さよならもいえないのに、

ありがとうなんて

いっていいのかな。


わたしたちのじかんは

ながかったけど、

またあいたいな。


ゆがんじゃったけど、

そばに ....
きもちきづいた
きみがさそった

きみとみたつき
ただのうそつき

かけたみかづき
ゆびがふるえて

やすいさんだる
するんとおちた

きみがとれない
からだがだるい

 ....
邂逅の無い思考思想
遠くのコミュニティ、恋人の身体の奥底、俺のあたしはみな各々
表面上出遭いながら圧し籠めているからして
解り合うの意味は解らない部分を認める礼儀のことであった

かしこまっ ....
夏が来れば思い出す
遥かな彼女 
青い空

澄んだ風の中に浮かびくる
優しい影 
野の少女

向日葵の花が
咲いている

夢見て咲いている田の辺り
空に向かい 
手を伸ばす
 ....
ちゃん付けで呼んだのに
んー?と不機嫌な返事をした
おまえ
あたしの半分しか生きてないのに
生意気な奴だ
「オ マ エ ナ ン カ キ ラ イ ダ」と
心でつぶやく
そうか
おまえも ....
雨を欲する街が
コンクリートのサバンナだとしたら
ぼくは群れからはがれた
いっぴきのガゼルになって
待ち伏せていた風に食われる


舐めてもいいよ、と
赤い花々のうつわがひらき
惹か ....
雲の中に
手を突っ込んで
沈黙を取り出す
雲は
散り散りになり
水滴となって
地上に落ちる
沈黙は
僕の手の中で
生暖かな熱を放ちながら
「沈黙」を続ける

そんな雨が降る
 ....
茜さす 空を染めていく
滲む影 遠ざかっていく
烏舞う 手を延ばしたなら
深い闇に 確かな光

あなたはいつも笑っていたね
優しい声で話しかけてくれた
そして時に怒ったりして
口をとが ....
{引用=

真っ白い砂の中に混じる小石をじゃりと鳴らしながら、薄闇に光る下弦の月明かりが照らす平地を、真っ直ぐに歩いていく。そのうちに見えてくる、ゆるやかな勾配の坂道を登ったところにあるバス停で、 ....
夕立に西日がさす
顕れた私の表皮のように

小さな個室にて
スチールと硝子の板が
点と点で結ばれてゆくのを聴いている
白いシャツの青年が
自転車で脇をゆく
ずぶ濡れの帰り道には
明日 ....
展開する君が散り やがてそのまま上空へ還るだろう
青冷めた真四角が熱を失くし ひらひらとたゆたうようにして髪を透かした
片手に本 片手に針を持って君は
発光する翅片を集めて 擦りよせる額で標本を ....
心ってね 
痛いとき
言葉 なくすの
心ってね 
悲しいとき
なにも言わないの
心ってね 
さみしいとき
さみしくないって言うの

それがだめでも
そう言うの
悲しいね



春を見て
鳥はなんて思うだろう

月を見て
蛙はなんて思うだろう

虹を見て
花はなんて思うだろう

雪を見て
雲はなんて思うだろう

空を見て
木はなんて思う ....
ギザギザしていて不透明
理想とはまるで違う
私自身のカタチ

まあるかったらよかったな
ふわふわだったらよかったな

曇り空ばかりの空模様

うっすら開きかけたって
横向いてる
 ....
たとえ私がいなくなっても
いつもと変わらぬ朝が来て
食卓を囲むことでしょう

悲しみは寝ぼけ眼の向こうに置いて
それぞれの宿題を鞄のなかに押し込め
忙しく顔を洗うのです

十一次元もあ ....
夜中に そっと 抜け出して
眠った街を 探検しよう

酒屋も 寿司屋も マクドナルドも
みんな シャッター降ろしてる

いつも賑わう 交差点
人も車も いやしない

国道沿いの セミ ....
朝、君の言葉が心を掻き回す

ふるいそうになる言葉の刃を
ぐっ とこらえて
スイッチ作動

憎悪スイッチOFF
愛情スイッチON
叫びスイッチOFF
沈黙スイッチON
記憶スイッチ ....
僕は雨を待っていた
長い間砂漠となっていた心の中で
僕は 『欲しい』と口にしなかった
涙だけを糧に過ごした
黒いインクにそれを混ぜて
別の夢を紙上に起こした
別の夢想を組み立て 陳列した
 ....
私は私を
引き受けてくれ
だなんて言えない
丸ごと飲み込んでくれ
だなんて望めない

 みんなが自分
 で 手一杯だ

ありのまま
って なにさ?
ありのまま
が 私にとって
 ....
積み上がるイメージに
おれは抗うことが出来ず
足場を崩され
やがて
立ち尽くすことしか出来なくなる


発せられたSOSは
水際で屈折して
裏返ったまま他人の元へ


 ....
 
