日曜の
午前三時


手足のない男が
金網に入り
手足のある男と
2ラウンドを戦う動画を見る


手足のない男は
手足があるときは
アマレスの
 ....
人は髪を見ている
髪は何も描かない
髪のまま あるだけだ
私は髪を見る

肌に触れる
肌ではない 白い色に輝いた
黒い色をした 肌ではない
髪と肌とが 白い人は輝いた
何ひとつ語らずに生きている毎日にため息を吐きかけさせられている窓の外に枝が揺れていて、何も語らずに流れていく日常だけがぼんやりと流れていくような気のした合格発表をする直前の門の手前の私は疲れ切っていた .... 放射される熱を
感じていたんだ
夜更けの草原に
寝そべって
仲のいい
グループで
語らいあった
見上げた空には星
点滅しないきらめき
声が聞こえていて
声は聞こえていない
放射
 ....
{引用=彼女が一昨年の}春{引用=から}人形作り{引用=に精を出していたのは}この{引用=ブロックでは周知の}事実{引用=だった}

部屋{引用=に}篭り{引用=すべてをさておき}没頭{引用= ....
落ちる飛翔を抱きしめている
遠景、クラシックのレコードの一室、朝を迎えない夜
果てまでのカウントダウンの抵抗を
爪弾かれる黒白と、久しく鮮やかに染まりたいと願う君の
底を知らず 墜落、 ....
 珍しく恒雄君が
 人気者になった日

 茶色い毛の鼠の死体を
 拾ったのだ

 集団登校の上級生たちに
 捨てろ捨てろ
 そう言われはたかれ続けて
 教室まで来た

 当然エン ....
誰もいない教室は
おだやかな海のように静かで

窓から見える空は
泳げそうなほど広がっている

そこにはただ
さんさんと降りそそぐ光が
とっても小さな粒子になって踊り
いたるところで ....
象は目を閉じて
もう何も見ない
死ぬときにだけ空を見る
青を捜す





どこへ行こう?
夜の森
あのプラットホーム
硝子の町
あらゆる風景の真ん中で  ....
{引用=「傘、忘れたの」}

鞄の中の折り畳み傘を 奥底に押し込みながら
貴方の手元の傘に目をやった

貴方は少しだけ 困ったように目を見開いて
慌てたように そっと周りを見渡して
わた ....
仕事とは、自分の心身をきたえるジム。

仕事とは、世界を知る小さな社会。

仕事とは、社会の仕組みを身につけ実践する学校。

仕事とは、仲間と創り上げる秘密基地。

仕事とは、どれだけ ....
世界中の恋人たちは沈黙した片割れに大丈夫?と訊ねる
そして、世界中の野良犬たちは沈黙を嗅いでまわる。
夜中になると祖母は、お前が死ぬ夢を見たと言って僕を揺り動かすが
仕事でくたくたの僕は死んだよ ....
多くの人に
影響を与え
多くの人に
励まされる

愉快な一日
楽しい毎日
色々考えて
実行をして

今日も電話
明日も電話
人の輪作り
落ちないよ
磁力のせいか
しずけさか
ひんやり感か

北の部屋は
よく眠れる

かつて あたしは
豪邸の一人娘であった

過去世の夢を見る

父と母の部屋に
入ったことを
とがめられ
 ....
現代詩は難しい
まず発音が難しい
ローマ字で書くとge・n・da・i・shi
軟口蓋破裂音だったり歯茎破裂音だったり摩擦音だったり
口に出すからには覚悟がいる
語末の[si]っていうとこまで ....
ガンテツパイルは頑張っている
今日も杭打ち基礎工事
ボーリングしてセメントミルク
地下の土壌とカフェオレだ

ガンテツパイルは突っ張っている
地盤に足場をばしっと築く
コンクリだって真空 ....
零時三時の七人現場で

京都タワー下

二十三時半集合




昼間は昼間で搬入現場










明日は八時 ....
                 100626


攪拌式の大好きな里芋
タロイモを掘る
山芋も掘る
寒いところに住む
馬鈴薯が掘った
薩摩芋を売り歩く
攪拌式の洗濯ロボットが
 ....
彼女は彼を愛していたし、
彼もまた彼女を愛していた。
傍目から見れば完璧な二人だったけれど
どちらも鋭く光る牙を
その身に隠し持っていたから
二人の恋はいつも死闘になった。
顔を逢わせ ....
7日に蛭木の浜に下りていき
ヨガをする。
足の爪先から、踵まで、ゆくりと着地する。
干潮を合図に背中を反らせ、アーチを模る。
オヒルギとメヒルギが
音をひらいて絡み合い
嘆いて赤土を溶 ....
空がひろがる
空はわたしを誘う
「さぁ、おいでよ。
 つばさを
 風にはらませて
 空を飛んでごらん。

