木は立つ
立っていない木ではない しかし
木は立つ そして
立たされた けれど 木ではない
森は海
朝の宇宙は
鬱なる石の
木の私
大層なことは言えないよ
わたしは
神様じゃない
嫌なものは嫌
見たくないものは見ない
悲しいことは悲しみごと受け入れて
分からないものは怖いし
怖いものからは逃げる
楽 ....
天において幼女を賛美せよ
高い天において幼女を賛美せよ
天の天よ
幼女を賛美せよ
幼女の御名を賛美せよ
時は満ち
自然は命じられ
すべての幼女は創造された
地において幼女を ....
優しさって心まで乱される
寂しさだったら我慢できる
人の感情は そんな気持ちに 弄ばれてばかりで
本当は素直になりたいのに 何かが邪魔して 強がってる
何で優しくするの?何で寂しい ....
月に兎が
みぴょこぴょこ
現実から抜け出したい。
苦しみから抜け出したい。
宇宙人と話しをして
涙を流す。
天には鳥を
水には魚を
果てしない地平線
果てしない運命線
トマトの正しい食べ方は
生のまま
程よい大きさに切って
塩と
胡椒と
オリーブオイルと
酢をかけて
そのまま食べるのだと
ずっと思っていた
どんなに凝った食べ方をしても
これ ....
いつだってできるんだよ
夢に暮らすことは
いつだって できるんだ
海の見える丘の上の広い庭で
犬たちがじゃれあい
子どもたちがかけっこして
空がいっぱいに青く広がって
ーーー ....
ぼくからのおこがましい忠告。
世俗に住んではならない。
世俗に慣れてはならない。
世俗の言葉に惑わされてはならない。
世俗は君のいる所じゃない。
君は真っ白なんだよ。
それに気づい ....
俺様やろうに
また「てめぇ」て言われた
何様じゃ
お前は
大奥様に向かって
何たる侮辱
きさまは
お子ちゃまのクセに
『ひとこと言ったその日から恋の花散ることもあ ....
打ちもしないトーシローのクセに高時給に釣られて
高卒の虫がパチ屋なんかに勤めるもんだから
一三五七九で当たってる客に ....
何をするにしても
必ず
決定ボタンが
出てくるんだ
笑おうとしても
決定ボタン
泣こうとしても
決定ボタン
仕方ないから
ボタンを押してから
笑おうとするし
....
大きな右腕のはさみを振り上げながら
あちこちで何かを話し合っている
静かな潮騒になら負けないくらい
その小さな声は辺り一面に満ちている
プチプチと話すのは毎日の事
今日はいい天気ですね
....
詩がよみたいのか
なぐさめがほしいのか
あなたは私の
うすっぺらいペエジをめくる
終わりなんてないよ
そう言ったら
しっぽをたてて
窓から逃げていった
ぱらぱらぱ
ぱらぱらぱ ....
猫寺には
猫の観音さまがおわします。
仏罰は猫手パンチ、
肉球ぷにぷにの千手観音さまです。
この、おはなしは、おはなしでは、ありません、という
ことを、{取消=まづ、ず?すにてんてんかな?}
宣言しておくひつようを感じ増す。
かくりつ
「つにてんてん」 2% ....
猫のつま先にくるまって
裸のバケットが揺れてる
もう僕は
酔っ払った
たぶんこれから地下駐車場で野垂れ死ぬかもだけど
ほっといていいよ
すれちがっていいよ
馴れ馴れしく話しかけて
....
地を這うもの、空を見上げない
星のイガイガ、喉に突き刺さる
溶けやしない金平糖、甘いもんじゃなかった
そこに何もなかった事など一度もない
目を開けれ必ずそこには何かがあった
視界を遮る何 ....
灰色の向こうから垂れた糸が
わたしのさらけ出した肉体をなぞってくれる
何千もの指が触れていくように
ひとつひとつわたしの感情に絡まって
蜘蛛に食べられてもいい
今はわたしなんか身動き一つ ....
これだけは誓おう
君だけは幸せにしよう
子供だけは幸せにしよう
いつでも立ち会おう
空気の様な存在でいよう
存在を忘れてしまうが
無くては生きられない様な
そんな存在になりたい。
....
ただ苦しみに耐え
傷ついた心に
薬を塗り
癒される。
涙が出てくる
重い太陽
軽い月
アルペジオ
ぼやけた視界
生きているのか?
死んでいるのか?
切れかかった弦。
レンガだたみ ブーツ鳴らして シェリーは歩いてく
本屋の前 通り過ぎる時 風に髪が揺れていた
時計台の小人の人形 午後二時に 踊りだす
どこか寂しそうだけど つよい瞳でそれを見てた
Ah ....
笑った
でも
時々、苦しくなった
泣いた
墓石の上で寝そべってると
神々の光が肌を焼く
彼女はいい人
君たちが思うよりずっと
僕なんかよりもずっと
でも
彼女は死ななければならない
僕が身代わりになればよかったのか
....
はじまっている
もう始まっている
君がおぎゃーと泣いた時から
人は泣いて生まれてくるから
その後たくさん笑わなきゃいけない
おはようベイビー
君の朝焼けは始まったばかりで
夜明けは遠いか ....
透明水晶の中に閉じ込められた
それはおそらく綺麗な記憶
本当はガラスかもしれない
時が流れるほどに透明はうすれ
あまりに遠く感じる頃に見ると
そこにはもう自分しか映らない
目の ....
右手の中指 深爪している 朝からなんだかテンション高くて
バレリーナの真似 爪先立ちで 歩いていたら 足首ひねった
無敵と無敗の遺伝子操作で できてる雲雀がピーチクパーチク
鳴けど騒げど ギ ....
特別 何かある訳じゃないけど
早起きしたら すがすがしいわ
こんな日は 革命でも
起こしてみたい気分になる
武器はたくさんあるわ クッキーの缶のなか
爆竹 BB弾 ロケット花火 ファンタ ....
六月も終わりそうで
肺の中でもぞもぞ動く、痺れ
強気でいて寂しげで
怯えていて
この世のすべてのことを語り尽くしたとしても
現実を考えろ
この今はどこかでぷっつりと、いや
曖昧な揺らぎを ....
なんでこんなにも
悲しいんだろ
なんでこんなにも
寂しいんだろ
溢れてはこぼれ
頬を伝う
あなに 別れ を告げようと決めたのは
友達とランチを食べていると ....
家猫をわざと家出させると彼女は帰ってくるなりとても興奮して今日見たすべてをわたしに教えてくれる
猫語だからまったくわからないのだけれど
でもなんとなく思うのは世界はおもしろいってこと
....
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