言霊たちが
かけめぐる
ぐるぐる ぐるぐる
あたしの脳を
カタチにしろと急いている
言霊の嵐
混乱
君でもない他人を
君のように
思い込み
必死でメールを打つ
あたし ....
{引用=1986年版}
背骨が痛い
背骨が痛い、背骨がイタイ、セボネがイタイ
コシボネがイタイ
{ルビYou=腰} {ルビtoo=痛}?
犬にも生理痛があるかしら
尾を立てて嗅ぎ回 ....
手さえ握られたことないのに
あれは高校二年生の今頃だったか
「あの子ってやりまんらしいよ」
そんなあらぬ噂を言いふらされたことがある
誰かしら噂になっているなと感づいていたけど
まさ ....
はやくふわふわしてくださいというかきこみをしたが
ふわふわされるまえに相手が脳卒中で倒れて一生会えなくなる
ふわふわするというのは
手にふわふわしたものを装着して
それを用いて皮膚にふわふ ....
世の中は蟻地獄だらけだ
ひっそり罠を仕掛けて
獲物が落ちてくるのを待っている
奴らの罠に嵌まったら
どんなにもがいても逃げられない
蟻地獄はその時
ゴソゴソと牙を出し
弱い蟻 ....
音が
消えた
僕の好きなうたが
どこかへ逃げ出した
口笛は
明るく
響くけど
本当はつらい顔をごまかしたいから
行ってしまったんだ
ほっぽらかした
僕のギター あのこ ....
痛みはすぐそこにあったのかな
勇気が要るね
地平の向こう側 踏み出すときが来た
なのに 足がすくんで
一歩も動けない
誰か手を貸して
帰りたいよ My Home
今はもう焼 ....
歩き疲れて立ち止まる
道に雨が降り出して
静かに静かに降り出して
道に輝く石畳
次第に次第に濡れてくる
並木の青いプラタナス
静かに静かに濡れてくる
歯を食いしばり空を見る
見 ....
あたしは完全にイカレテル
魔性の貴方に
貴方は怜悧で
如何様にも
変化自在
のほほんと
年ばかり重ねた
あたしなんかとは
違う世界の人
住む世界が違ったら
好きになって ....
横顔にぴしぴしグマアミグヮー
濡れぼそりながら
私たち家族おまえの骨を探して歩くさぁ
野原道を彷徨うよ
さっきまでね、
青く尖った蘇鉄が生い茂る庭先にいた
玉虫は突き刺されて
空に ....
そろそろ
おしゃかさまがそでをふるころだ
といわれて
もう
はっぴゃくとにじゅうねん
それから
さいごのおさばきがあるといわれて
もう
せんとじゅうねん
かみもほとけも
ずいぶ ....
調和と混沌の狭間で
感情をエーテルに沈め
理性を凝視して
我関せずと舞い続ける
踊りたければ
踊るがいい・・・・・・
見せかけの 家族
見せかけの 夫
見せかけの友人
見せかけのお酒
見せかけの顔
見せかけの姿
・・・・・・・・・・・
この数ヶ月
そうやって 生きてきた
ホント ....
居酒屋の深夜2時
バイト上がった後の
30や19や27の
集まりに わたくし15
参戦して おっきくなるため
副流煙 お腹 ....
僕は産まれるまえからエロ事師だった 。
その名はクレマシス 。
いまでも覚えている。
テレビの踊り子をじっと見てたとき、思わず口から 「カタクなったぁ!」 と ウィンナーのようなオチ ....
視聴率と人口比率を省みないテレビの占い。口コミ。
寝起き女の話す声と、受話器の向こうの笑い声。
ベットの上で本を読んでいた男の、内容とはほとんど関係なく
呟かれた声は 煙に巻かれて為すがまま。 ....
補修工事のライトにかき消され
お役御免となった橋の上の街灯。
真っ赤なタクトを持った指揮者によって
流れるばかりの車―ナンバーから始まり
彼らの相方に至るまで―あることないこと
吐いては飲 ....
鏡に 明るい日差しが差している
私は 何者だろう 水色に 手をやる
姿を 想像させる 踊り子たち
私には 誰もいない
何をすればいい
どこかに 出かければいいのだけれど
立っていた ....
しかめ面の空の下
排気ガスが充満する都市の片隅を
少年時代の自分が駆けて行く
らく書きだらけのノートを
大事そうに抱えて
裏通りの路地を縫って
山道を抜ければ
大人たちの知らない
....
そして夜が更けて俺は考え込むのだ、詩なんてものが俺をどこにも連れて行きはしないことに
それは痛みを鎮めるためのモルヒネと、ほとんどなんの変りもないことがあるのだと、そういうことについて ....
経営コンサルタントが不細工な顔をしている
目がもいでつけて
しわがあって頬骨が出ており
つねに角度がおかしい 顔の
ただし経営は経営するらしいので
もんだいがない
美しさがいらないから ....
セックスが穢らわしいものだとは
....
君と口づけを交わすことはもうない
さよならを言うこともできない
静かな夜
歌声をこしらえて
仮初めの言葉を携えて
夜空に光を放つ
反射
また反射
どこへ行くのだろう
どこに逝くのだろう
秒針を追いかけて
雪崩のように降り注ぐ太陽も
やがて白熱電球並にしおらしくなる
浮かれた喧騒も一休み
恋も沢山弾けて飛ぶさ
閑散としたビーチ
僕はその方が好きだな
風は少し冷たいけど
海は澄ん ....
けさ見つけた虹の分光率を
記憶のプレパラートに照らし合わせます
虹は厚みを持たないので
それがふさわしい隠れ家なのです
もっとも似ている屈折率を
大地の公転軸に合わせて傾けながら
夕日 ....
グラスにいっぱいの涙を集めて
枯れていく緑にふりかける
きらきらと
音をたてて結晶になる
とげとげしたさきっぽに
やわらかい皮膚を近づけて
涙の意味を知ろうとしたのに
あと少 ....
隠す必要あんのカコって 大事そうに囲って悩む秘密に
理屈抜きに理性が防御 過保護だったんだんじゃねぇのって疑われそう
将来犯罪者として新聞のって されんだろ精神鑑定
家庭環境とか生い立ち ....
つきがこうばん たべました
けいかん ギャングをついせきちゅう
あとの あきちはタンポポの
しゅうかいじょうに なりました
+
かたちのない としょかんで
かたちのない ほんを ....
死んでる顔
隠して
目をおっきく開いてる
笑って見せる
道化の犬
僕は何をしてるんだろう
誰の足で歩いているんだろう
首から下の感覚が本当にない
ロックが僕の心に届かない
煩い
戻 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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