今日は朝から



雲がぐずぐすしていた



私の体もぐずぐすしていた



バイト先に到着して



気休めの栄養ドリンクを



一気に飲み干し


 ....
さよならは嫌いだから

「またね」を強請る私。

またねが嫌いだから

「さよなら」という君。


でもお互いに好きな物もあって

何か大事な事を決めた後には

必ず小指を絡 ....
西へ向かう風ですが
ついでに何かお運びしましょうかって
せっかくだから
几帳面にたたんだ言葉のひとつでも
裸のままで
お願いしてみようかしら
闇を超えて
芸術を超えて
あなたに
あな ....
人間は 誕生日から 次の誕生日までの間に
普通に生きてさえいれば
少なくとも 2%ぐらい能力的に成長するらしい

毎日で割ってみれば 僅かな数値しか出ないけど
日々 起きるたびに あ ....
とヲく見つめる先
時間が来てから追い
昇りながら下がる
螺旋巻き回転
それなりの向こう

とヲい故
明日を比較する
断裂的な破片
記憶が曲がる
捩じれながら直線を描く
それより大 ....
 死んだら二十八グラム体重が少なくなるって
 それがひとのタマシイの重さらしいよ
 と、どこから聞いてきたのか
 娘が言う

 父はおもう
 タマシイに重さがあるなら
 物質 ....
水溜まりは弾かれた

跳ねる水滴
破壊される水面の映像
雨上がりの虹と
両足のダイブ

行き交う雀は
ピーチクと
その青空を謳歌する
河川敷の上、
髪をポニーテールにして
サン ....
          さやさやと
     緑の褪せたわくらばが
       揺れて慰め合う秋
 羊田には渡り鳥が集いはじめる

プロムナードで自分に呼びかける
   さぁ ねこぜをそらさ ....
見えなくなる薬をくれ


僕が飲んだら他人が
見えなくなる薬をくれ
嫌いな人間が透明に
見えなくなる薬をくれ
僕の大好きな彼女も
見えなくなる薬をくれ
息が詰まりそうだから
 ....
何もかもが過ぎて行く
そして何もかもが帰って来る
落とし、奪われ、失くした何もかもが
心の中では連綿と紡ぎ直されてつながって行く
これをウィーヴィングと呼んでいる
トリックとまでは行かない修 ....
                101031



風の夜に
眠りこける
九官鳥を起こす
眠い眼で顔を上げ
朝が来たかと呟いた
風が無い日に
のんびりと
そよ風探して飛ぶのだと
 ....
やっぱり戦争は
起こらなかった

歌いつくした歌手の
少し疲れた喉が
歌を歌っている

午前3時を過ぎた頃
すっかりと時代は
変わってしまった

アスファルトが
材質を取替えら ....
 
 
やねのうえを
あめがあるいている

なかにはいりたくて
しかたがないのだ

しめわすれたまどから
なかをのぞいて

さんのあたりを
なみだでぬらして
 
 
ひとりで深夜に大量の酒を飲みながら、何も思わない私も浮浪者と眠るそこで何一つ思わないから多分自由なのだと思える。様々な物事についてをひとりで考えながら、雨の中の散歩道を風のように過ぎ去りながら駆け .... 1
公営であるタクシー乗り場でボッタクリのタクシーと交渉し、着いたばかりの体はくたくたに疲れ果てていた。何か迷い子のような気のする私には確かな風景などそこには無いように思えた。彼らはフランス語はでき ....
びろうどとびいどろの
ちがいがわからなくてこまる
ことのない青春をおくって
きました このわたくし

くちびるとくちびるを重ねて
あまい嘘をささやきあってみたい
わたくしはいつまでもひと ....
たまがつくられるという長い手紙を書く発語の根は脳睡してひるがえってひるがえし走ること限界などどうでもよく走りながらよく視えるできないことできたことは視えず走るまばらなゼロ覗くことからむからまれからみた .... それにはとても時間がかかる
黒鍵をはじからかぞえていた妹は
一番心細くなったところで消えた
そして、長い間うなだれていた父さんが口をあける
芥子の花、
白い、
縁側は燃えて、
みんなみん ....
涙が乾く音より高く
まばたきの音は昇りゆく
午後が午後に
耳すます午後


