ツクツクボウシが啼きそびれたみすぼらしい晩夏からそのままスライドした秋の曇天は、思考回路が壊れた若い母親が道端に投げ捨てる紙おむつの色合いで、ホームセンターのワゴンから掴み取ったスニーカーの靴底は .... 理科室で 実験できないあなたは
窓ぎわで光り こぼれる(り……
あなたと 婚約する
大きなおとと
擦り切れた脳みそで
何か(何だったか……
言おうとしても
言葉が虫歯に引っかかり
(痛 ....
{引用=献盃}
あそび心にこだわるあまり
一生をあそびで終えたあなた
ごらん菩薩のドーナッツ
はち切れんばかり空の空





{引用=一色}
砂粒飲んで顔色も変えず
空き地の ....
痛む眼、病んだ肉体
青い空、道行く人々

街は今日に開かれ、

ぽつん、ぽつりと
言葉をあらわし

わたしは私を突き放つ、

晩秋の街並みに
繋がり起立し

深く浅く息を継ぎ ....
校舎の屋上から青空の広がる町の景色 縁の手すりに腕を置いて俯せて俺はふるさとの町を見てる
2限目の授業を体調が悪いと嘘をついて保健室に行くフリをしてぼんやり
心の中は砂嵐。 枕についた涎のあとみた ....
ガラクタを
大切にしていた本気で

思い出して
迎え行って

オNEWも
好きだよ
それなりに
だけど所々いたんでいる
ぼっこいのは
かなり 惹かれる

申し分ない女に
 ....
山際篝ゆく暮照の中で

導かれるままに歩を進めた

街外れのトンネルを抜けて

三叉路の行き先など迷う筈無く

誰の為でもなく光を浴びる


いつの間にか頬を涙が伝う

何も ....
不安定が鼓動を刻む、

冷え切る肉が曝される、

狂いそうになり
静まり返り
狂いそうになり
白壁を凝視し

りんかくを失うわたし
実感が離れていく存在

冷えるねぇ
今夜は ....
  

正義が投げ棄てられ
世界がそれを嘲笑したとき
そのとき初めて神さまは
悲しいお顔をなさるのでしょうか?

至上主義、
の人々はみな必ず正しいものを
それぞれの胸に抱えこみ
 ....
空しいか?

悲しいか?


解らないか?


何故生きて来た?


解らないか?


生きてるか?

嬉しいか?

幸せか?


解らないか?

 ....
愛について 深く 書く 勇気は ない

しかし いつも 少しくらいは 愛のある

場所で 生きて きた




愛のない 場所では 生きられない




しかし 恋 ....
暖かな 陽射しは
何を 意味する
春が来ることは
何を 意味する
暖かい 春の日に
あなたと わたしが
いることは
何を 意味する
世界が 今日も 動いていて
飢えや 貧困が
ある ....
白い途をとおって
月の光は
やって来る
ぽっかり
内部から浮かぶ
ように
ひょっこり
内部から立ち上がる
ように

しんとして、しんとして

染み渡り浸透する
肉を掻き分けて ....
○「家庭菜園」
秋の陽光に
緑の野菜が輝いている
毎日何回も野菜の育ち具合を見に行く

○「極楽日」
天気のいい日に
登山して
温泉に入って
ビールを飲む
これが僕の極楽日

 ....
層なす雲が
冷気とともに
やって来る
空の青み、
ぽっかり
空け
うっとりゆっくり
歩を進める
わたしの
透明な足を
掬っていく

宙に浮かぶように
宙を彷徨うように

 ....
今宵、だれと
どこへゆくのかを考える

嘘みたいに
車で走ってる高速道路で聴こえる
秋の虫たちの歌声

高速を走ってる
車の中まで聴こえて来るって、

なんかそれって
音 ....
  


