白いアパートメントが、町の大通りとはいえない、
中くらいな通りに面して建っている。5階建ての上に
は、無人駅のような空があって、雲はあまりなくって
陽射しが眩しくて、時刻は午後の2時を少し過ぎ ....
あなたを、きみを、好きな甘ったれで、弱くて、かわいいわたし。


大好きなきみを。

きづつけていきてゴメンね。


さゃなら。
本当に終わってしまったのか






少しだけ残った期待の欠片が






私を惑わす







右に行けば正解?





左にい ....
じぶんが
やさしいのかつめたいのか
わからない

でも あたしは
ひと をののしる
ことばは もちあわせていない

なぜなら
それは
じぶんにもどってきて
けっきょく
じぶんを ....
古ぼけた
駅の路線図にある
黄 赤 青 緑のライン
一番先っぽのほうは
背伸びをしても
よく見えないが
「とりまる」
と書いてあるように思えたから
「とりまる」「とりまる ....
延髄の隙間に滑落した俺の意識
頭頂から降りてくる存在の微かな明かりを
頼りに
七つの難敵をクライミングした
考えていたより途方もない…
時間を、費やした
頑丈な窓が伝達 ....
ピンクサロンで大祓















フリーでハズレの遊行女婦が付いて











 ....
さようならは
あまりにもありふれて
どこそこにも行われております

今の時にも
今の風にも
一瞬の星の光りも変われば

さようなら
特別な想いも
流れるような君への想いもまた

 ....
「生」
有限のもの。
熱を放ちながら、絶え間なく動き続けるもの。


「命」
無限のもの。
形や色を変え、どこまでも広がる時空に在り続けるもの。


「宙」
青空のずっとずっと上 ....
遥か遠くへ帰る人
つかの間ここに生きた人

いつか新たな太陽が
瀕死の地球を照らす時
あなたのいないこの星に
私はぽつんと立ち尽くす

足を引っ張ることでしか
引き止めるすべを知らぬ ....
大きな電気自動車に轢かれそうになりました。
凶暴な蛇に丸呑みされそうになりました。
太陽に炙られ干からびそうにもなりました。

昔物知りなトノサマじーちゃんが言ってたように
外の世界は危険が ....
人生の
のこり二十年くらいのところに
臍がある

むかし
へその緒と
つながっていた


かつて
命を
食べていた


いま
生を
食べている


私には
 ....
食卓の{ルビ笊=ざる}の上に置かれた 
柔らかい柿達は 
それぞれに傾きながら 
ひそひそと、会話をしている 

( 厨房では蛇口から 
  ぽとん、ぽとん、と水が鳴る ) 

初老の ....
満月の宵、何処からか琴の音のする温泉で 
畳の寝台に横たわり、いちめんの夜空を仰いでいた 

霞がかった雲の向こうに灯るいくつかの星は 
遠くから、僕に何かを{ルビ云=い}っている。 

 ....
デイサービスの送迎車で 
君のお父さんを迎えに行き 
玄関のドアを開く 

お父さんに続いて君が 
猫を抱きながら、顔を出した。 

「 これ、うちの美人猫 」 

お父さんの伸ばし ....
昼下がり 鴉の群れ 憂鬱な音楽

物云わぬ黒猫

「君はどこへ行くの?」

黄色い眼球 音もなく 瞬いて

消えてしまったんだ

踏切りの喚き声

煩い警告



”僕 ....
しってた
この空気 この色
のど飴がとけてる
いつのまにか
ぼくら季節をまたいだね
あした、またあしたと
進んでいくはずなのに 後ろ歩き 逆回り
ただトランプをきるだけの簡単なお ....
明日はきっと晴れるよね

そう願わずにはいられなくて
ふと手を休め振り返る

自由気ままに暮らしてきた日々

愚痴っぽくなってみたり
ときには人恋しいくせして無口になってみたり

 ....
超タカ派の男性が居りました。
間違えている!直せ!
辞めちまえ!
周りに誰もいなくなりました。
男は旅に出ました。
夜が恐いから
震える腕を噛み千切って
闇に備
えた

