新宿はひとをたいせつにしていなかった

ひとの多さがそう感じさせるのか

いや、ひとのながれがそう感じさせていた

焼き鳥屋さんのよこの珈琲専門店に

コーヒーメーカーの部品を買いにき ....
かなしみの夜に
貝殻の雨が降る
わたしのように繊細では
とても生きていけないとおもっていたのに

ちゃんと生きてこれて
今日も生きています
いろいろなことに感謝しています
かなしいこと ....
あれがいやだ これもいやだ

いやだ いやだ

ここにもない どもにもない

ないないづくしで切りが無い

目に映る全てへの絶望は

本当は自分への絶望だ

自分がどうしようも ....
今夜も貴女は結構キレイで












貴女は実際問題大台越えてるししゃもの毒リンゴで
 ....
中古カメラ屋の
ジャンクボックスの
古い壊れた写真機は
壊れても
そう安々とは死なない

数え切れないほど
フィルムを通した自負がある
シャッターが落ちる瞬間の
記憶が
擦り込まれ ....
さぁ
拾われにおいで
カムオン・ビーチコーミング

海の家はすっかり片付きました
波打ち際には
広い砂浜が帰って来ています

明るいクラゲのような
お日さま
掘り出し物になれるかど ....
海の波に
夕焼けに染まりながら
静かに押し寄せては引き返す波に
子供達の作り上げる砂の城は
幾度となく壊される
しかし子供達は果てなき波に耐えだえ
城を永久に作り給う

空の星に
新 ....
夏も終わり
傘をさせない病気が
さらに悪化した

なので
雨降りの日には
打たれるがままで
びしょ濡れになる

身体が冷えて昏倒し
アスファルトに張り付く
ぼろぞうきんになる
 ....
甘やかな森の一時の香
健やかなる花々
貴なる宝玉の稀なる輝き
鉱山の豊かなる富
玄妙な不思議の数々
阿古屋貝の映し隠せるわだつみの陰
真珠の煌きたる光






 ....
夢みるキノコがはえていた
山の奥深くのじめじめ谷に
夢みるキノコはおかっぱで
ひざすりきれたジャージの娘

夢みるキノコは暗闇で
ラジオをきくのがすきでした
朝のぶさいく覚悟して
まく ....
あなたを思うのは
まだ青い霧がたちこめる夜明け前
それとも名も知れぬ花が香る陽のひかり
夜がやってくる吐息のまにまに


あなたを求めるのは
後れ毛が風に震えるようにひそかに
梢の青い ....
眠さにかまけて、課題を放りだす

そんな私を見て「バーカ」と言ったのは娘だ

私はそんな娘に「休憩してるだけ」と嘯いた

妻はそれを見ながら「二人とも馬鹿だろ」と言った

それを聴いた ....
ふんべつは
ふんどうににてるから
まぎらわしくって


きらいだ
 
 床に落ちたカンバスの上を電線の影が、行ったり来
たり。君はえんじ色のシートにひざを立てて、窓の景
色に見入っている。昼のさなか、大阪から京都へ向か
う各駅停車だから、人の影はまばら。遠慮 ....
硝子張りの塔
空を突き抜けて
人類は何を目指したのだろう

地を這いずり回ることへの抵抗
重力からの解放
自由という名の挑戦

空中都市に想いを馳せ
天上人を創り出す
古代文明に預 ....
遠く時空を超えると
幼い君がいた
「おとーたん、どうじょ」
ぷつんと もいだ野紺菊を
ぷるぷるふるえる手で差し出す
薄紫の舌状花をつけた花
稲藁のにおいがする午後の柔らかい日差しの中
君 ....
砂鯨はありふれている
都市の外周壁は、理性を囲う
その外で、私は妄想を追う
天体の運行が、おもむろに歪む
歩みに夜が混じる

廃棄された夜景を拾う
触れた先から崩れていく
風景は一刻を ....
本音で言えばでんぐり返しだろ
聖徳太子の背中に跨り
いつか
そんな人生を狙ってるんだろ
石ころも拾えないくせに
ちゃんちゃらちゃんちゃん だ
御輿担ぐのも 担がされるのも ....
覚醒時はこんこん「0655」こんこん「2355」こんこんせきとまらず。気がすむまで静養したらいいと親愛なるタゾエアケミがいう。こんとないたキツネは声にならないことばをつとつと指でつなぎあわせたら詩に .... 無欲な僕は いつも 筆を持った
物の中には 形があると知った
そして 触れた 本のページを めくる時
僕は 人のこの手に 掴める物はなかった


