闇夜で全てが閉ざされて
影が襲い掛かってくる
大空を見上げても希望なんて見えてやこない
過去が輝いて見えるのは 今を切り開けていないから?
未来が塞がれているのは 今を見据えていないから

 ....
 
 
一団の土地から分筆された遊休地に
エンジンのない建設機械が放置されたまま
数十年が経ち
その間にもわたしの弟は
産まれてこなかった
だからまだ名前もないし
椅子に座ったこともな ....
暗闇の中
漆黒に目を取られ
張り詰めた空気だけが
火照った柔肌を突き刺す


何も分からずに
その場にうずくまる
不意に
地平線に一筋の光の矢


照らされた体を
薄 ....
べっとりと体内にこびり付いた物体
これを何と呼ぶべきか私は知らない
だがこの物体は私にとって間違いなくやっかいものだ
完全に取り去る事などはなから考えない方がいい

どうしたらいいのかもう答 ....
愛とは悲しみの離反する結晶
水の中で笑う
幾千の粒に包まれて笑う
フルートが草原に響く

遠くまでたどり着きたいと
馬の腹を蹴りながら先を急ぐ
時間は飛ぶ 鳥のように
時は翼を持ち 鳥 ....
何もない 海には 
吹いている 浮き袋が 透明な風が見えた
夢が
揺れているのかもしれない 遠くがあって 


そんなふうにして 喫茶店を 眠りにつこうとする
思いながら
ネタは何もな ....
 
 
真夜中
帰宅すると
家の前に車が停まっていた
父さんだ
と信じて
走っていくと
みじかくパッシングして
行ってしまった

あれが
父だとは思わない
もういないことは
 ....
服を脱げば
汗をぬぐえば
そこには
熱い風でもない湿りでもない


夏が


夏というものが現れる



幼子のころを思い出すなつ
幼子はおとなにあこがれた
おとな ....
暗闇のなか
横たわる身体
目を開くそして
閉じることの無意味さよ
何も無く
耳を通る音だけが
時間らしきものの有ることを
暗示する


こうやっている
トキがいい
時間は ....
懐かしく
甘い


風が無く
声も無く
静寂に包まれた
街の奥で

ただ
確かに
愛されていた

故郷にも似た
広い心
澄み切ったような
正直さ

喋った言葉も
 ....
バイトボーイ バイトガール

ウィーハズカム
ノーボーイ ノートーイ
ノーバッキンガム ノートルダム

バイトボーイ バイトガール

ちりちり蟻 ヌメヌメ蝮
トロトロ目玉 ジュクジュ ....
僕が死んだら 笑う奴のところにいこう

ひとりひとり顔を見て

悲しさと虚しさで むせび泣き



僕が死んだら 泣くやつのところに行こう

生きていてくれたことに

喜びと照 ....
少年が銃をぶっ放している
ブサイクは恋に夢中だった

少年が銃をぶっ放している
とある二人が永遠の愛を誓っていた

少年が銃をぶっ放している
ニートは親と自分に言い訳を続けている

 ....
上を目指せばキリがなく

下を目指せば際限がない



このまま進めば

きっといつかは力尽きる



だから、私たちは種を撒く

明日につながる種を撒く



そ ....
下らない話題についていけなくて席を立った
夜風に当たって不満を込めた煙草を吹かした

山の向こう側 輝く星はあまりにも綺麗で
今日だけは上手く笑える そんな気がしたんだ

夜空には数えきれ ....
めずらしく
たったビール2本で
酔いが足をからませる

まっすぐ歩いているつもりが
どんどん道の
真ん中に寄っていく

ボワンとした視界に
でんとトラックが
踏み切り待ちしている
 ....
私はたそがれたいのだった
熱い紅茶をくちびるを湿らすように飲むと

赤い楓の葉がぼんやりと庭先に佇んでいる

胸がぐっと引き裂かれていくと
むき出しになった夕陽がじゅくじゅくとして ....
地獄の底で崇められた太陽は
私を罪ごと焼く
影は地獄へ届き
呻き声が溢れる
誰もが夢見た天国には
誰もいなけりゃ
花も咲いていない

不意に堕ちる
喧騒は大きくなる
感情の洪水
 ....
頬を赤らめて手を振るんだ
二人はそれで
今日の所はサヨウナラ
また会う日まで
いつ会える?
できるだけ早く
そう願っている

空気が
二人を包んでいて
それは時には
黄色で
赤 ....
フられたり失業したり















リアルに嫌な事があった日は











 ....
指先で蠢く明日の匂い

触れられないから
ぼんやりと
唯々ぼんやりと
眺めるしかできなくて

願ってみたり
祈ってみたり
いつかしたようなことを繰り返す

優しさで世界が溢れ ....
君は孤独なんだろう

死を刈り取って、集める日々

鎌のお手入れは行き届いてるかい?

