溶けるんだねぇ
当たり前の 会話を してる

今は 冷たいけれど

食べる瞬間
つるんと喉を すりぬけて
なかったことに なるの

外側から 喉を 触っても
ああ なくなった と  ....
湿気ない黴びない腐らない
お菓子の家を建てました

フェイクスイーツのお家には
雨樋なんていらないの
そんなリアルはいらないの

ピアノの形のオルゴール
複製された印象派
微笑む少女 ....
 随分と前に上演は終わっていた
 ビラビラと焼ききれたフィルムが背後で回って
 煙を上げる端くれをクロールするように回転させながら
 真っ白い幕には無数の砂粒が踊る

{引用=(お楽しみ ....
自分の
決めたことを
やり通すのに
実行に移すのに
正しいことなのか
正しいことじゃないのか
私は
時々
考えます

社会のルール
今は本当に
役に立っているのか
どうなのか ....
鏡を見ていると
もうひとり
自分がいるような
そんな感じもする

鏡に
うっっている
自分が
本当の
そのままの自分なのかなぁ

少し
びっくりすることもある

もしかした ....
               100718



地デジ対策が済んだら
地震対策は不要と
道行く人に語りかけた
どうしてと怪訝な顔をする人は少なくて
殆どの人は一舜顔をほころばせる
 ....
私の大切なもの
人の心です
私が
宝にしたいもの
ほんの
ささやかなものと言うのなら
人や
自分を思う気持ちです

優しい人の
笑顔と
暖かいメッセージ
他者とのかかわりから
 ....
たくさんの曖昧が並んでる
夏のそらの曖昧
地上のひまわりの中に
整然と並んだ種
の黒は太陽の染み

子供たちの汗の
光りに目がくらむ
私の記憶の中の私が呼ぶ声

驚愕という字の画数 ....
煙草を吸うのは、酒を飲むのは、床に伏せるのは。

音を聴くのは、本を読むのは、画を観るのは。

親を殺すのは、友人と語りあうのは、恋人を抱きしめるのは。

俺以外の人も、俺も。
気分を転 ....
 
 
手の知らない言葉を
書き続けていく
手のすることはすべて
わたしを助けるのに
わたしのすることのすべてが
手を助けるわけではない
途中、水が足りなくなって
手を洗いに行く
 ....
十四の夏
ぼくは夢を持つ一人の少年だった
校舎裏で友達と集まって
互いの夢を語り合う時間が
たまらなく濃密で楽しかった
その時ぼくは
自分の持つ可能性が現実だと
強く信じていた
 ....
まあるいおわんの底で
くるくると回っている
ガラス玉のように
くるくると回っている