月への道に
擬態する羽
水は満ちて
器を呑んで


ばらまかれて
途方にくれる
 ....
悪魔はグラスの中で透き通るワインと同じ色形をしていた







だから飲み干した私に罪は無い





 ....
台風とおいと遊ぶ「おばさんスイッチはじまるよ〜」

少女時代Switchはじまっちまいまして

よすが

終焉したはず
放浪Nostalgia

ETVからニア・ソーリー村あたりへ

子供はそらみた ....
鈴虫の鳴く夜更けに気おくれしたぶんだけ
あとから遅れてやってくる羽音のような放心

懺悔しなくてはいけない気分に苛まれ
吐き出したばかりの蝶番と
見つからない鍵を探して途方に暮れる門番の気持 ....
透明な眼を擦って
きれいな三日月を眼の中に入れたい
どうでもいい
アイ(ル)ランド
ほんとに
秋には
次々と
落ち葉に包まれ 捨てられていく
心や 精神より 大事なものが あるんだね
 ....
たとえば、

あんなに愛でた金魚の水槽でカブトムシの幼虫を飼ってまた死なせたこと。吹いてくる風に目を細めるのに車が通り過ぎたときの風にあたって嫌な顔をすること。涼しい店内でアメカジ風の服を着た ....
いつまでわたしは消毒液に浸かったままでいるのだろうか

わたしは何にしがみついているのだらうか

あなたは気付いてはくれないのだろうか

私は嫌われているのだろうか
百舌鳥が鳴く
モンタージュ

張り詰めてゆく
青い空

よごれて
ささるこころ

溶けだせず
疎まなかった
包帯の中身

伝えたいひとは
もういないんだ
いつも 夏休みの終わりに
宿題を 全部終わらせてなくて
きまって 母に叱られていた僕

今は 遠き存在になってしまった
思いの届かない洞窟で
青く微笑む天使は
僕の名前を知らず
晴れや ....
長い夜が来て
ようやくほどいた指に
触れられてキズついた
胸の花

はずれたボタン
合った目線に
あしたまで踏み抜くような
きついアルコール
すっぱくて染みる君の味
ひらいて
こ ....
台風10号が来て、レアル・マドリードが来た
大荒れと予報されていた今日は
夕方から静やかに晴れ
レアルは予定通り3‐1で勝ち、時化は太平洋沿岸だけ
夜中も大気は凪いでいる
私は王韮の古いCD ....
  {引用=クロウタドリが飛び立つ  ――エトムント・フッセルル『論理学研究』}
  「きみは大人の思考を知りすぎている。ぼくはまだ子どもなのに」
  「きみの胸は白くて綺麗だ。ぼくの頭脳はしみだ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ノンフィクションぐずぐずくゆら210/10/31 15:44
ala4*10/10/31 15:38
シナモンアズアミ210/10/31 14:58
2%仮説yumeky...6*10/10/31 14:33
それなり、それより流希-Яuk...110/10/31 14:29
結界を出入りするもの石川敬大2010/10/31 13:40
飛んでけOz210/10/31 11:40
暗いちから(七)信天翁110/10/31 9:40
くれ寒雪110/10/31 8:35
燃えないごみの日salco6*10/10/31 7:24
風の夜にあおば7*10/10/31 5:18
戦争/戦争/戦争真島正人6*10/10/31 4:03
小川 葉1210/10/31 3:29
ロケ地の窓から番田 110/10/31 2:45
あの10ユーロ4*10/10/31 2:44
びいどろの夜瀬崎 虎彦210/10/31 1:53
発語の根阿ト理恵4*10/10/31 1:24
【連詩】 家族ピアノ古月2*10/10/31 1:18
ノート(鳴陽)[group]木立 悟810/10/31 0:52
ヴェルグTAT4*10/10/30 22:36
ピタゴラススイッチ阿ト理恵1*10/10/30 20:40
『suzu no ne』Leaf010/10/30 20:39
栗の木いてゆう210/10/30 20:04
ex.やぶさめ010/10/30 19:10
ヒドロキシ010/10/30 19:06
美談010/10/30 18:55
万 来J.M010/10/30 18:39
さよならと切っ先アオゾラ誤爆210/10/30 18:36
サッカーボールと地球についてsalco4*10/10/30 16:47
現象学的還元Giton010/10/30 16:17

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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