石のつぶてが空にむかって放たれる
鳥が墜落してゆく
わたしはつばさを胸に抱き ....
いつもはボサボサの髪の毛だけれど
クシなんか通してみる
そう きみがやって来る日だから

間に合わなかった片付けは 
クローゼットに放り込んで

きみにあげる約束のコリントゲームはいい色 ....
        貴方には
      私がどういう風に
     映っているのだろうか
     今から昇っていくのか
    それとも沈んでしまうのか
    貴方は何も ....
 
 
手からファイルが滑り落ちる
その先に空がある
とめ具が外れて
出鱈目な順序で書類がばらばらに舞う
書類から
印刷された文字も手書きのメモも
剥がれていってしまう
牧場の真ん中 ....
一粒の滴りを待つ
張りつめた液体の緊張感
揺すられてこぼしたくない
あと一滴であふれ出したい

風のにおいを嗅ぎ分けて水辺を目指す獣
求めるものは
水ではなく
ただ己が
命である事
 ....


車は停まり
人は進む

車は停まって
足は歩いて
手はそよいで
目は泳いで
思考は羽根をつける

時計を読み流して
ショーウィンドーを見過ごして
雑踏の中で溺れかけ ....
 泣く女

泣く女は階段の下で
セーターを編んでいる
赤い毛糸と緑の毛糸で

 哀れな女

シンデレラは靴の片方をなくした
シンデレラは靴の片方を探している
シンデレラは義足の片足 ....
あなたがいま
涙して崇拝する「真実」が
あるひとにとっては
毎朝やってくる避けがたい「現実」で
またあるひとにとっては
真実であり現実であるところの「絶望」であるが
その絶望に「実」は ....
彼女はきれいなシールをたくさん持っていた
そのシールを貼れば
どんなに汚いところもきれいに見えるようになった
彼女は通る道通る道にシールをどんどん貼っていった
それまで汚かった道も
 ....
明るい陽光が
地平線に飲み込まれていく
闇に覆われた夜の帳を
月の光が照らし出す


それは
どこまでいこうと
いつまでたとうと
彼の物ではなく
彼は浮かび上がった道化者に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
日曜の午前三時にホロウ・シカ...4*10/6/27 3:42
モデル番田 010/6/27 3:14
3月010/6/27 3:13
夜の飽和真島正人3*10/6/27 3:05
moz竜門勇気010/6/27 2:49
独奏水川史生1*10/6/27 0:45
藪木二郎110/6/27 0:23
夏の窓辺ベンジャミン2*10/6/27 0:13
無題黒田人柱210/6/27 0:10
雨降る放課後[group]愛心3*10/6/26 23:37
仕事izumi110/6/26 23:34
世界中の恋人たちは沈黙した片割れに大丈夫?と訊ねるプテラノドン2*10/6/26 23:06
落ちないよペポパンプ4*10/6/26 22:59
北の部屋森の猫3*10/6/26 22:59
曖昧なイーミック海里310/6/26 22:56
ガンテツパイル110/6/26 22:54
水呑み百姓TAT3*10/6/26 22:49
無回転姑あおば0*10/6/26 22:33
マングースとハブ楽恵14*10/6/26 20:36
マングローブ・ヨガ9*10/6/26 20:35
窓のそとに寅午010/6/26 20:21
コリントゲーム永島大輔110/6/26 19:48
地平線と太陽くなきみ0*10/6/26 19:46
ファイルたもつ210/6/26 19:32
ミルククラウンテシノ110/6/26 18:54
信号機(歩行者専用)nonya21*10/6/26 11:38
食傷salco22+*10/6/26 10:58
朝食はるな210/6/26 9:03
ラブ アンド ピースくなきみ3*10/6/26 8:41
道化寒雪110/6/26 8:31

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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