あたし今は怒っている時ポエムがでている
駐車場は「俺たち今セックスしています」かのようで一杯
きみは「デリヘルで来たわけではない」とこころで唱えて車をおりる
ラブホの当然のように「やけにせまいエ ....
生きることは
暗闇ではなく
死でもなく
静止することでもなく
静寂でもなく
命のざわめきを感じること
動くこと
歩くこと
時間のなかを流れるこ ....
国内旅行もいいけれど
たまには海外旅行もいい
旅行雑誌やパンフレット
何度も見ながら
行き先を決めていく
あまり知らない国を
知るチャンスでもある
一つの国でも
行きたい場 ....
静かに律動する、肉体
朝の冷気に覚醒する、意識
心はゆったり世界の像を映し出す
信号待ち、
赤ん坊を抱っこ紐で胸に支え
片手でスマホを操作する若い母親、
くっきりとした二重 ....
○「バランス」
すべてのものが
バランスのうえに成り立っている
バランスが崩れると不安定になる
そしてバランスを取り戻すために動く
○「無常」
今あるものを
あたりまえだと思ってはい ....
知らないナンバーが並ぶ街までワープしてきたので
実感がなかったが実際あるべきものはそこにあったのだった
「カラオケにスープはいらないんじゃね?」
「採算とれるかどーかってゆーか」
「て ....
わたし、夏のある日、グラウンド、土の中、埋まってた
その日、ミサイル、飛んだから、サイレン、ずっと鳴ってた
教室の、クラインの壺、餌やり当番、死んじゃった
秘密だよって、嘘つき、 ....
三歳のコンスタンチン君が
サハリンから北海道に来て
火傷の治療をしたことが
大々的な
ニュースになっていた一九九〇年当時
実は同じ頃に
精神病院に思春期の女性が
サハリンから
治療 ....
均衡が訪れる
肉の猛りは一時、収まり
わたしの眼は、
横たわる白い小部屋を凝視する
三次元の実在、余りに静かな
静止する時間の流れ
白壁に掛けられた
カンディンスキー ....
でっかいでっかい
かたまりが
わたしたちを
つつんでいる
わたしという響き独り
あなたという響き独り
偶さかの出逢いにて
響き合う
わたしの内は一時、
あなたに明け渡され
....
砂糖で出来た四肢に諦念はめぐる
踊り子の腰に巻かれた拒絶
やわらかく宙を抱く腕の中で
見えない魚がくるりとひるがえる
塔のない町で 城のない町で
踊り子は眠りにつく 酒精の匂いに紛れて
....
さみしいんだろう
うん
でも そうでもない
でも さみしいんだろう
うん
だってさ ひとりでいきてるんだぜ
....
あのね
コットンのセーターが好きなの
でもね もう秋も終わるからね
冬が来るからね
コットンは冬には温かくないからね
もう 着ないの
妻がね
コットン ....
眠り込んだ 命を
時間という鉈(かんな)で
削りつつ生きる
尖った命は
永遠という 時間のなかで
ぼろぼろと 崩れ落ちる
私は
今日も
時間のなか ....
ホッと一息
コーヒーブレイクのように
つながらない思考回路の調整に
切断された回線の修復に
昼休みが終わった10分後に
この時間帯はトイレ自身も休憩中
....
ふいにおれの銃眼に獲物がまいこみ それはtatsuro yamashitaの顔をしていて かんがえる 砂 たちはどんな岩石にくっついていたのだろうかと まるでそれは戯曲を真上からみるみたいで 頭をなで ....
アナルは形容詞であって
アナルに入れたいとか
アナルを舐められたいという
使い方は間違っている
アヌスが名詞なので
アヌスに入れたい
アヌスを舐められたい
が正しい
昔、アヌスの鏡とい ....
○「真面目で寂しいシルバーの再婚話」
「俺今度再婚することになったんだよ」
「そりゃいいね、二度目の春だね」
「相手はどんな人よ?」
「北国の人で年下なんだよ」
「どういう縁だよ」
「 ....
知らないナンバーが並ぶ街までワープしてきたので
実感がなかったが実際あるべきものはそこにあったのだった
スープガーデンの会議にでようよ
カラオケにスープはいらないんじゃね?
採算とれる ....
のどにひかりの笛を持つ
ほそい声のふたり
わたしも彼らを過ぎて
まぶたの裏に痛みをしまいこむ
かがやきのうちに
笑顔をすくう
世界のうつくしさをたもつ
夜々に載せられてしまうと
月 ....
この生の一瞬が
愛しいという実感に
ずんと沈み込む時、
この意識の鮮明を努めて保持し
高く指を突き立て澄み渡る空に
ああ 擦れ違う人、独り独り
我々は皆同じ、我々は皆同じ、
....
土煙(つちけむり)
積乱雲
四季の狭間、の十字路に立つ
深夜、明け方の少し手前に、このマンホールに飛び込むと
黒々と波打つ日本海へと通じるトンネルになっている、らしい
陸橋の塗装に書 ....
友人と大浪池と韓国岳へ登ろうと出かけた
紅葉はもう終わっていたが
素晴らしい高齢の男女に出会った
韓国岳の急な坂を登る入り口の所で休んでいたら
上からその高齢の男女が下りてきた
僕たちのそば ....
風の又三郎(そのまま)
/勝手にひとり連詩
発 もがり笛風の又三郎やあーい 五千石
脇 雑路にて空のうねりを見上げた
3 そのなにかがはじまると気がついた
....
世界を 祝福する
そんな 言葉を 持ってない
人生の 楽しさを 詠(うた)う
そんな 言葉を 持ってない
昨日までは 人生や世界の
悲しさや 寂し ....
釈迦も孔子も死後については語らなかった。
生もまだ解らないのに、死が解るはずがないと
いう態度だった。
もしかしたら、生は問題だが、死は問題では
....
あめが ふってる
あめが ふってて
なんか やさしい
うん
あめが ふってる
あめが ふってて
なんか ....
むかつくからはやく死ねば?っていうから今もゴミ箱をみているところでーす
なんか高いところからみてると
わたしたちほんとゴミみたいだし
ハアハアいいながら屋上に行くと
金木犀の匂いがし ....
そして扉の向こう側になにかがあふれている
閉じていた扉をあけるとそこには透明な顔ばかりがあっちやこっちを向いている
みんなばらばらにどこかにいこうとして
ただ浮かんでいるだけ
あたしもおなじよ ....
俺って白いパンティが好きじゃん
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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