撃たれても怖気づかずに黙々と着々と引き金を引いて敵を殺すそんな末端の部下を持つインターポールの最重要指名手配のゴッドファーザーになりたい
....
降下した米兵を殺してロープに繋ぎ
歌いながら曳き回すモガディシュの人々
襤褸さながら転々する、頭のもげた死体
Mercy
蹴倒され髪を掴まれ哀号と泣き叫び
腑抜けのように脚を開いて
日 ....
闇を照らすランタンは
いったい誰が持っているのか
取り残された僕は
もう一歩も動けない
迷うことすら出来ないんだ
カボチャオバケのランタンでいいから
明かりをくれよ
道を照らして ....
土木管を掘り出して
タイムカプセルを
探す。
くだらないTV見て
時間を無駄に過ごす。
会社の手引書を読み返す
何だここに書いてあったんだ
人と接するときは
大人になりなさい。 ....
メルトモ紹介してって言われたけど
嘘言って断わった。
人間関係が悪くなるのが嫌だった。
しかも不純な動機だから
友達に電話かけたら
○○子さんと酒呑んで寝ろ!
と言われた。
だってだ ....
一杯の珈琲を
ゆっくり飲み
ママと漫談し
疲れを取った
気にしてくれる人がいる
勇気づけてくれる人がいる。
部屋に帰る。
やっぱり裸電球が待っている。
今日雇用契約の更新だった ....
帰りのバスの中で
母と娘と思しき二人が
楽しそうに童謡を歌っている
曲名も忘れてしまったし
所々歌詞も覚えていないけれど
一緒に声を出さずに歌ってみる
他に何もない停留所 ....
陶器の皿に生卵を割って
皿に直接火をかけながら
目玉焼きの歌を歌いました
それは楽しい歌でした
洗濯ものをたたみながら
どれにアイロンかけよう
洗濯ものの歌を歌いま ....
娘のプログの監視をしてくれないか
と弟が言う
プログをやりたいと言われて
無料なら んまあいいか みたいな話しで
姉ちゃん こっそり見守ってくれよ みたいな
いいけど なんて所なの
知 ....
この愛の速度で落下しながら
華やかに笑うあなたのことを思う
広がりを一瞬で直線に還元して
ピンクノイズの中に埋もれていく
瞬きの一枚向こう側に羽ばたき
心だけで意味を積み上げられたら
....
鳩の純白に葬られた19の虚空
。その3つ
月曜の街の2ペンス
巻頭「ラ・ネージュの鎖環」
It's not my pigeon.(わたしの知ったことではない)
鳩の純白を凌 ....
名前なんてない
僕の詩に名前は存在しない
固定概念はいらない
先入観なんて必要ない
自由な詩なんだから
題名に
とらわれる必要なんてない
縛られる必要なんてない
ただ自由に
思うがま ....
思ったよりも
今年、松茸は豊作で
そんなに苦労しなくても
すぐに見つけることができました
君が松茸に
顔を近づけ
スーッと鼻から息を吸い込み
うっとりと目を閉じて
「ああ、いい、に ....
朝のテレビ画面で
十羽ひとからげにされる
「我々一般庶民」
街頭マイクの前の
うわずった自己主張の
オジサン達
丸暗記したような
青年の模範回答
日本の天気のように
安々と扱われる
....
やっぱ秋だものね
いつのまにか下腹のあたりに不吉な弛み
食べ過ぎた覚えないんだけど
運動不足ってこともありそうだし
いつのまにか
そう、いつのまにかなんだよね
いつのまにか ....
自分の詩が
暗い
残酷だと
悲嘆する
ゴルゴダの聖者よ
世の中が
暗くて
残酷なのだから
それはそれで良い
目立たない
色と柄の生地を使い
スーツを仕立てるようで
とて ....
ババアどもの井戸端会議がうるさいぜー!
俺は夜な夜なドラゴンクエスト8をやっている
煙草もやめちゃったしお金もないし
この間ビデオボックスに行ってしまったからね
15分間女の子がついてお手手の ....
野球ボールを股間に移植して
合併症を起こして私は死にたい
何故というほどのわけもないのさ
思いつきで言ってみたに過ぎないのさ
君はいつもそうだ融通のきかない頭
野球ボールを股間に移植して
....
お前の彼女と週2でセックス
保土ヶ谷区のトラベルロッジで
お前の彼女と週2でセックス
誠実さが自分の長所だって
自己ピーアールに書いてた俺
でもそうは思えませんよねだなんて
お前が俺を圧迫 ....
茫漠とした大地
背徳の海
失われた太陽
犇めく雲
折り畳まれたパイプイス
薄汚れたプラスチックテーブル
丸まったダンゴ虫
横たわる彼ら
端整な顔立ちに
淡い微笑み
銃口 ....
今現在のぼくと
理想のぼくと
ぼくはどっちを大切にすればいいんだろう
大きな夕陽の中に
君の背中が逆光に
振り向かない君に
僕は問いかける
人生はこんなものなのか
CTでスキャンすれば
楽しい時もあった
輝かしい時もあった
苦しい時もあった
惨めな ....
一日中 しとしとと降り続いた雨ははたと止んでいる
ガラス越しに稜線が見える
夕焼けに染まった稜線
砂漠の上をラクダがとおる
ゆっくりゆっくりラクダは右に動く
あまりに美しく あまりにも悲しす ....
秋を洗う
ダイヤモンドの花
プラチナの雨
慈愛
このオレンジの果てを
思う
果てに止まない開花があるとして
それが 想像が及ばないほどに 美しいとして ....
この街の
いたるところにかけられた
モザイクを撤去する
工事がはじまっている
モザイクがかかっていた
懐かしい街並は
高層マンションに立て直され
その中の暮らしは
モザ ....
夜明けまえ 午前五時の街の空は 僕を女にさせる
精液を吸いつくすのだ
その滑らかな静けさに
まるで 見たこともない両性具を着けた生き物として
この世には自分一人しか生きる権利は ....
「あのね、
から物語は始まり、
彼女は電話をきったのです。
金木犀の香りの詰まった壜に、あなたの名前を書いてる、
「か・こ」
シャーレに
なつかしい-あなた
あたらしい-わた ....
茜の空
僕も染めて
白に 埋もれる前に
幸せな人はなぜ
不幸せな人が
見えないのだろう
生きている人はなぜ
成仏しない魂が
見えないのだろう
ほんとうは
見えているはずなのに
見ようとしないだけ
も ....
オズ
悪夢で目が覚めた朝は ここが何処だか分からなくなるね
おんなじように太陽は昇って また君の場所を照らした
昨日に何かが終わって そしてまた今日に何か始まる
止まることは許されぬまんま ....
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