働いて
働いて
帰宅
シャワー
飯
就寝
起きたら
また働いて
かたかたと
長い帯
シュレッダーの
跳躍
....
冷たくなった朝が
空から落ちてくる
何か理解できないものが
パジャマを着て街路を走り続ける
軒下で洗濯物が干からびている
風景になることも出来ずに
右手で覚えている ....
私に歌を唄う権利は有りませんか?
私に詩を詩う権利は有りませんか?
逆行ばっかりで、
歳をとればとる程に絶望した詩しか吐けなくなりました。
貴男と対等になれて初めて私は復活する。
....
おとうさんは、ななじゅうっさい、です。
あさ、ごじ、に、いえをでて、ばしゃうまのように、はたらいてきてくれています。
ちから、しごと、の、げんば、です。
おかあさんは、ろくじゅうはっさい ....
ほら、夏がバイバイしてる
電線の上 空高く
「さようなら」
「………」
せつなくなるのは僕だけか
そわそわするのは僕だけか?
名残惜しそに吹く風が
伸びた前髪 ....
明日は空いてるよ
チケットがあるんだ
一緒にどうだい?
花火が
パンッ
一瞬の煌めき
まるで
細やかな
愛
のような
舌の上で
サクランボを転がして
蔕を
結んで
....
何も無い場所から 何かが生まれる時に
気づかない振りして 遠くを見つめてた
星空を眺めて 数え切れないぐらいに
てのひら一杯に 幸せを掴みたい
春夏秋冬一年が経ち みんな変わっていくその中 ....
イエラルシーはかっこつけて
電柱より高いところから
君の日常をじっと見ている
手出しはしない 見るだけ
NOxにまみれた有酸素運動の権化が
こぼれる夕方の未練を噛む頃
僕は白く焼けた砂 ....
坂のある街は
景色の綺麗なところが
多い
シアトルもそう
リアス式海岸があり
流木が流れ
ちょっとフリーウェイを
車で走れば
そこは
緑に埋もれる
森また森
高台の高 ....
あなたが偉大であるためには
あなたはいつも盗み見る目で
あなたに向かい来る者と戦わねばならない
あなたが偉大であるためには
あなたは秋の穀物の匂いを
あなたの体臭としなければならない
あな ....
僕は何のために
生まれたのでしょうか
僕はここで果たすべき役割は
なんでしょうか
わからないままに
僕はいまあなたの墓の前にやってきました
爽快な空の下
あなたがいたこと
....
1、
夜は
君をこわがらせないように
ゆっくりと夜になっていく
君は
君をこわがらせないように
ゆっくりと老いていく
2、
しろいくもに
しろいペンキがついている
....
三千年の日々に
のさばらせた腕を
そこらじゅうに伸ばして
あれもこれもと おかわりをした
過ちは井戸のなかで
面立ちは人の顔で
言葉だけを 亡くして
....
森林の息吹が
厳かに顔を覗かせる朝焼けの
遠慮がちな体温に溶けていく
パレットで混ぜ合わせた深緑は
慎ましやかな陽光に
次第に緩やかなグラデーションで
塗りこめられていく
遠くで ....
後悔していた過去を笑いのネタに
言葉にして
お話にして
私たちに
私に
きかせていたのはなんのため
ロマンチストな臆病者め
私にも少しの夢をおくれよ
父よ
あなたをうしなって
私が何を
うしなったのかと言えば
男どうしだからこそわかる
男に生まれた
宿命についてなのだった
父よ
あなたはいつも
私を庇護してくれ ....
僕は詩人の仕事を知っている
それは薄汚れた靴下の匂いを残したままそのままを裏返しに吐き直し
美術館でこの絵はどうも臭いと鷲のような鼻で素人にはその説明を拒み
賞味期限に剥がれた壁紙の図柄 ....
 
 
ゴールデンベアの
帽子を買った
父が好みそうな帽子だったので
贈ろうとしたけれど
もういないので
私がかぶることにした
ある日
エレベーターに乗る ....
バックは 多分 明日も 保管している
ラジオに合わせて 改札を出て行こう
何一つ無い 私自身の世界に
酒を 想像し 地下鉄に追いかけ
街灯に今日も 想像させられた
財布を 思い悩む ....
豚になる人 歌になる人
虹をつきおとす人 闇を噛む人
うまい あなたの孤独は
世界の青にまけてはいない
ねえ そのめんたまとって
くちでしゃべって
エレキギター弾いてたら 数がとけ ....
うねあーあーあー くぅんざ くぅ くぅ
あーあーあー
首撃たれ にきび裂け
犬の鼻ずっとみながら動かない
力こぶ離れ 戦うねいろたちに
ギザギザ ザギザギするは
泡も二の腕も膏ながして痺れて
うう 戦うねいろたち
すっかり
しとしと しとしと
冷たい雨に君は浸る
しとしと しとしと
冷たい雨に僕は濡れる
君の顔を濡らした冷雨は 君の心の黒い闇を増殖させ
やがて雲がもくもく広がって 太陽も霞んで見える
....
欲しいもの
みつけると
何が何でも
手に入れたい
手に入らないと
もっともっと
喉から手が出る程に
欲しくなる
喉から手が出る程
欲しくなるけど
手が届かないこと
もあ ....
千切られた鎖
は
いつのまにか腐り
その先にあった契り
は
遠
く
遠
く
私の誇り
は
まるで軽い埃
の
様
に
白々と降り積も ....
貪ることは生きること。
あの光りの向こうに僕の意識は分解されて、
あぁ夏が終わる。
しゃり、と踏んだ砂浜に手を翳しても弱まらない陽射し。
ぶよぶよとたゆたう海が行きつ戻りつを繰り返す。 ....
エンジン全開
フルスロットル
のっているかい?!
YEAH!
段階を無視するな
ハイハイしたての赤子に
立てと言うな!
能力にふさわしい指導をしろ
だれも手本通りにできれば
....
水槽の上の毬藻は呼吸をしていない
濁った水の中でいつの間にか死んでいた
冷蔵の中の秋刀魚は泳いでいない
ビニール袋の中で腐敗していた
布団の下の畳は弾力がない
柔らかさの中で時間を刻 ....
羊水でメレンゲってできる?
なんてコト夜な夜な考えてみた私は猟奇的かな?
人間誰しも死のうえに立って生きてて
こうしてる今も誰かが息絶えているのに私は生きてる のうのうと
なんか暇だか ....
3186 3187 3188 3189 3190 3191 3192 3193 3194 3195 3196 3197 3198 3199 3200 3201 3202 3203 3204 3205 3206 3207 3208 3209 3210 3211 3212 3213 3214 3215 3216 3217 3218 3219 3220 3221 3222 3223 3224 3225 3226
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.82sec.