ゼリーの雨が
ぽとぽとと降ってくる
服がぬれると
かなしみ
したたり
冷えた体が
憂いを
 ....
眠れない

ロウソク点けて

私を溶かして

ガラスを破る猫の叫び

欲情

明日、もし晴れたら

真っ先に駆け寄って

乱暴に抱いて

溶けたロウが地面に延びて

 ....
消えたいなんて
簡単に思ってしまうほど
心は粉々に砕けて
戻せそうにない

振り向いた先
いつもの街の風景
現実なんていつも
情のない色彩

立ち止まって下を向き
声を殺して泣い ....
何でもない言葉で
夕暮れを 記そうとしても
日の出なのだろう
瞳は 認知している
朝の 逆側に

朝の内部に
立ち止まっているのは 川だ
ぞうきんの反射は 空に近い
コウモリは  ....
ガジロウモータープールのガジロウは







サトウガジロウにそっくりで








ホント言うと
 ....
夜はくるのだろうか
何度目を覚ましても外は明るい



詩人は平易な言葉をならべて
わたしにわからないことをいうけれど
とくに支配したいとも思わないから
べつに、それでいいと思う

 ....
襲い来る大音量はつつむ
つつまれてふたりはふたりでなくなった
さみしさは匂いもせず聞こえもしない
「会場」は勝手である

気付けば反対隣りのひとと同じ動作
気付けば同じものを聴くだけでは共 ....
働いて 働いて 働いて


本分を忘れてしまった
今の私を

大昔の私はきっと 許してはくれないだろう


いつしか私は


働く事が目標になって
本物の目標を 今までの ....
ふつと
その儚い生涯を終えると

私は
激しく流れる水面に舞い落ちた

釣り糸を垂れる 老夫たちや
喧しくさえずる ハチドリたちを横目に

私は流れ落ちてゆく

ピラニアの鋸歯を ....
がんばれないのは木星の軌道が縦に15°ずれたせい
そんないいわけをつかって釈明しつつ
びたみん剤を飲む
明日はきっとがんばれるから…

オリャンタイタンボ75
オリャンタイタンボ75
ア ....
似た者同士
互いの傷を撫で合って

何一つ解決しないくせ
それでいいと思わされ

それもいいと思うなら

僕は僕のまま
君も君のまま

何一つ解決しないだけ
そ ....
(父、父、父、と泣く声が聞こえるがあれはなにか)
(息子の声か、ならば過去からの声か)
(父の声か、冥界の声か)
倒れたまま父は泣く
足をすくわれ転ぶ
父が「あかの他人」と呼ぶ人々から
湿 ....
雲が白く山肌を覆う
そんな雨が途切れた夕方に
幻を見たような気がした
むせかえる夕立の後で
耳元で囁いた
その柔らかい息づかいが
脳裏に焼き付いて
繰り返すフラッシュバック
目眩の底に ....
 ある疲れた朝、本当に疲れ果てた朝、僕の身体は太いタイヤになった。どのくらい太かったかというと、僕の頭も肩も胴体もお尻も手足もパンパンになって、背骨が耐えきれなくって、身体が反りに反って丸まったくらい .... 瑠璃色 空がはぜる
祈る子の贖罪がおわって
世界に太陽を取り戻した


水面に満ち足りて
みなぎる光を
トンボたちが拾っていく
きらめいて
またふりまいて
運びきれない
 ....
さらさらと吹く風に
合歓の花が揺れている
北半球の夏は今

南半球の夏は今は
こちらから見て太陽の向こう
地球の軌道の
ちょうど反対側

赤道の向こうの
コットンツリーやブーゲンビ ....
私はとても疲れている
世界を歩くことなどないままに
夜としての流れを見ているように
光であることを感じている
この光の向こうで 夜として存在し
風となって吹いていることだろう
私は食い ....
宇宙の外がわのことを考えるのが

好き

果てしない気持ちになるので

心が宇宙になれた気がするので



考えても考えてても答えは

でなくて

まるで難しい数式について ....
大好きなあの人は

カワイイあの娘と結ばれた


私はこの気持ちを

きれいなうちに

しまうことに決めた
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
アイスクリーム藤鈴呼2*10/7/18 14:56
偽物の楽園照留 セレン1*10/7/18 13:30
ニッケルオデオン錯春210/7/18 12:54
正しいのか?正しくないのか?[group]そよ風さん4*10/7/18 12:02
鏡を見ていると2*10/7/18 11:57
或る嘘つき女の生涯あおば1*10/7/18 11:56
宝物そよ風さん4*10/7/18 11:54
体温朧月310/7/18 10:29
気分を転換するというR.F.010/7/18 9:55
消しゴムたもつ410/7/18 8:15
寒雪210/7/18 7:53
within6*10/7/18 5:33
ぎらり三田九郎1*10/7/18 4:08
消えたとしても空美3*10/7/18 2:33
ある、ひとりの、画家番田 110/7/18 2:33
ガジロウモータープールTAT1*10/7/18 0:49
よる因子410/7/18 0:44
live坂井ハナ210/7/18 0:38
大人ユダ210/7/18 0:16
ね—マングローブのほとりで—結城 希110/7/17 22:15
オリャンタイタンボa110/7/17 22:15
フェイクファー秋助0*10/7/17 22:01
書かれた—父非在の虹2*10/7/17 20:43
梅雨明けミツバチ7*10/7/17 19:31
友達光井 新110/7/17 18:57
夏が満ちるあまね1410/7/17 18:24
合歓の花 揺れやむとき海里210/7/17 17:42
明日を、忘れ去るな番田 310/7/17 15:28
宇宙の外がわくろきた310/7/17 14:53
無題#110/7/17 14:44

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