰囲気が悪く
音楽系の文化部に入った

戯曲”ロミオとジュリエット”に
あこがれていたから

その希望のままに
今も あたしは
生きている気 ....
思いを流れる
風の中に ぼんやりと
私は眠る
風の どこに流れるのだろう


考えることなど ない
笑うことすらなくなった
食べていられたならと いつも願っている
幸せである世界を見 ....
セーラー服を着たおばさんから
愛をこめてヘルペスのプレゼント
夢中でがんばる君にエールではなく
とっておきのヘルペスをプレゼント
さあ こちらで一列に並んで下さい
三十分ほどでご案内出来ます ....
茶柱が立とうものならへし折ってやる
サブカルに傾倒したお前らに未来はない
哲学と就職の話題を一時にするのは止せ
今から半年後に俺だけが悲しくなるから
ウイニングイレブンの常識を持ち込めば
そ ....
さらさらと

石油にも似て黒々と

海まで続く夜の川

眺めていたら

魂まで流れゆくかも


きらきらと

私を誘う悪い川

しっとりと長い髪のよう

何故だか女 ....
雨だからかな

話しづらいのは

雨だからかな

重い空気は


昨日の後に

僕の知らない

時間があるから

不安になるね


雨だからよね

目が合わない ....
2人して落ち込むことがあった週末だった。



「解決したよ」とメールしておいた本日17:03。




数時間後に不意に電話してきて。



2人して落ち込んでいた件につい ....
疾走する赤き車
似つかわしくない車
それでも
気にならなくなった
麻痺したのだ

新産業道路から
尾久橋通りへ
さらに環状七号線へ
夜の四車線道路をとばす
その恍惚感

月の光 ....
私が詩としてこの世界に遺す想い

それは他の何ものとも混同されてはならないし
一つの思考の表現にも
況してや芸術と正当に見なされる物にも
局限されえない

生産すること
食べることは必 ....
ぶっ壊れてくれ警視庁











性善説に基づいて




解散しろよ










な ....
真っ白だったところに
思い出はときおり順番もなく
まるで誰かの落書きのように在る
それはたしかに自分が経験したことや
自分が学んだものであるはずなのに
忘れてしまいたいことほど鮮明で
忘れ ....
この上なく晴れた
心は膨らむだろうか

冷たい雨が降った
心は滲むだろうか

強い風が吹いた
心はなびくだろうか

大きな音がした
心は震えるだろうか

強い光が差した
心は ....
 今日は美濃馬場に行ってきた。白山永滝神社前の道の駅白鳥でカレーをたのんだら、あからさまなレトルトカレーがでてきた。食道入り口に「奥美濃カレー」というパンフレットが置いてあって、郡上ではカレーを名物と .... 障子すべて開け放った和室に
屏風の衝立

衝立は
六曲一双モネの睡蓮

昼寝時の畳からは
好んで水辺に生える青草の匂い

ひつじ草がぷくりぷくりと開く
どこか遠くの沼の気配

 ....
力を抜いた片掌に
ちょうど一つずつ乗るほどの
ピンク色したケセランパサラン

夜に開くサガリバナ
夜にだけ
マングローブ林の奥のほうで一晩だけ咲いて
ほたりと朝には
水面に落ちる

 ....
これなるはもぬけ
まぬけではなくもぬけ
まぁまぬけなもぬけではありますが
これなるもぬけは言の葉をあやつりまする
人語を解しまする
花鳥風月ひとの情けに涙もいたしまする
つまりは詩などもい ....
雨つぶに擬態して空からやってくる
ひとつひとつを
見逃してはならない

空想がはなはだしいので
傘を置いてきた
今頃は線路をたどったどこかで
だれかのものになっている

夏の身体はよ ....
キッチンはカフェ風にした

何時だってどんな時だって

コーヒーを飲みながら

好きな音楽を聴きたかったから

時間に追われ義務感に追われてるのを忘れ

カフェばかり行けない現実を ....
小さな世界で完結し

目は何も見えず

音は地に堕ちた

意識ある錯乱は

あまりにも幼稚な自慰として足りない指がまさぐる

明日の夢があるならば

それは七夕の笹 ....
知ってるよ
どうせみんな
私よりかわいくて
性格のいい子をみつけると
心が揺れる

私には
その揺れを止める自信がない
魅力もない
勇気もない
離れていきませんようにって
必死に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ちっぽけな自分桜 歩美2*10/6/22 8:17
Hold You Tight寒雪110/6/22 8:00
poetarot(女教皇のカード)保存版みつべえ510/6/22 7:57
ミノタウルスxxxxxx...010/6/22 7:43
刹那R.F.010/6/22 7:18
息継ぎ小川 葉410/6/22 6:09
メレンゲの恋うめぜき110/6/22 3:49
人間の大地小池房枝410/6/22 2:34
ピチカカ反応あおば7+*10/6/22 2:31
歯形210/6/22 1:55
女優森の猫6*10/6/22 1:44
越冬番田 210/6/22 1:43
サービスセガール、ご...110/6/22 1:21
ふんぬ410/6/22 1:20
夜の川短角牛010/6/22 0:19
転嫁邦秋1*10/6/22 0:17
夏至高杉芹香310/6/22 0:00
赤き車kauzak7*10/6/21 23:44
活動コンセプト発表一 二010/6/21 23:30
炎で鎮めろキリキリスピリットTAT0*10/6/21 23:16
めまいベンジャミン5*10/6/21 23:09
そこにあるだろうか葛西曹達010/6/21 23:03
美濃馬場a010/6/21 22:43
六曲一双モネの睡蓮海里310/6/21 22:38
紅樹林の入り江にて210/6/21 22:37
もぬけのからより羽化はたせしもの110/6/21 22:35
夏至あまね410/6/21 22:35
Home伽茶010/6/21 21:45
卑屈蒲生万寿010/6/21 21:22
男などcass210/6/21 21:12

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