かなしいくらい思い出が鮮明なんだ忘れられないよあれから二ヶ月近く経つのに
どうすりゃいいの 頭をよぎってしかたないんだよ 嫌いになんかなれないんだよ
君はもう好きな人できたかな
陳腐ないい回し ....
残暑
残暑
サイザンショ
あんまり暑くて
ノーブラユー

とは言っても、

「トニーさん、
秋はもうそこまで
やって来ているわけで・・」

ガー、ガー、ザ、ザザザー

ここ ....
あんまり研究がはかどったとは言えないけど、帰宅中。

まぁそう簡単に出来るなら卒研に1年かける意味がないしなぁと、帰宅中。

でもわざわざ日曜日に頑張ったのだから少しくらいは進んだはず ....
くたびれた下校時間

竹林を抜ける石造りの階段

いつまでも濃い陰と木漏れ日が

白い制服を斑模様に染めていて

吹き降りてくる風がさくりと

汗で湿った襟首を引っかく

みん ....
あの日
会うはずだった
あの雨の日

血まみれのあたしを
あなたに見て
ほしかった

血まみれのあたしを
あなたに抱いて欲しかった

なんども
なんども

自分に問い返し
 ....
at 4:00 PM

渇き疲れた 繭の空

絹糸が
照らす
遊歩道

南の国の
入口を抜けると
幼いわたしが
立っていた

冬に咲く
紫陽花のような
ちぐはぐな気持ち
 ....
夜からは逃げられない
街に降り注ぐ  煙草の吸いガラの雨からも
見上げて立ち止まる人の  夢を汚す

雨からは逃げられない
傘を差してすれ違うときの  憂うつなドラマからも
なぐさめにもな ....
けっこんできなければ

わかれなければならない

それはだれから

おしえてもらうことなのだろう

彼女から?

彼女の友人から?

おれの妻から?

おれのこどもからか? ....
駅でモノクロが笑う
見逃してしまいそうな一瞬の隙に

夕暮れに口紅を塗りたくる
張り詰めた不安を化粧で隠して

私は女
悲しいくらい弱くて
切ない
切ない

ただ馬鹿みたいに繰 ....
からすは海をわたる新開地で暮らしています

近くに海があっても泳げません

桟橋があっても泳げません

魚は暮らせても泳げません

浮き輪をつけても泳げません

水着にな ....
君がその女子高生の自転車のサドルに生まれ変わるなら
僕はその女子高生が三十路を過ぎたぐらいに使う勝負パンツに生まれ変わる


君がその女子高生のワイシャツから透けるブラに生まれ変わるなら
 ....
予報では猛暑日という朝
雨戸とガラス戸をあけても
レースのカーテンは脈を打たない
我が家の血は死んでしまったのか

隣りの公園から主婦らしい会話が漏れてきた
犬の散歩同志というだけのようだ ....
お休み、白い夢
あまい音楽のなかで
呼び出しのベルがどこまでも続いている
ぼくは、ねざめの黒い籠に
人びとが起きていくのを聴く
沈み込む星の胎と
平衡にあなたがほほえんでくれる
光の進む ....
(てらてら笑うニンゲンはたいがい……)

ずっとむかし叔父のいった
そのつづきを思い出そうとする

(てらてら笑うニンゲンは)

 (たいがい……)

  (たいがい……)

  ....
宇宙はぼくらを試すことがない

あらゆる事象は試練などではない

この愛をつづかせようとすることに

なにかひとつ肯定的なものさえあれば

たとえばそう

風わたる空に揺れる

 ....
ひみつにしたい約束を
空に隠そう
星と星の間にあずけてゆく

どうしたの ってきかない
あなたの後ろ
黙って歩いて ふふ と笑う

増えるひみつの数だけ
ウタガイをもつものと
決め ....
他人の同情を引く
そんなゆとりがあるのなら
もう大丈夫
このようにして柱を亡くした母屋は壊れてゆきます

「‥他に頼れないから」ねと、脛を齧り続けるあなたは邪魔者扱いになるだけてすよ

(屋根瓦でも直しますか ?)これも、 実は彼自身たてま ....
  .
自転車に乗った猫
王女さまの馬車が近づくのを
橋の上で待っている
着ているものを全部脱いで
  .
川に飛び込めと自転車に乗った猫が言う
「助けられたとたんに振られるじゃないか」 ....
  .
碧緑に光る浅海
渇いて波うつ島の大地を
太陽は白く灼き尽くし
岸壁に泊まる船の鈍い銀
  .
村人の行き交う道端の
標石 はるか高くに
こんなにも耀かしい夜があることを
こん ....
輝いてる月の価値
消えそうに潤む月の価値観

