どんぐりの双葉はたくましい
芽を出しなさい世界樹

リスたちはみんな
頬ぶくろを持っている
そんなリスたちに運ばれて
埋められて
忘れられて

どこか幼稚園の片隅からでも
天の屋根 ....
船の汽笛が闇に漂う
悲しくも憂いに満ちて
前途多難な人生の暗示か
淋しい独り寝の真夜中に


霧の夜
朧に浮かぶ黄色い月
過去の狼藉甚だしく
悔恨の情にむせび泣く


寂寞の汽 ....
憂鬱の中の詩情
生きる理由を探す

窓際に積み重ねられた本の上
黒猫が静かにまどろむ

漆黒のヴェールを纏った貴婦人
何という気品、美しさ

讃えても讃えきれない
神の創造した芸術 ....
どんなに小さな波紋でも

今ひとときを願う夜

果て散る枯葉に焦がれている

ゆらゆら月の真ん中に

小石をひとつ投げてみた
とおいと
おい場所まで
いったつもりがわりとちかくだった
手ざわりとして
においなのかもしれない
そういったものたち総称としての手ざわりとして
あったような手ざわりとして
なんとかあとで ....
泣いちゃいけないよ
幸せが逃げるから
泣かないでいたなら
幸せはくるの?

逃げちゃあいけないよ
終わりがこないから
逃げないでいたなら
終わりはくるの?

私でいても
私でいな ....
突然
ばっさりと
胸から斜めにやられた

ぱっくりと開いた
傷口
血は出ていない

だか
奥の奥が
深々痛い

痛い 痛い 痛い
痛む 痛む 胸

このまま
雷雲にさら ....
泣きはらした

I miss you
I miss you・・・

何回も
何回も
歌い 涙をながす

ココロの中身を
ながす

ながしだす

そのまま
眠った

気 ....
 
 
バッタの匂い、そして夕暮れ
船籍を持たない貨物船が
狭小な港に停泊している
たくさんの名前を積んで

名前に奪われた名前がある
名前を奪った名前がある
誰も知らないところでひ ....
光りをなくした
名もない星たちが
うつむいては 化石のように
眠っている



ちゃんと笑ってあげたら
隙間に触れることだって できたのに
平穏という残酷な家の灯りに
夜の積み木を ....
窓から忍び足で差し込む
不躾な月光に映し出される
三原色な部屋の中で
目を閉じると
白い影の男が気配なく
同じポーズで座っている


頭の引き出しをかき回して
口元に浮かぶ言 ....
俺は始発駅の長いホームに立って、列車を待
っていた。それがその日の最終で、もう後は
ないのだった。それを逃がすと、もう帰れな
くなるのだった。始まりの場で最終を待つ。
その不思議にうたれて、俺 ....
室伏広治で四股を踏み
ショーン・オチンコで四股を踏み
タイソン・ゲイで四股を踏み
多田野数人で四股を踏み
谷佳知で四股を踏み
谷亮子では四股踏めず

目覚めてから顔を洗い
一膳の飯に両 ....
私とは一体何なんだ
そうして耳を傾けさせられた言葉を
私は眠ることにした どこまでも無限に光の流れだされた世界だ
ここで 私だけが今日も書き続けられたならと


私はそんなことを考える 真 ....
公衆電話のはこのなか
ひざを抱えることすら出来ず
ただ泣いている

どんな理由があって
どんな喪失があって
泣いてるんだったっけ

どんな不条理があって
どんな口実があって
泣 ....
五体満足なんて
五体満足なんて
言いたくない
言いたくない
貪欲になれ
貪欲になれ
まだ疼く頬を

撫でる君の白い手が

現を奪う接吻の間に

消えてしまわぬよう

握る手を探す

夢を見ていた
 
我が家には
保護者は
ひとりしかない

年かさのオンナは
子は3人産めど

まるで
永遠に思春期が
続いているようだから

扶養家族4人
保護者 ひとり

保護者は
朝は ....
あなたは目を閉じない
じっとわたしを見てる
どんな風にキスをするか、どんな風に目をふせて、喘ぐか
優しさに満ちたまつげを愛に届きそうなくらい伸ばして
ね、
あなたの手のひらの熱もひたいで冷え ....
<1> 
 
