出歩くたびに
懐かしい風景や光景に出会うと
僕は心のファインダーを覗いて
素早く音のないシャッターを切る
撮った写真には必ず写るはずのない
きみの姿をした心霊写真


秋の紅葉 ....
おトイレが
我が身唯一の
自由時間
遥か
遠い雲の向こうを
焼き焦がす
流血の
夕暮れ
いつも
暮れる速さに
追い付けぬまま
置き去りにされた
また 夕暮れを待つのは
誰?

日毎繰り返す
不在の
観客のた ....
あなたは なんの前ぶれもなく 姿を消した
私は おろおろと いつもの金星までのふたりの散歩道を探す  忘れてしまったあなたの名前を呼びながら


一人目のあなたは 地球が好きで 私を連れて毎日 ....
テロップの、落書きパートに指相撲の"腕"力で、かますキッチュなほおずりは、ハブりがいいあなたの火照りをうらやむように/冷え切っているのです。モスコミュールに添加されたジェル状のシロ .... 旦過市場を抜けたはいいが
山を越え
谷を過ぎ
ここはどこやねん
ぐるぐるぐるぐる
廻る道
これがニーチェの言っていた
永劫回帰か
あほんだら


天と地におけるありとあらゆるも ....
 
 
(あ)

あかんぼうが
ないている

あー
あー

それはぐうぜんにも
ひらがなの
さいしょのおとだった

こもりうたをきかせると

いー
いー

と、わ ....
山田さんの背広が
朝焼けを縫い込んだみたいに
ひかりかがやいてみえた


やるじゃん、山田


ぼくは呟いてコンビニに入り
缶ビールとつなあげを買った

 
防御として、骨格として
自分の骨がわかる
骨のところの、形を覚えておく
骨の使い方がわかっている人
意外な骨の使い方をしている人
突き詰めていくと
名前がひとつのハッシュタグになる

 ....
あの
匂い、あの
塩素の匂い、あの
匂いをかいで、早く
水に入りたい、音も
聴こえない、中にいて
水をかいている、砂まみれになって
味がするし、足がつかない
温度も冷たい、なんにも
 ....
 
 
さかながいちび
びじんをあいし
しばえびこいしい
いえなのさ
 
 
自分の屍の未来を
歌った 私は
街をさまよう
私は かき消されていった


大バーゲンセールの閑古鳥を
たった ひとり
夢すら 持たずに 私は
あなたの声となり さまよった


 ....
猫になること  グリニッジくるんで
 あなたの目の前ぱっと差し出したら
 子午線まわりで3・2・1
 返事は「オケイ」

 あたしきっと頬バハマサンセット
 わりとクールな気取り入ってたけど
 なんだ ....
いつも
おそろしいよかんにおわれているので
せなかをまげてしまう

せを1センチでもひくくすればそれで
ひょうてきになりにくくなる
だがかえって
おうぼうなものの
ぶつりてきなせめは
 ....
愛しているのは

ひとりきり

ともだちのはなしを

みつめている

そのおめめがいとしくて

だれにもまけないよ

さくらんぼがないている


なきんぼさくらんぼの
 ....
逃げ水にレールが沈んでいく
暑い海中のなかにベンチも沈む
電光の文字はせわしなく流れ
けだるく泳ぐ人達もホームに沈んでいく

秋のベンチで
夏の夢を見る

空を見て
深海を飲む
何かを求める
何かを探す
何かを目指す
何かに恋する
何かを愛する

目的語が明瞭な文章がタイトで力強いように
力強く輝き他人を惹きつける人間は
必ず「何か」を内に込めている

私 ....
新世紀。
 とは言いながら
殺戮の大義に明け暮れの
墓穴堀りは相も変わらず
{ルビ典籍=てんせき}{ルビ天窓=てんそう}に{ルビ堆=うずたか}く、
歴史は繰り返すと錯覚させるが
掘り返せる ....
音楽からバラの香りしてる
きめの細かい鍵盤は赤い淫らなストッキングをはいて
心をノックしてくる扉はドラムスの影を覆っている まるで。
琥珀の色をした酒 海のように ....
命尽きて
力尽きて
愛が尽きて
死んでゆく

