【掲げる命】



 悲しみは揺籠に揺られて眠る
 やがて時がすべてを忘れさせてくれる



 多くの血が流れて赤く染まった土も
 打ちつける雨に流され綺麗になる ....
山盛りの洗い物だって
洗ってしまえばこっちのもんさ






山盛りの皿洗いながら
こんなこと考える










山盛りの洗い物に勝利 ....
犬の宇宙飛行士さん
宇宙船から何を見る?

青い地球
月の裏側
みんなの願い

どれも素晴らしいけれど
一番素晴らしかったのは

宇宙に届いた
恋人犬のハートだってさ
だいすきな人がしんでしまう
からだじゅうをがんにむちゃくちゃにされて
しんでしまう

ほそくベッドに横たわりながら
ときおり旅をしそうなあなたの
手を握ってしまい

だめ
そう言って ....
これを書いてるのは削ってる時間、
超新星爆発みたいな最後の燃え残りを、抱いてゆけ
抱いてゆけ
いつか太陽は何十億年か未来
この星を飲み込むほど巨大な
化物の姿に変貌することを
人は知って、 ....
蝉が鳴き止む一瞬の静寂
木々の緑は命の色

青空に映える
君の白いワンピース
まるで飛行機雲みたい

そっと拭う汗
二人の笑い声

真夏がそこにいる
 
 
雨上がりの遊覧船の匂い
が敷き詰められた
ポリエステル、もっと
素材でありたい
ドラッグストアに住み着く
鱗しかない魚が
ヒレを探しているけれど
風邪薬の扉が開かないので
 ....
私は狂った 狂った
そうだ 狂った

私は狂ってしまった
狂った 狂った


もう何も見はしない
もう何も聞きはしない
もう何も見えないし
もう何も聞こえない


私は狂 ....
部屋の窓にヤモリがいる
よっぽど気に入ったのか毎日張りついている
そのうちもう1匹住みついて
今では赤ん坊もちょろちょろうろついている
ヤモリの一家はよく虫を食ってくれる
家守は本 ....
脳天から血液を吹き上げる貨物列車の
積荷のひとつに俺は忍び込んだが
激しい振動に揺さぶられ続けて気を失った
振動と鈍痛のふたつの感触が交錯しながら
脳下垂体に直接描きつけら ....
私は、彼を許す。
彼は、私を拒む。


彼女は、私を許す。
私は、彼女を拒む。
{引用=くもり のち はれ のち

くもり のち あめ のち

はれ のち あめ のち

くもり のち くもり のち

はれ のち くもり のち

はれ}
このこ、うちのペットのみっちゃんです。
ミシシッピアカミミガメのオスで、10歳。たぶん。

みっちゃんはとても可愛いのです。
毎朝エサをねだって、私の後を水槽の中でうろちょろとついて来ます。
 ....
                100726



軽々と海を渡るからカルガモ
海を渡れないのがアヒル
ケリを入れるのは昼
中学生のくせに
朝から飲んだくれているのがグレ
一緒に酒を ....
ぼくは    青の発生 図書室のいすに
きみが    手紙を置く 冷たい空気を抱く、金曜日
好きだ    be動詞で駆け抜けた週末 決壊する 私    
、と思    愛の行き先も知らず 自分の ....
七月の陽に埋もれた残熱に
追憶の川遊びを懐かしみ
だれも居なかった日を懐かしみ

これで善かったと、言えるだろうか

そんなことは考えず
ただ、時は来て去り
ただ、時は来て去る

 ....
「ね、やっぱり 男を忘れる為には 新しい男よ。
 ね、 アンタも そう 思わない?」

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

そう 一番 大嫌いな 「私」に  ....
知らないウタをうたうような
継ぎ接ぎだらけのメッセージ

深海魚に憧れた午前2時

淡い光 ガラスに溶け合って
27℃ モラトリアム
絡まったコードの先を探す


詰め込んだ感情の ....
男は、まさかりを担ぎながらその畑にやってきた。びっしりと、杉林がその向こうには生えている。茶色い魚が川には泳いでいる。目には畑が緑色の向こうに広がっている。男はまた、一本杉のところを曲がると、走り出し .... 「線引き」


