心だけ 欲しかった
その声に 震える空気
眩暈の中 手を伸ばす

掴んだものはあどけなくて

汚れてしまうね きっと
それならうれしい なんて
どこでおぼえてきたの?

ああ また ....
妄想の中で恋しているので現実の関係は全くの他人行儀です。
でも、時々それはかぶって、とても危ないときがあります。
小さな、言葉の端々でくすぐりあっているのです。
とっても危険です。心を探り合って ....
室外機、の
吐き出す蒸気
粘っこい舌で
べろりとやられる
そんなウンザリに
似てる
八月の終わりのこと
ブッとんだヴァイブが欲しくて
歓迎されない扉をくぐる ....
 
 
都市の息づかいの奥へと
延びていく砂利道
書きかえられた公図の写しを
大事そうに抱えた男が
小さな石の陰でうずくまっている
眼の中を覗き込む
そこは既にもぬけの殻
わたしの数 ....
はじめて夜と昼とがわかれたときに
夜をつかさどったのがゴグで
昼をつかさどったのがマゴグ
という嘘の話を鵜呑みにしてひけらかし
恥をかいたとすれば
リテラシーがないから

メソポタミア文 ....
生まれた姿は裸ンボーン
親もビックリ驚いた
生まれた時から裸ンボーン
肋骨ガラガラ鳴らしたさ
それでも大事に育てられ
今では立派なミュージシャン
肋骨叩きの第一人者
確かに時々避けられる ....
ひっくり返したコップを
あなたは
差し出した

「お水をください」


だけど、
ひっくり返したコップに
お水は入らないんだよ、
愛しいひとよ


小さなコップでも
大 ....
素直に君を連れ去った
何時までも握る手に
永遠強くなる絆を覚えた

折れる 程
握ると白い指先の爪
痛いと言われて
ハッと息を 呑む

肩で息を
しばらくは止まない連鎖の銅板
動 ....
遠慮がちに
欠ける月を見た

半分も満たすことができず
けれど決して消えない

いつまでも
見ていたい
月だった

ワイヤーを巻かれた幹
黒く浮かび上がる建物

携帯に落とし ....
安らぎの意味も忘れるほど
孤独を噛み締める夜

走り去っていく
あなたの夢が
繰り返し浮かんでは
消えていく

幸せな夢を見られないなら
眠る意味って
ないのかな

朝日が街の ....
みずうみにすんでいる女の子は
キスがへたくそで色白で
酸素のいろや木漏れ日の匂い
澄んだ朝の空の温度なんかにくわしいけれど
マニキュアの冷たさや
つま先の孤独なんかは知らなかった
毎日すこ ....
花に滴
竹に石
魚に音
笛に琴

楽と苦
美と食
笑と泣
静と寂

天と上
地と下
人を右
我を左
背伸びしないで
等身大の自分で
いよう!

小さい自分は
人を感動させる
大きい自分は
人を怖がらせる。

肩肘はらない
自然体は
いつも正直
いつも笑顔

強引はいけない ....
花はどこへ行った

なんて問い続けるよりも大切なものが私たちにはあった
それが今の生活であることは否定できないし
ひとの望むものなんて目に見えるものに他ならないのだから

ありふれた結婚生 ....
常に磨き続ける
常に新しい自分
常に違う考え方
常に変わる環境

弱いものを
守るために
世の中を変えてゆく

人を大切にして
楽しく、笑って
優しく、かっこつけて
いろいろ知 ....
此処にいながら遠くを見てる

まだ見ぬ明日に心奮わせる

自問自答の繰り返しの中で答えはないと知る

それすら正解ではないと何処かで思いながら

きっとこの世界に生まれた訳は  ....
雪が溶ける頃

私たちも融け始め

もう二度と会わないかもしれないね、と

そんな風に想う私を

スノードームの君だけが

淡い雪のように泣いていた
まわり疲れました
いい加減にして下さい
もうこれで最後です

後ろの正面が
誰かなんて
分かるわけないじゃないですか
だって
あなたを中心にして
150人がまわってるんですよ

 ....
明け方の月は
どこかのっぺりしてる

夜通し輝き続けて
疲れてしまったのか

燃え尽きたように
真っ白な灰のように

嘘っぽい空の青
透けて見えそうな月の白

ふらふら不安定な ....


