夜の匂い

風にのって運ばれてくる秋の気配
近づいてくるものがあるとき
遠ざかるものがあることを
忘れないでいたい

街灯の下に積まれた
夏虫の死骸をよけて歩く

漂う ....
新学期一日目にさっそく実力テストとかいうのがあった
夏休みも終わりかけのころともだちからいっしょに勉強しないかと誘われた

そいつの家は古びてはいたけれどお金持ちの匂いがぷんぷんとしていた
床 ....
俺がホームセンターの850円の丁稚だった頃


 ....
物語とゴミ箱は切り離せない―

その夜、籠から逃げだしたハムスターが家から逃げだした。
飼い主の女の子が軒先で名前を呼んだのを私は聞いた。
しかし、公園のベンチから立ち上がる気が起きなかった。 ....
絶え絶えに営んで
散り散りに悟って
密度のない小部屋に止まったんだ

緩んだコードでも向かう先はあるよね
行き詰まりに飽けども微笑む飲食
「自由に夜伽が旅の醍醐味」
遠い耳朶を傷つけぬよ ....
通り雨の輝きの中に
君の命を見た

雨音は
昔流行った歌のように
単純なラブソング

絶対零度の氷の中に
閉じ込められた僕

こんなに近くにいても
手が届かない
追いかけられな ....
あなたがいないこと
おもいの外つらくて
剥れ落ちてゆきます
怪獣を退けなくては
どうしても五里霧中
肌に染み入る親密を
四次元と悟って讒言
鼓動拘束する身体性
無音心拍の泥濘通信
灰 ....
知らない間に歳を重ね続けていた
無性に昔に戻りたくなる時がある
辛かった思い出は美化されて
楽しい思い出に変わっていく

輝くような未来が見えない
薄暗い道を歩いている
ときめくような恋 ....
川から流れてくるものは
木の葉や木々の破片たち
うずまいて うずまいて
深い緑に飲まれます

清らかな水に寡黙な石たちは
もうずっとそこで眠るのでした

おじいさん おばあさん
おか ....
背中を切ってきた
麻酔が切れてきたので少し痛む
抜糸は来週
アホみてぇな金がかかる
スネかじってる間はいいけど
一人でこれ払う事を考えると厭になる
保険入っててこれかよ
泣けてくる
 ....
歩いていると
とても疲れるんだけど

歩いていると
次の日はもっと歩けたりして

歩いていると
違うけしきが見えてくるかも

あしたも歩きたいから
きょうはもう寝よう
{引用=






誰が投げたか
空の底に小石が一つ
果てのない青い花の野に
生まれたばかり白の風紋は旅立つ
それは水溜りに揺れる夏の楽譜




硝子のまぶたに透け ....
たとえ月まで逃げたとしても
自分の陰からは逃れられない

陰は満ち欠けを繰り返し
決して消えることはない
でもそれを恐れるな

あばただらけの醜い自分を
きっと誰かが照らしてくれる
 ....
 
 
テレビでクイズ番組を放送していた
面白そうだったので
テレビの中に入ってみる
星空のきれいな高原みたいな場所に出る
子どもの頃、幸せな気持ちで
家族と一緒に来た気がする
振り返 ....
みんな孤独に部屋にいた

さびしい目をして

だれかの心の

ひかりは影になって

疑わずに抱きしめていた

疑われずに抱きしめられていた

ふたりともちがう空のした

雨 ....
=サブタイトル(おもてとうらからみる物のかたちや色が異なるせかいで)



わ た し は み る



それはわたしの至高をおしひらく ひとしずくのデッサンだから
さわるリンカク ....
林ますみ「林ますみは無実だ」





天パで頭の悪いムライ「誕生日プレゼントとしてママに好きな女の子とのセックスをねだる御曹司」

天パで頭の悪いムライ「そんな言葉を聞くと俺はゾッと ....
ビルの屋上で靴を脱いで
飛び降りることが出来るなら
樹齢百年の木の枝に
縄をかけて首を吊ることが出来るなら
富士の樹海に目印なしで
足を踏み入れ迷い彷徨うことが出来るなら
実行する ....
眠剤も飲まずに眠ったのに
長い長い 夢をみた・・・


