部屋の中で
言葉を東芝の冷房が無くしている
音楽が 傍らには 
音符が 効いている


日が 買っただけで 流れている
音楽の本 読んでいないのかもしれない
流れているのかもしれない  ....
秋の夜長が静かにこちらへ歩を進めている
もう虫が鳴いている
昼間の入道雲が萎んでしまえば
いそいそと秋が町のあちらこちらに姿を見せる

ところがどうだろう
私はまだ秋の準備ができていない
 ....
だだッ広く真夜中
合宿中の体育館
暑ッ苦しく白昼
高校生たちの汗
熱く寝苦しい

名前だけの顧問である私はその夜だけ代役で泊まることになった私が昼間健康的な熱気あふれた誰もいない体育館の板 ....
何かをこらえるときに
下くちびるを噛むせいで
わたしのくちびるはいつも痛んでいる

本当に痛んでいるのはきっと
こころというものであるはずなのに
わたしはわたしの痛んだくちびるの
その細 ....
チェンバースは
やりかたってもんを
とても、よく
心得ている
それは
おれの寝床で
今日に
踏ん切りがつかない
おれの意識を
疾走させる
果てし ....
夏の瞬間が、過ぎ去っていく。

今日、暑いって思う、思いでも。
一日二日で、過ぎていく。

去っていく。

寝付けない夜。

夜の海の温さ。

君の熱さ。

咲き誇る花火。
 ....
セフィロトの樹、連なる鎖を
信じるとすれば君と僕は永遠に、
無限につながっている

両生類の抜け殻
何度でもよみがえるくらげ
無数の、ハッコウブッタイを持つものの、むれ

ゆらめくのは ....
低価格が売り
のイタリアンレストランチェーンで
今日も時間を潰している

学校帰りの高校生集団
乳児を連れた家族
帰りに一人で夕飯を食べる会社員

そういえばこの店では
おひとりさま ....
{引用=



ふいに落ちてくるのは声
ねむりを破る声

とどまることなく走りつづける
でんしゃのなかを
でんしゃと同じ速度で疾走する男がいて
疾走する男のその努力をもし徒労という ....
北海道の大地で
暑さにじっとりと
汗をかきながら
見上げた

夕空にひつじ雲
数え切れないくらいに
血まみれの羊たち

この群れの中にも
羊飼いは
居るのだろうか

野に住む ....
田舎にいた頃はヘルメットかぶって自転車を


 ....
言葉を抜き取ったら
私は
空っぽに
なってしまうのだろうか

愛情を表す表情は?
哀情を表す表情は?
こんなこと誰にも訊けないよ

胸の中に
タイムカプセルを埋めたの
お菓子の空 ....
 
 
壊れたメトロノームの
壊れたリズムで
第一楽章は始まる
歪んだ旋律が
琥珀色のホールを満たし
それでもヒトたちは
祈るように席に座り続けた
やがて楽団員が一人また一人と
舞 ....
あなたが
後ろからそっと私を抱きしめる
せせらぎが流れるように
肌を滑る冷たい腕

蒼白い月明かり

私はまるで
羽衣を纏った 一晩の天女

シーツの波間を漂う蓮
水草の絡まる細 ....
井の中の蛙
大海を知らず
自分がお山の大将と
思っている。

世の中の事は
何も知らない。
ただ勉強しか
して来なかった。

いいのか悪いのか
わからない。
知らぬが仏と思って ....
ジャズで
スイングしよう
ノリノリに
体を動かす。

タロットで
死神を引く
おみくじで
大凶を引く

仕事の依頼
そよ風に吹かれ
コーラを飲み
帽子をかぶり消えてゆく。
 ....
「おもちゃは卒業ね」

そう言って
取り上げた
三角の積み木

ねえ ママ
わたし笑えてる?
上手に笑えてるかな?

