ここにあるものはなんだろう

数字を必死で追いかけてるよそ
海の向こうの現実には無関係を装う
TV報道にとりあえずの涙、流してみました

明日のことはわからない
目を瞑ったら最後、なのか ....
どっからどこまでがぼくで
どっからどこまでがわたしで
どっからどこまでがじぶんなんだろう

どっからどこまでがきみで
どっからどこまでがあなたで
どっからどこまでがあのひとなんだろう
 ....
竹の林の中
尺八の音が聞こえる。
三味の音も聞こえる。
鹿威しの音がカタン。

全てを忘れて
心を無にする。
時間だけが経ち
何も変わらない

寂しい想いが残り
世の中の虚しさが ....
手を繋いで
麓の公園に行こう

木々がある
川がある

きらめく日差しを浴びて
大地の空気を
体いっぱいに吸い込もう

一緒に食べるお弁当
一緒に遊ぶバドミントン

夕暮れの ....
車が来るまで
苦しみが走る。
風を切ってさ、
また、とまる。

自分は話して
すっきりして
深く反省する。
夢は捨てない。

顔を赤くして
言葉の機関銃
矢継早に話し
つかれ ....
もしも車を降りて歩いた道になつかしさがあるなら
初めての土地だというのに二度と行かないというのに
どこまでもありふれた水田の続く田舎道を
よそ者が歩くのは珍しく少し勇気がいったけれど
私は覚え ....
雪もないのに
足が滑って
しりもちをついたら
青い空が
広がっていた

青い空の下では
誰もが幸せだなんて
とんでもない嘘だけど
そう思い込むほうが
幸せになれるかもしれない

 ....
みんな時々思うことがあるだろ
なんで自分は生きているのか
理由を求めて
東へ走ってゴミ箱を漁り
南へ泳いでアンコウと戦い
自分が何者であるかを
手帳に書き込むため探し求める

 ....
鏡のトリックで
あくびだらけの教室から
抜け出してやろう

外には黄色い球体が
呆れるほど輝いている

音速を超えた蝉の声
鼓膜を激しく貫いて

今日という日は
未来永劫来ないか ....
無痛でいられた頃
ただ手触りの良い毛布に包まっていた頃
こんな風になるとは予想もしていなかった

せめて(きみと水)を飲みたいとマグカップをくしゃくしゃ握りしめる
皺くちゃの破片が幾重にも折 ....
サクランボの余韻
朝はちぎって立ち上がっていった
急かされたガラスの小鉢は微かな花模様だけを残して
ごとん、
洗い桶の水の底へ消えた


いただきますもごちそうさまも
さよ ....
疲れた風の日の
私は 眠りに落ちていく 言葉も
黒い 微かな 中身を 
なくして

誰だろう その色を 遠い
私は見ている
過去の黄色い 浜辺に 私がいる
遠くには 山々が

木陰 ....
彼の部屋へ向かう途中
交差点で待つ車が五台すべて白い
わたしは脇のベンチに座り
タバコに火をつけた

初夏の陽の反射を
差し向けられ目を細める
生み出された汗が腋をにじませる

たぶ ....
 除隊

のどかな春の空の下
今は嘘のように静かな此処ら
気紛れな線を描いて
一対の蝶々が
じゃれ合うように飛んでいる
「お前さん達は何処に隠れていたの?」
誰一人助からなかったこの場 ....
「楽しく」じゃわからない

どうすりゃ楽しいの?

土日にゆっくり 昼まで寝て

でもよくよく考えたら

起きた後に一緒にいてくれる人がいなきゃ。

二人の楽しさを知ったら
 ....
本当の自分だと思っている自分が本当に本当の自分であるのかさえ分からない毎日なんだから、
他人が本当の自分だと思っている自分が本当は本当の自分かもしれないでしょ?

本質は誰にもわからないのよ。
 ....
 
 
誰が決めたのかわからないけれど
いつの間にか
どこまでも一列に並べられた
みかんの上を歩くことになっている
一歩踏み出してみる
みかんは潰れ
小さな悲鳴が聞こえる
なるべく潰 ....
窓の外には

石となった旧人類を囲んで遊ぶ子供達が

誰一人として眠りを知らずに

すべての草花は咲いたままで 果てなく咲いたままで

毎日が祝福される たったひとつの俺の世界で

 ....
 うす墨色をした
 雨月物語
 その雨のない風の気配は
 前髪のような柳葉のむこうから
 あるいてくる
 二人連れのおんなが
 ゆうれいだと
 ぼくが気づいたのはどうしたこと ....
.