相方は 退職金を元手に
車椅子を使う人たちのケアハウスを
自宅兼ねて建てることにした

定員は肢体障害者1級の息子も含め 
4 ....
朝焼けとして川辺に立ち、私はそこの炭に焼き芋を自分の消えていく寂しい影として見ている。私にはどこか遠くから焦がす匂いが漂ってくる。魚が遠くで跳ねている。私は白いボートの流れていく姿をそこに見た。私はそ .... ガキガキした言葉が群がる
拾った一つが「縁」
感じるのは恐竜時代からだろう
大好きなでっかい奴が
鮮やかなメロディ歌って
僕をときめかす

とろとろ溶け出した光景が
起承転結を訴えかけ ....
かみさま
みたされて眠るわたしに
なぜ朝をあたえるの
今日が今日のまま
おわるようにと
境目をつけたまぶたに

かみさま
からっぽな朝に
わたしたちをなげだす
 ....
田舎の山奥で









ゴミ収集車が来ないから
















ゴミを ....
スルメイカは恐れおののく
干乾びた体を
焼かれて食われちまうんだって、私
私が彼に会いに行こうとすると




必ず何かがおこる





しかも私の体に






遠距離がはじまって



4ヶ月





1 ....
ここから見た景色 見果てぬ輝きに
旅は続いていく 足跡を残して
広がる空の向こう 流れる青い風
もうちょっと追い掛けてみよう いつか辿り着けるように

敷かれたレールに沿って仕方なく歩いてい ....
永遠に続く命
霊となって
生き続ける。
言霊の幸わう御国に
君と僕は生きる。

而して人の命は大切だ
人から発する想いは
何よりも尊い
而して話しは大切だ

人は想いを持って生ま ....
ここはぼくのいる場所じゃない
だから余計真剣に事に当たる

じぶんの何かは分からないけれど
その何かをひきちぎるようにして
しぼりだすようにして事に当たる

そうやって最初っから存在して ....
歯医者にいった
芸能人やスポーツ選手も来ている有名なところだ
副医院長は長瀬智也に似ていた
たいして腕もないのにぎらぎらと自信満々に口のなかをいじられていると
とてもじゃないけど耐えきれなかっ ....
蝕     ある天体が他の天体の一部または
      全部をおおい隠す現象。日食・月
      食、星食のほか、惑星による衛星
      の食や恒星同士の食などもいう。


蝕 蝕  ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
「遠ざかる季節に向かって、さよならを言うまえに」ベンジャミン3*10/8/15 0:42
夏休みの思い出吉岡ペペロ510/8/15 0:33
歌舞伎町の女王TAT1+*10/8/15 0:25
[:shoot]プテラノドン2+10/8/15 0:09
ハロー、グッバイ坂井ハナ0+10/8/14 23:32
レインドロップうずら豆1+10/8/14 23:24
埋葬ごっこ坂井ハナ0+10/8/14 23:23
SEKAI ...2+*10/8/14 23:15
過疎集落朧月3+10/8/14 23:01
ペインをイマジンしながらノイズに耳をすましSOSを。虹村 凌6+*10/8/14 22:56
すすむここ2+10/8/14 21:58
夏の楽譜まどろむ海月7*10/8/14 19:57
光速乱舞うずら豆1+10/8/14 15:23
回答たもつ410/8/14 13:16
部屋吉岡ペペロ310/8/14 12:39
イデア流星群 (想起させるものに、忠実に)乾 加津也3*10/8/14 11:37
A PEACE OF THE WORLDakb48110/8/14 11:30
Live Strong寒雪110/8/14 7:13
ケアハウス森の猫1*10/8/14 2:31
青く垂れた釣り糸を番田 210/8/14 1:29
REX流希-Яuk...110/8/14 0:20
かみさまはるな110/8/14 0:03
デカダンTAT2+*10/8/14 0:02
スルメイカの恐怖曲がり屋レオ...010/8/13 23:57
障害物恋愛くゆら210/8/13 23:36
ロードムービー[group]1486 1...0*10/8/13 23:34
日本人の心ペポパンプ3*10/8/13 21:49
クライマーズ・ハイ吉岡ペペロ610/8/13 21:06
ぼくの居場所210/8/13 20:55
非在の虹2*10/8/13 20:52

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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