腕に痛いよ
羽根が生えてきた
天使に似合わない
{ルビ鈍 ....
何も考えないで
海底に落ちてゆく
癒される。
体が楽になる。

無為自然がいい
体に力が入っていると
対応が遅くなる。
無心がいい。

何かをしようとすると
失敗する。
運命を ....
今年はとうとう
夏が来なかった
夏はもう
来なくなってしまったのだ

きっと冬も
もう来ないだろう
私たちに必要な食物は
どんな薬を使っても作れなくなる
そうして私たちは
少しず ....
流れる川に知ってるものつけて
まばたきする

音を切ってしまって
なんだか

せいをこがけえきさかさそす
たかったけーことかず
ないないのなにをあいさあて
きにさけてちかーたちちーさ ....
社内では社長がついに禁煙するというもっぱらの噂
シンジラレナーイ!(全員で)
でも何事も
まず理由が大事じゃないか

自分の健康
最近うまれた可愛い未来のためだろう
あるいは地球に住まう ....
胸に彫刻刀をあてて
誰が家紋など彫ろうとするのか

いづれ君は
かどをヤスリで削って
私は誰でしょう、なんて
笑って(泣いて)

それでも
叩いた音の響きで
君はすぐに見つかっ ....
「火の森というものがある」と父が教えてくれた。私が火山の調査のためヘリコプターで火口の上空を飛んでいる時だ。父はそれまで私の横で眠っていたが ふと目を覚まして そう言ったのだ。火山は穏やかだった。二回 .... 突然いなくなった君の 隣には誰がいるんだろう
することが無くなった僕は 日曜日なのに暇をもてあましている
どこまでも続くような 見えない道の向うがわ
叶うわけがない夢を 心にずっと抱いていた
 ....
長い夜を経て

日差しで爛れた身体を
  両手で抱きしめ守りながら

逃げ帰った部屋の片隅で

地平線に日が喰い殺されるまで
          私は本を読み漁る

虚構に我が心を ....
視線を感じ辺りを見渡してみる
目を合わせるとそむける事ができなくなる複眼
ギザギザした足が恐怖を倍増する

害虫を駆除してくれると知ってはいても
その風貌からして愛らしいとは思えない
体全 ....
「おーい 空くん
 今日はやけに機嫌がいいねえ」
「ほーい 機嫌がいいさ」
「どうだい 見てごらんよ
 君があんまり機嫌がいいから
 ほら 風が歌っているよ」
「ほほう そうさねえ
 風 ....
mean meanと蝉がぼくを詰っている
いじわるなぼくは
アスファルトにおちているつよい水性の日差しをひろってたべる
夏というのは架空とおもう
ふとてのひらをすかしてみると
うすい水か ....
地下を網の目のように張り巡らさせていく根茎の成長
時々ぽこりとその緑は地下から突き抜ける

だが決して緑が中心になるというわけではない
中心がないという事は周辺がないという事だ
縦ではなく横 ....
電車でゆらり
何処まで行くの

何処でもいいや
遠い旅路と一秒の紡ぎ

変わる景色は目まぐるしい
変わらない景色は懐かしい

電車でゆらり
運んで行くの
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
いつしか失業してた番田 110/9/2 2:10
夏なつかしく秋になく木屋 亞万4*10/9/2 1:15
真夜中の体育館tomtom...210/9/2 0:59
くちづけベンジャミン4*10/9/2 0:57
生身のものにはノイズが混じるものさホロウ・シカ...3*10/9/2 0:04
秋の匂。狠志110/9/2 0:00
Eins ist allesブロッコリー...110/9/1 23:15
イタリアンレストランkauzak6*10/9/1 23:14
でんしゃのなかにふる雨は声かもしれない恋かもしれない石川敬大1810/9/1 23:14
血まみれの羊たち板谷みきょう2*10/9/1 22:31
H22.9.1 重要度・やや高 要ケア TAT2*10/9/1 22:15
詩を書くことAkari ...2*10/9/1 21:18
ホールたもつ610/9/1 21:03
蒼月Akari ...2*10/9/1 19:57
あっぷっぷペポパンプ3*10/9/1 19:30
SWING & SWAY2*10/9/1 19:30
angelAkari ...0*10/9/1 19:23
海に沈むペポパンプ5*10/9/1 19:13
夏が来なかったふくだわらま...110/9/1 18:36
みゃく十二支蝶010/9/1 18:35
決意はいきる理由になれるか乾 加津也2*10/9/1 17:36
セロファン瑠王6*10/9/1 17:27
火の森非在の虹1*10/9/1 16:38
遠くへSEKAI ...010/9/1 15:04
物語。薬堂氷太110/9/1 13:55
小川麻由美3*10/9/1 13:13
9月未有花9*10/9/1 12:55
meanコーリャ1210/9/1 11:32
横の繋がり小川麻由美3*10/9/1 11:19
ワールドトレイン秋助2*10/9/1 11:10

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