言葉にできない
苦しみだけが感じられ
溺れた人間のように
一人でもがいている。

言い訳は聞きたくない
エンジェルダストは
天使の ....
猛暑 霞む景色
誰かが1人
蜃気楼の中佇んでいる

廃墟のホテルに住んでいた
窓から見えた海の向こうに思いを馳せて
命を繋いだあの頃

心がある こことそこ
終わり行く世界の中で全て ....
掟の中に生きている。
裁きの時は今来たらん!
破門を余儀なくされても
女性を守りたい。

間違えている
怠慢だ
認識が甘い
クレームをつけるのも
意を決してやっている。

膿は出 ....
ずっと低いところで、流れの勢いがない所で 悔しさも報うこともない中で 君ら二人とけてしまえばいい 空になった子宮は
痛みをともないながら
少しずつ
小さくなっていったけれど
物語はまだ
そこに残っている
気配がした

だれもが
語りたい と
思っていた
産むという行いは
ど ....
優しい眼をしている。街角で行き交う
人たちはみな忘れている。周りにある
危険を。ふいに背後から、あるいは前
から、加えられる危害を。そうでなけ
れば互いの距離を取らないで、どうし
て正気でい ....
まあるい墓石に水をかけ清めると
{ルビ空=くう}の字の彫刻から 遅れ水が流れてくる
丁寧に拭きあげるのだが
涙の跡のように、うっすらと水垢が残ってしまう
墓石用クリーナーとウサギの形の大小のス ....
あなたが待っていると
思っていた
あの路地の入り口で

殺そうとする全てを欺いて
あなたに会いに行くには
どうしたらいいのかと
             
線路を渡った
       ....
痔核にクロロマイセチン塗って俺は今日もご機嫌だ
なにしろ週末の街角には俺のお眼鏡にかなうギャルが
俺のお眼鏡にかなうギャルがソーメニーだぜ踏まれたい
俺は今通院している歯医者の歯科助手が気になる ....
晴れて定職に就いた暁には
俺はもうこんな作風は卒業して
聖人君子のようなツラして
聖人君子のような視点から
聖人君子のような詩をかいて
あなたって聖人君子なのと訊けば
私なんてそんな全然で ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
会いに行くよ寒雪010/11/28 10:41
自由時間こころゆくま...010/11/28 9:28
夕暮れフクスケ010/11/28 8:22
あなた草野大悟1*10/11/28 7:20
ツイート乱立詩101119〜1122吹雪010/11/28 6:14
イン・ザ・祭り真山義一郎18+10/11/28 5:01
あいうえお(「五十一のデッサン」インスパイア系)小川 葉310/11/28 4:08
おめでとうせかいのせな...410/11/28 3:05
避難19カエル110/11/28 2:54
避難18210/11/28 2:46
さ・び・し・い小川 葉210/11/28 2:42
忘れられた日の話番田 3*10/11/28 2:36
簡単で楽な方法がん110/11/27 23:44
少女飛行機佐倉 潮5+10/11/27 23:40
背を1センチでも低くすればそれで標的になりにくくなるがa310/11/27 23:07
なきんぼさくらんぼ吉岡ペペロ310/11/27 22:50
深界ススメ110/11/27 22:34
生きるということyumeky...9*10/11/27 22:05
日常茶飯salco5*10/11/27 21:46
甘い足ヨルノテガム310/11/27 21:40
Falling Angelペポパンプ3*10/11/27 21:17
ワールド エンド少女A210/11/27 21:12
ひょろひょろペポパンプ3*10/11/27 21:07
借家にて山岸美香210/11/27 20:21
産む北野つづみ10+10/11/27 20:19
優しい目をしている7+10/11/27 20:17
ウサギの親子スポンジ鵜飼千代子8+*10/11/27 20:17
あの路地で6*10/11/27 20:10
第二類医薬品セガール、ご...210/11/27 20:08
来年から本気出す610/11/27 20:07

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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