深夜、国道に落ちていた
焼きついた《絶望》を海に向かって投げた

海には少し怖いくらいの
重く暗い波の音しか
していなかった

ポチャン、
って
聴こえるかと ....
あきらめるなよ、男だろとの言葉が目に飛び込み
何かと思ったら育毛剤の広告だった

そのあとに
あきらめてしまえば、癒しようのない不幸も和らぐ
との古代ローマの詩人、ホラティウスの言葉が
僕 ....
看守たちの血が迸る。ヨランは、顔を青ざめさせた。
リグナロスもまた、剣で監守たちに斬ってかかっている。
(わたしだけが、逃げるわけには……)ヨランは心のうちで思った。
しかし、看守たち向けて、エ ....
数人の男たちの駆け足の音が、聞こえてきた。
看守たちが目を覚ましたのである。
「そこな女、そこで何をしている!」勇ましい声が響いた。
リーリンディア監獄の監守たちの声である。

エインスベル ....
一つの答えの予兆だった。この世界は、クーラスに支配されてはならない。
もちろん、エランドルによってもだ。
エインスベルは、この世界を支配する者の存在を許さない。
人とは、自由であり、己が道を己で ....
きょうのわたしはしにました
あしたのわたしもしぬでしょう
でもまたうまれてきてしまうでしょう
そのようにし いきてきた
  

たんたんと
こころのおきばしょをさがすために
いきてきたわけじゃないのに

あいらくも
たんたたんとやられちゃ
もうなにもかも

あぁ
そんなことのために
ことばが ....
横顔しか知らなくても
一言しか話せなくても

遠近法で
恋の輪郭を描くのです

笑ったり
怒ったり
誘ったり
作ったり

相手がいるから
上手になるのです

もっと近くで
 ....
たくさんだね 地図
古びた町でひろがり測る

今朝も迷路 団地の配置図
いつか眠いまま 勾配でいられなくなる
朽木の根元で春にさらわれ
溶けた子どもらが
きゃあきゃあ流れてく

たま ....
変わらない友情で
君に尽くそう
変わらない真実を
君に語ろう
哀しみの時も
苦しみの時も
喜びの時も
友よ
君の側にいよう
変わらない友情を君に捧ぐ
船に乗る
あなたの影、
月の光に運ばれて

白々と
伸びる途、開ける未知

流動し、輪郭形造る光彩に
非物質の神聖 響きわたる




船に乗る
あなたの影、
月の光に運 ....
 

秋の日の 朝の 陽射しは 眩しい 

私は いつものように 並木道を歩いている 

 

世界が きらきら 光っている 

眩しくて 眩しくて 目を細めて 歩く 

 ....
 

夜明け前の 夜の並木道は 倫理的な道だ 

夜の静けさのなかで 樹々は眠っている 

星々は 満天の 空に 輝いている 

小鳥も眠っている 

樹々も 小鳥も 静かで 
 ....
 

赤い実が ひとつ  

落ちて落ちて おっこった 

 

黄色い実が ひとつ 

落ちて落ちて おっこった 

 

赤い実が ひとつ 

はじけてはじけて ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
剥き出しの鉄を打ち鳴らすホロウ・シカ...2*22/11/6 16:24
ガラスフェルミ622/11/6 14:09
湿潤ただのみきや3*22/11/6 12:30
今日という時ひだかたけし322/11/6 11:17
しばづけのおにぎり山犬切0*22/11/6 9:13
JEWELRY GIRLルルカ122/11/6 7:43
取り戻すこと222/11/6 1:24
音楽ひだかたけし422/11/5 21:04
あえて神殺しの汚名を受けて秋葉竹122/11/5 19:36
  疑問?ー人生?  馬鹿なことです。ダンテ カフ...222/11/5 17:55
愛を 失ったら 生きて行けない022/11/5 17:47
世界022/11/5 17:38
月の光2ひだかたけし5*22/11/5 17:37
独り言11.5zenyam...0*22/11/5 15:14
冷たい朝ひだかたけし6*22/11/5 10:48
いつか、いつか、しあわせに。秋葉竹0+22/11/5 8:52
彼女へ022/11/5 8:50
対機説法りゅうさん422/11/5 7:45
脱出(二)[group]朧月夜022/11/5 7:35
脱出(一)[group]022/11/5 7:34
虹の魔法石(十二)[group]022/11/5 7:33
そのようにし凍湖(とおこ...322/11/4 21:50
かがりぬいAB(なかほ...622/11/4 19:42
片恋ミナト 螢122/11/4 19:38
ずめんsoft_m...122/11/4 19:28
友よ渡辺亘122/11/4 17:21
月の光ひだかたけし422/11/4 17:18
日本と言う国の いまここでダンテ カフ...122/11/4 16:56
世界と私の始まり122/11/4 16:53
赤い実がひとつ 022/11/4 15:42

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