 
きょうのすてきな
いちにちが
まだうまれない
あなたにもおとずれるだろう

きょうのすてきな
いちにちを
まだうまれない
あなたとわかちあいたく
なるだろう

そして ....
 
 
高層ビルのマンションが
あまく灯るころ
隣のビジネスビルには
まだ冷たい灯りが残っている

欲望と
欲望を支える人々の
コントラストの
夜景が今日もまぶしい

明け方
 ....
{引用=さようなら
と、呟いて見送った涙
呟いた、さようなら、は
涙にむかって
そう
わたしの中でもっとも純粋な
透明な、わたしだった
抜け落ちる髪よりも
切り取る爪よりも
わたしは ....
わたしたち
とりかえしがつかない
やみのそこ
めまい、めまいめまい
したたる
やわらかなるせいめい
はいりこむ
なつかしいたいはい
てにいれようとしておもいどおりこわした
よかった
 ....
先をみて生きるのは


辛くて

苦しくて

やりきれなくなるから



だから


今だけをみて

前だけを見て


そんなふうに

今を生きる アタシ
 ....
「渦を巻いてみせろよ」


しじまというよりしじみの合間に退屈が席巻する
それはまるで石鹸のように泡立って
老廃物に似た哀しみを界面活性化させても
太平洋に渦潮が巻くわけじゃな ....
硝子のセキレイ、鳴き声が届く、彼方、遥かの、
もういないあなたの鼓動、
耳の奥の回廊、すべて、ではない、
稲穂、誘い追う、昆虫たちが歌わない夏、
あふれる、記憶の洪水を押しとどめる、波、
な ....
 
 
 
【戦場に降り注ぐ雨】



 土埃が舞い上がり、銃声と狂気の声が谺し、血を流す
 こんな世界にも雨は降る。

 冷たい雨粒は心を乱し、いとも容易く人を悲しませる
 だ ....
強い日差しを避けながら

独り並木道を歩く

風のないこんな日は

鳩も暑くて一休み

一年前

夏服の君と歩いた並木道

あの日の笑顔を思い浮かべて

『サヨナラ』の切な ....
いずれ花咲く
若くて、柔い、芽が息吹く校庭で
空気をめいっぱいに吸い込んだサッカーボールに
さらに熱っぽい感情を注入する
衛生的な授業をしています。
僕らの内壁を蹴破って再生される豊かな球体 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
わかれ話小鳥310/7/10 1:00
さくつきみやま木屋 亞万1*10/7/10 0:12
有線願望坂井ハナ110/7/9 23:55
青空の思い出一 二310/7/9 23:52
夏みかんサボテン女蒼木りん110/7/9 23:48
ネイチャー・小暑あまね1010/7/9 20:51
世界の終わりOz110/7/9 20:21
茜-アカネ-相羽 柚希1*10/7/9 20:04
わたしたちは星屑の地平に眠る黒木みーあ4*10/7/9 19:50
水球のリズムたちばなまこ...1110/7/9 17:15
透明標本水川史生110/7/9 16:07
心ってね朧月410/7/9 15:48
love songs小原あき19+*10/7/9 15:29
はなのはな朧月310/7/9 12:54
七月の朝に降りてゆくwithin5*10/7/9 12:37
sleepy cityうずら豆110/7/9 11:41
パッチワーク靜ト010/7/9 11:32
僕は雨を待っていたきりえしふみ3*10/7/9 8:04
ただあるがまま1*10/7/9 7:52
陵辱寒雪010/7/9 7:37
すてきないちにち小川 葉010/7/9 6:04
都心310/7/9 5:40
「喪失」ベンジャミン1*10/7/9 2:14
真裏010/7/9 0:48
黒猫010/7/9 0:45
圧縮詩 13〜15[group]しろう4*10/7/9 0:28
なつのひかり[group]ふるる7*10/7/9 0:26
戦場に降り注ぐ雨綾瀬たかし110/7/9 0:22
今年の夏うずら豆110/7/8 23:48
天空的教室 かいぶつ110/7/8 23:25

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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