光は 色の一つを 手渡した
僕は 手に取 ....
繁殖期を過ぎた蝉が松の林に転がっていた。

繁華街の馴染みのライブバーで本当はテレキャスが欲しいんだけどなんてことを言いながら見た目は派手だけれども実は安物のアコギを抱えた若者が今夜のライブに精一 ....
私の陰影の形状はどこに行ったのだろうかと
色彩を私は そこで見てはいなかった
目を流れているかのような 錯覚を見ていた
その霞む音階のひとつにも 指先で触れようとしてもいた
切り取 ....
頭で理解しても心がわかってくれない
心が理解しないと命と繋がらない
3つが一つになった時に初めて大切な事が響くんだ
そして拡がっていくの

眼で見えるもの
鼻で匂うもの
 ....
いつもと変わらない 朝

静かな 朝

迎えられる 喜び

コーヒー片手に 豊かな朝

ゆったりと円やかな 朝

素敵な ひとときの 空間

こんな朝には…
 ....
お兄ちゃんといっても

兄妹になったの この前なんだ


お兄ちゃん 厳しい

お兄ちゃん 優しい

お兄ちゃん 面白い

お兄ちゃん 頭いい

お兄ちゃん  ....
 
 
いつ死んでもいいように
道に枕をならべていく
ふりむけば枕
一日ひとつずつ
与えられた枕をならべてきた
曲がりくねった道
まっすぐな道
雨が降っている
峠道の枕はまだ濡れて ....
まるで鏡のように人のこころをさまよいながらわたしは包まれている
海岸線を
どこまでも
きみと青いプリズム
昼間なにもないような顔していつもはぐらかすのは
潮風に寄り添いながらあなた ....
断片的に腐敗してゆく
囚われの大地に
種子が落ちて芽吹き
雨が枯れようと
禍々しさのない陽に
両の手を広げ
受け入れる

知識を持たず
本性に従って生きるものたち

裸の木立 ....
ね深く いたいのに
考えているから

ねむたいのに夢のなかで
考えているから
支えてください
浮かぶ月がため息と共に
夜空から滑り落ちてきた

ドアを開けて
夜露にぬれた土を踏み

蛍ほどもない
わずかな灯りを頼りに
震える光を抱きしめる

部屋に入り
お風呂を沸かし
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
新宿吉岡ペペロ410/10/14 0:12
かなしみの夜瀬崎 虎彦310/10/14 0:04
できれば出口に向かって短角牛010/10/13 23:56
エデンの禁忌TAT3*10/10/13 23:02
写真機フクスケ210/10/13 20:02
落し文フォーラム海里2*10/10/13 19:16
旅路にて感じたこと一 二010/10/13 18:19
セプテンバーレインハイドパーク1*10/10/13 18:14
至上一 二1+10/10/13 17:41
夢みるキノコ(非食用)朧月510/10/13 15:17
ナイチンゲール石瀬琳々9*10/10/13 13:39
少しのズレala1*10/10/13 11:22
六号室寒雪110/10/13 9:07
きりん草佐倉 潮610/10/13 7:39
摩天楼れもん210/10/13 5:23
野紺菊の咲く頃山人22*10/10/13 4:47
妄想都市しゅう310/10/13 4:43
でんぐり返しアラガイs3*10/10/13 4:17
感謝阿ト理恵310/10/13 3:37
部屋の絵番田 310/10/13 3:13
夏には蝉 秋には蟋蟀板谷みきょう3*10/10/13 3:12
あるアパートで番田 110/10/13 3:08
頭と心と命ポー3*10/10/13 2:43
静かな 朝1*10/10/13 2:42
あのね いつもね010/10/13 2:31
遺言小川 葉1*10/10/13 2:07
海と月アラガイs2*10/10/13 1:57
第6セクト高梁サトル9+*10/10/13 0:50
_十二支蝶110/10/13 0:06
月とふたり暗闇れもん010/10/12 23:30

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