ぽこ ぽこ ぽこぽこ
 
アスファルトを沸騰させよう
 
ポコ ポコ ポコポコ ポコポコポコポジュワァァー
 
アスファルトを沸騰させよう
 
暑いし
   ....
翌日に 外に出かけられないような傷を作るのは 
どうかと思うんです。

場所を考えているあたりが 
妙な臨場感に包まれていて。

これを誰に見せたって 私の傷は癒えやしないのならば
貴方 ....
夏のおわりに

大きなからだをゆっくりターンさせて
大好きな夏が帰ってく
ぼくはさようならと手をふる

夏の尾びれのような雨の中
はじけとぶ鱗の中をかけていく
いたいけど聴こえる
あ ....
海岸通りを飛ばせば
忘れられた緑のなかに館があったよ

どこにでもあるようなメルヘン

車で通るたびに見ていた

どこかで見たような顔はもう思いだせないよ

幸せか不幸せ ....
現場じゃ糞の役にも立たねぇロマン主義












実際には用途の無い耽美派の五行詩





 ....
「貴女はご自分に酔っていらっしゃるのです」


思いがけない言葉に顔を上げた
彼は静かに私を見つめて煙草に火をつけた


(どういうこと?)


いぶかしげな眼差しの私に彼 ....
世界の果て

夜の駅を守る黒猫
通り過ぎるだけの貨物列車
人身事故のアナウンス
行き先は決まっている列車
決して銀河鉄道なんかじゃない
混雑した車内
優先座席は外人が占拠してる
見上 ....
そうやって忘れてしまうがいいさ
生きていて恥ずかしかったことなど
そうやって忘れてしまうがいいさ
生きていて辛かったことなど
そうやって忘れてしまうがいいさ
生きていて苦しかったことなど
 ....
京成金町の駅看板
その間のアーケード
寂れた一角に
金モールの看板

ケバイ電飾に縁取られた
ストリップ小屋
ケイトさんの薄汚れた
衣装とすらりと伸びた両足の間に
はげかかったおやじ ....
矢印をひいていってよ
あなたの歩く道を
私に知らせて

追いかけはしないよ
ただ知っていたいだけ
いざってときわかることが
いざってときまで安心だから

空にでもいいから
海にでも ....
 
 
スーパーで
買い物してると
茄子に
モザイクがかかってる

商品名も
お○す
と伏字になっていて
かえって恥ずかしい気がした

キャベツを買おうとすれば
その中心部に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
リスは有袋類海里4*10/9/28 19:34
霧笛ヒヤシンス010/9/28 19:07
黒猫1*10/9/28 19:02
水月相馬四弦2*10/9/28 18:46
ゼットゼットゼットさわ田マヨネ510/9/28 17:40
どうしてですか朧月110/9/28 14:43
カマイタチ森の猫4*10/9/28 14:28
傷心2*10/9/28 13:48
名前たもつ610/9/28 9:01
姦婦月乃助13*10/9/28 9:00
対話寒雪110/9/28 7:38
瞬間[group]岡部淳太郎310/9/28 7:00
四股の道雑魚ヒロシ110/9/28 5:47
詩を書こうとする番田 1*10/9/28 3:45
たちすくむ竜門勇気1*10/9/28 3:39
とりあえずの呪文カチキ210/9/28 2:50
朧月徘徊メガネ310/9/28 2:42
保護者森の猫3*10/9/28 2:19
50メートル走みたいな、速さでとんぼ210/9/28 1:06
夏の肌投稿者3*10/9/28 0:58
*葬式カラー藤鈴呼2*10/9/28 0:38
夏のおわりに投稿者2*10/9/28 0:04
メルヘン/ドッグアラガイs3*10/9/28 0:01
柳田國男とグスタフ・クリムトTAT2*10/9/27 23:57
恋愛遊戯渡 ひろこ13*10/9/27 23:54
世界の果てitukam...2*10/9/27 23:40
忘却渡辺亘210/9/27 22:53
ぐるぐる……とある蛙4*10/9/27 22:45
知らせて朧月410/9/27 22:26
わいせつ小川 葉5*10/9/27 22:15

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