おもいだす
ラムネの色
を、
加工した
味のように
舌が真っ青になる
おなかを
壊せないわたしは
首を曲げて
角度、
「手伝おうか」
と
たくさんの女の ....
臨月でお腹の大きい妻が呼んでいる。
僕はいつもの公園で二日酔いの頭を抱えながら、
三歳の息子と遊んでいる。
繰り返し繰り返し
同じ砂山を作っては壊し作っては壊し、
何回作っても彼の作 ....
普通の日々がすぎてゆくはずだった
なのにこの河の氾濫はなんなのだろう
明日に架ける橋なんてなかった
あるとすれば
荒れ果てた灰色の
置き去りにされたような橋ぐらいのものだ ....
こわがらないで、どうか
時代がどんなに残酷で 悲惨で
心を破滅させるものであったとしても
きみにはいつだって、辿りうる帰途があるね
ここに、き ....
目が覚めると氷になっていた
何故氷だと解ったのか解らない
ただいつも透明になりたいとは思っていた
実際氷になってみると大層不便である
声はおろか身動きすら出来ない
時間と共に布団に吸い込 ....
高速バスに揺られて
レモンチューハイをお前は口に含んだ
すぐに
朝焼けみたいに
お前の喉元から顔にかけてが
赤く
紅をさしたみたいになった
「まるで祭りの御稚児さんだ」と僕が笑うと
「 ....
これだけ地に足つかずにさびしいのなら
どれだけ傷つけあったって
会っているほうが
ましなんじゃないのかとさえ思えてしまう
神々の意思ではないのか
オリオン座だ
....
答えなんか望んでなくて
欲しかったのは
うなづきと同意だけ
時間と言葉が恥ずかしさに
靴を脱いで逃げていった
憂鬱が穴を穿つ
苦痛の波打つ夜
枕木の合唱を
電気を消して聴くのだ
文字通り戻れない
文字通り元に戻れない
文字通り二度と元には戻れない
文字通り決して以前のようには笑えない
....
朝五時になれば
二階の廊下を軋ませて
起きていた
早起きの父が
祭壇の裏でまだ寝ている
ひさしぶりに
子吉川に
鯉釣りに連れていって
父に話しかけても
眠ったまま
....
腐りかけのオンナに未来はない
あるのは 今だけ
ましてや
10年後など
考えられない
あと5年 早ければ
ちがっていたのかもしれない
痛みは 胸を
一突きにした
もう ....
聞いた街を流れる 車の写真撮影をした
今日の新車に 壊れた音楽の モロッコの部屋の前でドライバーを持ち上げて
パンクして 買ってきた誰かを使ったけれど 運転した
私は紹介する 知らない古 ....
死に目に会えなくて
後悔してるなら
その数分前
まだ意識があった時に
電話すればよかったのに
できなかった
ここ数年
父に電話したことがない
理由は
ただ照れくさくて ....
ハグロトンボに
アキアカネ
赤と黒とが
入り混じり
輪になって
入り混じり
どんひゃらら
どんひゃらら
ギンヤンマ
オニヤンマ
加わって
どんひゃらら
....
しらない人が
にやにやしながら
ついてくる
ああ
わたしは
人を殺しつつ
誕生に感涙し
星空にふるえながら
少女の処女をうばう
わたしの命から
意味が剥がれおち
あな ....
だれか
汚い戸をあけて
入ってきて
つめたいお皿に
生ぬるい血を
注いで
あけはなして
去って
だれかのものにして
また 落ちた
今夜は秋の風
静かだ
セミはどことへ行っただろう
自分のツッカケが
カサリ コソリ
島へ来て たくさんの流れ星を見た
星の名前をいくつか覚えた
教えて ....
好きと伝えた時間も好きと言えなかった時間も同じほど後悔していて
その時間分、涙を流しても進まないココロ。
誰かを好きだって、思うことがそんな難しいはずないのに
いつだって、足踏み。
....
テマー靆、フハャホ
タミアコソタシメ > ニ・ネソタシメ(カ篦・ヤヘーヌネ)
ニ・ネソタシメ(カ篦・ヤヘーヌネ) > フ・トソタシメ(シ?ァサヤソタクヘトョニ?)
フ・トソタシ ....
君の声は、もう遠くて。
気づいたら、霞も見えない。
置き去りにされた飴を花瓶に活けてみる。
気づいた時には、もう遅いと君は、いつも言っていて。
....
猛暑だから
霧雨を受けると
気分が 良くなるの
微笑いながら
爽やかに
わたくしの 目の前を
通り過ぎて行った
あなたが
風邪を引いた
こんなに蒸し暑いのに
敢えて
蒸し ....
ぼくらは月下の一群だ
ここのつも年上のぼくだけれど
ぼくらは一群としか言いようがなかった
お互いかんがえていることぐらい
くるしいほどわかっていた
お互いのくるしみがわか ....
めげないで
しょげないで
僕はいつも一緒さ
成長は大切さ
怒られたくないけど
失敗は必要さ
また良い事あるよ
今は苦しいけど
時間が解決してくれる
楽しもう
悲しもう
....
新しい世界を見せてあげるとあの子は鳴いた
カモシカのような片足を震わせながら歌った子守唄
揺さぶられる、現実から見放した濁りすぎた瞳に
映る幾千の輝きはいのち
生命力が溢れ出し ....
うむmmmm・・・・
胸が痛むなぁ。
君はある種のタイプの人を
「ブラックな話題」として
いつまで生け贄の羊を
捧げるつもりのだろう?
仲間になる儀礼と自身の保身の為に
君の ....
画面に白い薄い虫がついていた
文字と画像と虫をみながら
過去と未来と世界をみていた
命って字と動く薄い虫
自動で動く虫は
かわる画像の上をしらん顔
クリックしても消えない虫は
私 ....
大きくなれるか
しんぱいだった
大きくなった人は
毎日を
すいすい行ける
たとえば
魚の骨に
困ることはなくて
ともだちとけんかして
教室のまん中で
泣いたりしない
....
誰も信じない
自分と神以外は
誰も信じない
自分と妻以外は
母を信じない。
師匠を信じない。
女を信じない
男を信じない。
友を信じない
客を信じない
上司を信じない
部 ....
不死鳥は灰の中で
生まれ変わる
肉体を失われた
魂だけの灰色の世界
この灰は藁か 炭か…
私の灰かもしれない
金星の風景的未踏の地に放られて
サラサーティーとか音姫の需要について
の論文をねそべってかいてる
紙が飛ばされて
それをおおげさに追っかけ
ホントは自分が
大声でそのことを笑っ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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