その大いなる人々は
歌声と一緒にやってくる。
峰峰に雪を戴いた白い山並を越え
覆い隠すような人数で
その歌声と一緒にやってくる。
誰かのために歌う訳でも無く
止むことのないその韻 ....
{引用=



雨ざらしの、皮膚の、角質層に浸透しない乳液と、老廃物で崩れ
た二重と、汗ばんだ呼吸で、余計に湿度を寄せて、抜け落ちた獣
の毛が、二人の表面に貼り付いてとうとう一対の獣になっ ....
あした と あたし は

よく似ている

あしたのあたし
あたしのあした

疲れきって
予定をぼうにふった
あたし

さて あしたはどうしよう

とろけそうな太陽に身をかくし ....
キズハアサイカ

キズハアサイカ

朧にみえる井戸の水

汲み上げる桶もなく

ただ茶色の紐が風に揺れる

揺れる心と違うのは

朧の水は動かない

草履を脱いでその場に並 ....
朝のくせに
見透している
生きたくない私の想い

朝のくせに
温度の高いひかりを
発して挑みすぎてる

私ちゃんと
ワルイヒトだよ
あなたを傷つけたこと
忘れてないよ

だれ ....
鹿沼公園 梶ヶ谷第一公園 あさやら公園 じゅん菜池緑地
こうえんらはその下で ゆるく手をにぎってつながっているという

きょうも
ひとりの女(ひと)がだまってベンチに座ったままだ
こうえんは ....
ピカーン、
ハゲ頭反射
オッサン眩しいよ

朝8時
京浜東北線
GALが泣いている
折角綺麗に
化粧したのに
黒い涙が
線を引く

それみて小学生がゲラゲラ
友達に教えてゲラ ....
雪が舞い踊る山中を
闇雲に進む
誰にも見取られていない
たおやかな新雪に
足を掴まれても
自分の感性を頼りに
目的地を想って歩く


一緒に死地を駆け抜けた友は
権力の銃弾 ....
町には、
都会の路傍の実を摘み
ジャムを作る女もいるのです。

黒く指をそめながら、
けして与えられるものでも
買うものでもなく
何かを知るために。

立ち枯れる花たちが、
夏色を ....
何にもない日ではなく
一年に 疲れている 
私の立っている 何にも 
あなたは 流れていく


島は 持っていない 
遠くに 壁の光が見える
風のコーヒー
闇は スーパーの匂いもして ....
 
 
蒟蒻畑がある
蒟蒻といえば
まだ幼かった妹が
蒟蒻は
おなかをきれいに
掃除してくれるのだと
父に教えられて
がんばって食べていた
記憶しかない
私は蒟蒻畑も
おなかの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
音色010/8/30 22:58
LOVE GAME西日 茜210/8/30 22:45
だけど、そういうことってホロウ・シカ...4*10/8/30 22:14
砂利道たもつ610/8/30 21:25
コンピテンシー、コンピテンス、コンピテンシアスa010/8/30 21:10
裸ンボーン (未詩・独白)プル式210/8/30 20:49
ひっくり返したコップはだいろ010/8/30 20:07
純(じゅんれん)愛maumi3*10/8/30 19:58
震える心Akari ...1*10/8/30 19:58
Lavo2*10/8/30 19:35
ダイアモンド・シスターアヅサ6*10/8/30 19:34
天地人ペポパンプ3*10/8/30 19:29
ありのままの自分3*10/8/30 19:28
決別のひと恋月 ぴの29+*10/8/30 19:14
さびない人生ペポパンプ2*10/8/30 19:11
しょうた010/8/30 19:03
スノードームMかわ010/8/30 17:30
カゴメはカゴメ[group]花形新次4*10/8/30 15:34
明けの月うずら豆110/8/30 15:31
歌声[group]……とある蛙16*10/8/30 14:32
分解するのが男の子、解剖するのが女の子手乗川文鳥12*10/8/30 14:27
あした森の猫4*10/8/30 14:00
キズハアサイカmaumi010/8/30 11:44
朝のくせに朧月110/8/30 11:02
公園の手乾 加津也10*10/8/30 11:01
君は泣いてるし、Oz110/8/30 9:50
Destination寒雪010/8/30 8:12
Blackberry月乃助14*10/8/30 7:19
何である物にもない日に番田 410/8/30 2:20
蒟蒻畑小川 葉210/8/30 2:03

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