あぁ
何処へいくんだ

背中の穴から
ほとばしる
穴という穴から
噴出していく
「宇宙人からの信号を傍受したんだって。」
そして人はああ夢があって良いよねという

新しい素粒子も
写真も
映画も
ああ夢があって良いよねと人はいう


こんなとき
宇宙人は何を呟 ....
 月の写った

 水をすくう

 手のひらの上で ゆるゆる揺れて

 やがて消えていく

 あなたとの思い出みたいに

 暑さの足りない 砂漠みたいに

 足のない 水母み ....
なんでもない日
幸せな日
よく寝れる日
幸せな日

今日はお月見
豆大福食べて
パソコンの前
月よりダンゴ

明日は給料日
借用書の整理
偉い人に面会
昔話をしよう
 
 
酸性雨の結晶が
そこかしこに降り注ぎ
背負った荷をさらに重くする
だからいつしか私は
四足歩行を諦めてしまった
抑揚のない耳鳴りの中
規則正しく並ぶ高層建築物の群像
そのわず ....
額縁だった庭に景色が戻ってくる
寂しい程に整えられた装置は
演歌師が
おっぺけぺーを 
捻る、
舞台であった

もうすぐ演歌師がいつでも住まう
庭になる

説明のいらない
「ああ ....
妻は月に一度か二度
四、五日ずつ実家に帰る
その度に
暗い家に帰る度に
僕は何故ここに居るのかと問う
知らない土地と言葉
何をして居るのかと問う
湿気を吸い込んだ紙の様に
心が少しずつ ....
 パンにしますか?
 ご飯にしますか?
 それとも宇宙にしますか?


 コーヒーはHOTにしますか?
 アイスにしますか?
 それとも宇宙を愛すにしますか? ....
ありがとうございます
いともたやすく言う
ことに慣れていない月曜
またリセットされたのでしょう

はじめから
そうはじめからはじめる

真っ白な画面
夕べはない今日
それが月曜
 ....
人差し指と親指を差し出し
ひかりの直径にあわせる
片目をつむる
得意気な顔をして
(ほら、こんなに、小さい
(こんな狭いところで、うさぎは、ね

その指を
手を
腕を
体を
生ん ....
大学時代
教授が授業中に言った
「600万個丸を書けばそのすごさがわかる」


家に帰ってやってみた
1つ、2つ、3つ、・・・・・・・・・
700個くらいで音をあげた
その時初 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
カメラチック・ワーズ #5 - アパートメント佐倉 潮210/10/26 2:32
最後に。110/10/26 0:42
みれんくゆら110/10/26 0:38
ことば森の猫8*10/10/26 0:31
「とりまる」yumeky...510/10/26 0:21
確かな過去なら昨日すれ違った誰かに聞きなよホロウ・シカ...1*10/10/26 0:09
最新フーゾク情報はコチラ!TAT2*10/10/25 22:55
さようなら朧月110/10/25 22:42
意味さつき2*10/10/25 22:12
400光年210/10/25 22:10
One Truth3*10/10/25 22:08
草野大悟3*10/10/25 22:02
夕餉の後 服部 剛310/10/25 21:27
瞬く星 210/10/25 21:17
ごあいさつ  110/10/25 20:57
白昼夢。ミケ4*10/10/25 20:39
ぽつぽつゆうと3*10/10/25 20:37
秋の夜長に歌ううた恋月 ぴの33*10/10/25 20:33
五行詩 「革命家の運命」ペポパンプ3*10/10/25 20:18
夜鳩[group]佐藤伊織210/10/25 19:55
夢があって良いよね[group]210/10/25 19:43
 思い出いてゆう210/10/25 19:20
なんでもない日ペポパンプ3*10/10/25 18:48
耳鳴りたもつ110/10/25 18:05
おっぺけぺー鵜飼千代子15*10/10/25 16:06
春待ち暮らしプル式5*10/10/25 14:57
アンドロメイドヨルノテガム510/10/25 13:05
月曜の宿命朧月110/10/25 9:47
衛星。あるいは四分の一。いっと110/10/25 9:39
What's "Genocide"?寒雪310/10/25 9:04

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