誰も僕のことなんか見えてない
僕の体はちっとも透明じゃないのに
僕とすれ違う人達は
僕の体を通り抜けるように過ぎていく
僕が腕を掴んでも
まるで木の枝にでも引っかかったかのように
....
1つの孤独から
2つの孤独が生まれたって
3つめに何が生まれるのか見たくなって
4つめには、きっと僕らは消えて無くなる
僕の不安が
君の顔にモザイクをかけてる
「君は泣いてるの?それと ....
とどこおるとよくないので
暑くてじめじめとしていたが
洗濯物を干してみた
風がないせいか
まったくはためく気配はないが
つぎの用事がやってきたので
とどこおるとよくないので
つぎの用事に ....
君の夢を見たら
君のことせいいっぱい愛したくなった
それって当然のことだとおもうんだ
エアコンをつけっぱなしで寝ちゃったから
頭はがんがんするし
鼻もぐじゅぐじゅなんだけど
君の偶 ....
【At feeling】
加速していく瞬間
止められない時間
歓喜とともに唄う絶望の歌
絶望とともに奏でる希望のソナタ
【Runaway】
走るり抜 ....
早く行け早く行け
黄金郷へ
辛抱して
待つ待つ待つ
苦労は買って出ろ
前進するのみ
気を奮い立たせ
いつも笑顔で
来るものは拒まず
去るものは追わず
ギャテイギャテイ
悟 ....
夏 それは 虫かごの季節
緑色の 四角い プラスティック製の 住まいに
友達を 集めようと 躍起になる
自分の背丈よりも長い 網を手に
上手く バランスの取れない姿は
ヤジロベエのよう
....
ある時きみの
痛ましくてささくれだった心に
不意に素手で触れた時
指先からかすかに流れる
白い血液
ぼくの心には
まっさらな無垢の心が足りないのが
よくわかった
ある時 ....
サイズを合わせろと木端にダメだしされて
身体中の関節を外してコンパクトに納めたけれど
これ以上小さくなれないんだよ
もうそれじゃ
何がしたいんだかわからなくなっちゃうんだよ
掴むものに ....
.
不安定で気まぐれで
我慢強くて誰よりも優しい君
ほんのたまにしか
本音を出さない君
牙を向きだし威嚇して
噛み付き、引っ掻き
泣き喚く
....
ことばでわたしをしばりつけて
みみもとでいじわるにささやいてよ
ふるえるからだがきみのものであることを
たしかめさせてほしい
ほしい
ゆがむくちもとにみとれる。
病んでいる
悩んでいる
身心ふたつ
ふたつはひとつ
止んでいる
悔んでいる
雨降る悼み
涙の痛み
澄んでいる
霞んでいる
朝もやの空
深夜の闇
済んでいる
休んで ....
詩を書く 夜空を
イメージの中で 黒い
私は宇宙で 見上げると バスに乗って
テントで 描くことしかできなかった
青色として私は
知らない 景色を
暗くなり 流されていくだけ
私 ....
イタリア人じゃ
ねえけどさ
冷めかけの
ピザじゃ
始まんねえんだよ
第一
寂しいだろ
台所で
まるっきり一人
泣きながら食べている
みたい
じゃ
ねえ
かよ
違うか
お前 ....
心や言葉で
人は人を騙せます。
でも
瞳で人を騙す事は
出来ません。
ねえ
貴方のその笑っている瞳の
裏に潜む孤独な日々の営みを
私に ....
食欲を満たすことと似ていて
定時がくれば欲しくて堪らなくなる
こんな自分を浅ましいと感じながらも
私は君のズボンに手をかける
払い退けられても手を伸ばして
埋まら ....
焼けた石の上を滑らかにすべる水銀
光ったかと見えてそこにはない
それは一匹のとかげ
生き物であることを頑なに拒否する
草むらに放られたまま忘れられたナイフ
発見からまぬがれる殺人事件の凶 ....
記憶もおぼろげな
懐かしい味
大好きだったそれは
行商のおばちゃんが持ってくる
あんこも入っていない
手作りの味
一緒に入っている
きな粉が唯一の甘みになる
朝早く電車に乗って ....
おもちゃに耳打ちする
バ
Tシャツ脱いで食べた
ウ
政治家に塩コショウしたいっ
ム
枕がどら焼きだった
ク
幽 ....
俺を必要としている女を捨てることがある
人生は花火のようだ、は芥川の舞踏会だ
花火はなにをものまねしているのだろうか
永遠という観念の嘘を暴いているのだろうか
永遠ではないこと ....
息吹を置き去りにして君は
素直になった
砂を走った
八月は並行して走る
水打ち際で風に舞った
戸惑いは前触れもなしに
鮮やかなモノローグを割いて
今ここに君といることを
あまりにも ....
溜め息で踊る心根など
お前達には解るまい
波打ち際で
寄せ返す白線を
追いかけたり逃げたり
入るつもりもなかったのに
いつの間にか裸足になって冷たくて
まくったズボンが不意の波にずぶ濡れて
そういう夏を何度も繰り返していた
....
俺の腕から逃げていった
逃げたのはいいけれど
逃げた先生きていけるの
俺の方が巧く飛べる
俺の方が速く飛べる
俺の方が遠くへ飛べる
翼の急所を掴んだから
もう身動きできない
一緒におう ....
うすむらさきの川に指をひたしたまま
舟が帰らぬことを願っていました
あなたは何故そんな
紙の花のようなことを言うのか
とうの昔に終わっていたのに
今がはじ ....
ひかりの加減を気にし過ぎるとき、音楽の音量を気にし過ぎるとき、階下の物音を気にし過ぎるとき、窓の外のトラックのバック警告音を気にし過ぎるとき、しんとしたノイズを求めて、しんとしたノイズだけ ....
わかっていたはずだろ
求められた自分の考えに
毎度墓場を与えられる事くらい
気づいてたはずだろ
問いに答えるという事は
決められた正解に跪く事だと
正しいにせよ ....
にわかに雨が降り出す
濃厚に萌え立つ雨の匂い
という名のアスファルトの匂い
パラパラパラと傘を撃つ
雨粒が急速に嵩を増して
バラバラ
ザ
ザー
ともはや見分けもつかずに
速 ....
星がすきなのに
星座にはまるで 興味がない
プラネタリウムの傾斜の座席は
私を 私自身の夢の星へといざなう
隣のあなたは
きっとまた笑うのでしょう
線で結ばれた
星座たちはどれも ....
きみのし
考えたこともなかったし
その日の空はうそみたいな顔をしていたから
言葉は何も浮かんでこなかった
この物語では
信じられないことが
信じられないほど起こるし
それ ....
3225 3226 3227 3228 3229 3230 3231 3232 3233 3234 3235 3236 3237 3238 3239 3240 3241 3242 3243 3244 3245 3246 3247 3248 3249 3250 3251 3252 3253 3254 3255 3256 3257 3258 3259 3260 3261 3262 3263 3264 3265
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.29sec.