備えあれば憂いなし

死に関して敏感な君は現場に赴くときはどんな手段で参るのさ

死に関して ....
自動販売機の 無骨な音は変わらないのに
近頃の 缶コーヒーは旨い
低気圧が近づいて 波が高い
海水混じりの風が 鼓膜を揺らし続ける

俺は 不味いコーヒーが飲みたかった
歯が溶ける甘味
 ....
悲しみを悲しみで打ち消すような
私たちの想いは重なりますか
思い違いしすぎて日が暮れて
まだ間に合いますか

方向おんちはなおらずに
あなたの元へたどりつけない
ナビの応答がいつからか
 ....
きれいな部屋
テレビから伝わってくる
澱んだ空気
 ....
小さな木の箱に
青灰色の小石が入っている
特別な宝石や鉱石ではなく
河原に幾らでもある
丸っこいありふれた石
箱の中に白い布が敷かれ
その上に置かれている

箱は石の為の棺だ
あの人 ....
こんなに好きなのに

こんなに陳腐な話ばかりしている

おまえはさみしがりやだ

おれはおまえのそばにいてやれない

社会制度の枠組みではいてやれない

嫉妬する気持ちなんてだれに ....
シェリーを2種類たのんだ

ふたりで飲み比べてみた

ちいさなグラスだった

おまえはそんなに食べなかった

麹町のスペイン料理店

チョイスがわるかったかな

四ツ谷までふた ....
胸のなかから顔をぬいて女はつよい眼で幸せになるからと、そう言うのだった

幸せとはなんであろう

家族をもち誰かと人生を歩いてゆくことだとでも言うのだろうか

きょうぼくらは幸せではなかっ ....
看板の広い背中にすっぽりと隠れた二人は
サウナから出た時点で 遠回りするつもりだった。
遮断機のように通せんぼする右手。
タクシーが止まる、雪が降ってきていたのかもしれない。

交錯する足跡 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
航海しょうた110/8/28 9:09
粘土たもつ410/8/28 8:19
払暁寒雪010/8/28 6:52
小川麻由美4*10/8/28 4:44
ride ride ride瀬崎 虎彦210/8/28 2:29
2010年の日記、夏番田 210/8/28 2:17
パッシング小川 葉610/8/28 1:31
あおぎみる、なつ唐草フウ8*10/8/28 0:56
闇の時間シホ.N210/8/28 0:55
used melody.Akari ...0*10/8/28 0:52
二十八時間働いてこれですか?kei99010/8/28 0:34
印象探求⑦短角牛110/8/28 0:30
childtam310/8/28 0:28
100年先を、ala3*10/8/28 0:10
スターライト1486 1...210/8/28 0:05
酔っ払い森の猫11*10/8/28 0:01
たそがれたいうめぜき2*10/8/28 0:00
忘却tam210/8/27 23:36
可愛らしい二人Oz110/8/27 23:20
臆病な俺は一等ギラギラのナイフをヤフオクで落として安心を買うTAT1+*10/8/27 23:12
傍観者もずず2*10/8/27 23:02
死神しょうた110/8/27 21:57
缶コーヒーアマメ庵210/8/27 21:54
いつかの日まで朧月210/8/27 21:28
3人で押す1つのボタンゆず3*10/8/27 21:25
創書日和【箱】小石の棺[group]大村 浩一10*10/8/27 21:09
おれはおまえのそばにいるのか吉岡ペペロ210/8/27 20:09
四ツ谷まで510/8/27 19:54
幸せよりうえは楽しいってこと?210/8/27 19:38
夜の二人プテラノドン010/8/27 17:38

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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