――からんころんからんころん



暗い道で
私の履いてる下駄の音だけが
辺り一面に広がる

真っ暗な暗闇に
吸い込まれるかのように
音は消えて行く…
 ....
終電 ライブの帰り
ひとり 南の空を見上げながら
ゆっくり歩く

外灯が薄暗くても
ぽつん ぽつんと点いているから
明るい星しかみえない

また あの歌がぐるぐると回る

いいなぁ ....
最近流行ってんの
黄色と黒のしましまライン

目の横に散りばめられた
にゃあと鳴く彼女の歪んだ妄想

そこまで堕ちたくは無いからと
美しく生きていく事を誓ったけど

何かを諦める ....
『しぬ』をクリックしそうになったら







えぇと、何から説明すればいい?『文化大革命』知ってる?









大量虐殺
 ....
高速バイクが通り過ぎるのを
耳で少しだけ追い掛けてみた
遮光カーテンが夜風に揺れて
無音の寂しさが少しだけ和らいだ

誰かが階段を上がる足音
鍵を回してドアを開ける音
昼間は誰にも会わな ....
いつものオープンマイクで
歌手のMさんが パァフォーマンスの
最初に

 ”今日、家に帰ったら泣いちゃう人〜?”

て 問いかけられて

思わず 自動的に

 ”ハーイ”

と ....
浮かんでるのがレジ袋
鴉みたいだ

甘く重たい空の様子
大鯰の口いっぱいに砂粒を湛えてる

やがて切れ間からも火の手があがる
青いネオン看板の上に指がみっつ
鉄の焼ける臭いも混ざる
 ....
静かの中に身を投じる。
こんがらがっていた糸が、まっすぐになってゆく。
なにもむずかしいことを考えることはない。
自然と一本の線になるのだ。
頭を空にする。ひとつの空間にする。
ここ ....
ちいさな箱があって

材料を入れた包みを

そこに放る



マザー・グースを好いた彼女は

お砂糖に云々を信じて

卵を爆発させた/ドルダムディー


 ....
ビールを一本だけ持ってレジに並ぶ
他はいらねえんだ
たくさんの食料を買い込んでも今日は食欲があっても
明日には何もたべたくなくなるんだよ
食パンにカビが生えてた
毎朝食べたいわけじゃない
 ....
「あっち向けあっち」
右から左へ
繰り返される逃走劇
硝子張りの地面でもがき続ける

そっとそっと
じゃないと砕けそうな足元
ゆっくりゆっくり
じゃないと居場所が解らない

胸の中 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
憂鬱少女tam1*10/8/13 20:44
きまぐれ/ゆうぐれゆうと4*10/8/13 19:40
ペポパンプ4*10/8/13 15:58
公園に行こううずら豆110/8/13 14:47
火の鳥ペポパンプ3*10/8/13 12:49
空の端砂木7*10/8/13 11:48
青空真島正人2*10/8/13 11:23
Positive Mental Attitude寒雪010/8/13 8:22
羽化うずら豆210/8/13 6:33
私 達佐々木妖精6*10/8/13 6:33
サクランボの余韻A道化210/8/13 6:02
読む夏の君を番田 210/8/13 2:12
 木本綾鈴木妙310/8/13 1:08
白日salco11*10/8/13 0:51
休みを埋めよう短角牛110/8/12 23:00
勝手だけれどゆず010/8/12 22:58
みかんたもつ810/8/12 22:06
新世界相馬四弦5*10/8/12 22:04
夏の夢をとじておもう石川敬大710/8/12 21:43
闇への階段恋飴210/8/12 21:19
星になりたい森の猫2*10/8/12 20:10
猛暑日の逢い引きと躓き黒乃 桜010/8/12 19:31
『しぬ』をクリックしそうになったらTAT0*10/8/12 19:30
都会の夜1486 1...010/8/12 19:14
君のために読む森の猫1*10/8/12 19:03
タップしべ210/8/12 18:58
解放ゆうと2*10/8/12 18:17
レトルト山中 烏流1+*10/8/12 18:01
スカイプの会議通話にて、ki110/8/12 17:28
Escape Parade流希-Яuk...010/8/12 17:08

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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