教科書に、

黄色のマーカーで線引き。

ある瞬間のための、

不幸にならないように、

焦らずにいたいから、

サッと伏線を引く。
理想の母とは
いつも友人の母だった
決してとることのない仮面の笑みが
もたらす安心の温度にほどけていった

なぜ母は私をよぶとき
まゆげをきりりとたてているのだろう
目の端が尖っているの ....
本当のかなしみを知るひとは
かなしみのあり様をあれこれと邪推せず
涙で濡れた手のひらにあたたかな眼差しを重ねてくれる



本当のかなしみを知るひとは
ひとの過ちをあれこれと論ったりせず ....
積み重なる日常
怠惰な瞳を凝らして見ても
モノトーンな色彩が
おまえの心を締め付ける
何も変わらない
おまえはそう呟いて
何事もなかったように
うつむいたまま家路につく


 ....
いつしか繋がっていたことも忘れていたでしょ
見知らぬ土地に行って、一人で上手に生きたとしても
僕はなんにも変わらないと思っている
空から落ちてきた一筋の光
もう一度、僕らを結びつけ ....
こんなとこで止まっている場合じゃないのよ、

女は小さくため息をついて

左にシフトした視界には
男と女がよそよそしく
けれど交わることを想定し
キールのような空気を纏っている

 ....
前略

お久しぶりです。元気にしていますか?
私は元気です。暑い日が続きますね。

あの頃は毎日のように顔を合わせていましたが、最近はめっきり疎遠になってしまいましたね。
人って、トコロテ ....
あんたはわかってねえ
生みの苦しみというものが本当にあるってこと

あんたはわかってねえ
その苦しみは人を狂わせる毒であること
その毒の香りが芳醇、豊満、魅惑的であること

あんたはわか ....
毎朝、まるで無知な太陽が昇って
毎夜、全て悟りきった月が死んでいくように
僕の本当のこと
君は何も知らないままだった

夢の中でもなんとなく気付いた
これは嘘だ
気付けばきっと
あの狭 ....
風邪をひくようなものだから
アイフォンとエクスぺりアを
電ノコで真っ二つにして
アロンアルファで綺麗に接着すればいい
その新しいイカした奴は
どこに通話ができて
何のアプリが楽しめて
ど ....
世界はそんなに善意ばかりで出来ていない
いい台詞だと思うけど
夢がないよ先生
まるで平和は勝ち取れみたいじゃないか
血を流すのは
合法化されたリングの上だけで十分だ
僕らは狼じゃない
肉 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
掲げる命綾瀬たかし010/7/27 0:49
そんなかんじ。サワメ510/7/26 23:22
犬の宇宙飛行士うずら豆210/7/26 23:07
かえせ朧月310/7/26 22:57
HABAぽこぽこへッ...1*10/7/26 22:45
今、そこにうずら豆310/7/26 22:43
素材たもつ410/7/26 22:35
狂う。青井とり310/7/26 22:12
窓Ⅱ新守山ダダマ510/7/26 22:08
ボヘミアンホロウ・シカ...0*10/7/26 22:00
捩れる。青井とり210/7/26 21:50
お天気屋さんゆうと0*10/7/26 20:13
懺悔くろきた310/7/26 20:10
カルガモあおば3*10/7/26 18:19
アムール、あるいは愛の果て耳野 亮310/7/26 16:20
懐陽清水勇介010/7/26 15:34
*おほしさま藤鈴呼1*10/7/26 14:54
夏色ラバー中原 那由多4*10/7/26 14:43
畑の夏の昼番田 310/7/26 14:30
線引き山岸美香410/7/26 12:28
朧月410/7/26 10:23
本当のかなしみを知るひと恋月 ぴの42+*10/7/26 9:34
万華鏡寒雪410/7/26 7:57
新着メッセージかのこ210/7/26 4:13
偶然は必然で運命のようなかとうゆえ110/7/26 2:13
別れ結城 希3*10/7/26 1:17
無理解無批判無神経ブロッコリー...1*10/7/26 0:54
まどろみ智鶴210/7/26 0:38
流行秋也010/7/26 0:25
ピースサイン110/7/26 0:16

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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