僕は潤む月を見ながら自分を重ねていくのだ

儚くも消え行く身と思うならば
いっそ輝いて消えるのか
いつの間にか消えているのかは

今 月 ....
心臓を
落としてしまった男が
こちらをみて
口を開けている

あのときから
うたが歌えなくなった

かわりに
詩をかいている
かわいた心臓が
膨れあがり滴るような
詩をかき ....
 
 
土曜の夜
妹に
メールを送った
明日暇かと

なんで
と返事が来た
妹は
おなじ市内で暮らしてる

どうして
なんで
なのだろう
思い出を
残したいからなのか
 ....
確か
音楽は聞こえていた
かすかな光に包まれていた
天使がいたかどうかは覚えていない
けれども
私は生まれていて
私は泣いた


この、今
あなたの ....
モスクを見つめ
そうして いつまでも 眠るのだろう 宿で


トルコ人の詩集をめくり
私は 思うのだろう 絨毯について 
暇人なのだろう 私なんて
飲むのだろう チャイを トルコに着いた ....
 貫くような熱い暑い厚い情愛と柔らかく包み補うような敬愛を綯い交ぜにした季節を例えるならば


 常に夜を内包する深い色を持つ君へ贈るは土を食むような重い重い想い、愛しているよと囁く声も冷えてし ....
もうすぐ キミの誕生日

あたしはその日 ひとりキミの誕生を
祝います

プレゼント選びは苦手だから
小さなショートケーキとビールでね

タイムの香りにつつまれて
キミの写真を横に
 ....
豆腐のかどに
頭ぶつけた
パワー全開
脳ミソ全壊

密かで強くて美しい
自爆装置は念のため
ボルトをひとつひとつと
しめていく

すべての世界を数値化する
その信仰が
ひず ....
いつまでも死の匂いが漂う わたし 腫れ上がった心 苦しくて 引っ掻く 膿に吐き気がする わたし 生まれる前から こうして居るだけで あの日の断片 泣き声 意識は飛んでしまう 今日の記憶 明日への絶望  .... あんたはカスカス

うちはスカスカ

ふたりそろおて、ほな、さいなら
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
断片1森本隼110/9/12 20:24
大きい秋みつけた[group]花形新次1*10/9/12 19:41
帰宅中。敬語1+10/9/12 19:31
二学期の憂鬱相馬四弦1*10/9/12 17:52
血まみれのあたしを・・・森の猫7*10/9/12 15:33
lime iceAkari ...4*10/9/12 15:22
ミラー2*10/9/12 14:45
それはだれからおしえてもらうことなのだろう吉岡ペペロ410/9/12 14:41
駅でモノクロが笑うAkari ...3*10/9/12 14:27
海岸線哀歌(えれじぃ)アラガイs4*10/9/12 13:17
友達わらべうた鈴木 西瓜3*10/9/12 11:36
血のあがき信天翁210/9/12 11:34
トロワ (ii)梶谷あや子510/9/12 11:11
てらてら笑う豊島ケイトウ10*10/9/12 10:00
ほんとうに試練なのか吉岡ペペロ310/9/12 9:58
星の夜朧月310/9/12 8:15
不幸自慢寒雪210/9/12 6:34
改変遺産相続アラガイs3*10/9/12 6:12
自転車に乗った猫Giton2*10/9/12 5:44
石敢当0*10/9/12 5:40
潤む月maumi6*10/9/12 4:07
はるな2+10/9/12 3:30
休日の朝小川 葉210/9/12 3:10
やがて死ぬ でも それで良いうめぜき1*10/9/12 2:10
夢にイスタンブール番田 3+*10/9/12 1:59
季節の交差点と森に寄る夜の体温2221*10/9/12 1:34
いちばん早い ハッピー・バースディ森の猫6*10/9/12 1:18
分裂シホ.N310/9/12 1:09
樹海110/9/12 0:43
さいなら殿上 童12*10/9/12 0:28

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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