街がやけに
賑やかだと思ったら
今日は
金曜日だったのだ
金曜日になるたびに
同じことを思い出す
また忘れ
また思い出し
また忘れる
街もわたしも
同じこと ....
乱れたこの月に
祈る事が 有ると するならば
貴方と 永遠に
空を 眺めていたい
ただ それだけ。
それさえも 叶わずに
二人 見上げた 月は
また 遠く ....
朝は怖くて歩けなくって
昼はため息堪えるばかり
夜はひとり明日に脅える
そんな毎日が続いていっても
春はほろ酔い桜を見上げ
夏は木陰でひと息ついて
秋は紅葉の手のひら繋ぎ
冬は柔 ....
* ワイパーも お色直しで クリスマス
段々と イルミネーションが美しいシーズンだけれど
我がレガ子のワイパーも お色直しをするコトに(笑)
旦那が いそいそとコートを羽織り
着替えをさせ ....
東京ザビエル ブエノスアイレス
脱藩する志士される殿
....
俺が本気出したらお前らみたいなドブ野郎どもは絶対にパンチアウトだね。
将来的にはインドゾウのような女と結婚して子連れでディズニー行くんだから
でもあたしたちの未来は7兆年前に滅びたから今ここですべ ....
鮭のような皮が私の皮膚にはあるのであって
しかし私は断じて鮭などではないのだから
これはつまり日本の政府がいけないという事
住民を核に慣らしていくことが大事だって
夕べのNHKのなんかそういう ....
ジェームズの尻子玉抜きに行くのさ
アメリカはニュージャージーの彼の家まで
京成スカイライナーブッ飛ばして
俺たちは乗り込んでいくのさ彼の家まで
茶菓子を買い揃えておくのは
人として最低限のマ ....
講義 ?
何かを学びたければ
世の中の一番動いているところへ行きなさい
すぐに現場へ足を運びなさい
保護上の位置づけをうまくとらえきることのできない
対象□■防衛側の国家内
整 ....
願い事を
思いつかないまま星をみる
流れても
流れなくても
いい今日の星を
私には
できないことを思い知る
泣いてないから
受け止める
そっと
どこかの国のだれ ....
よく泣いていた
眠るまえ泣き
屁理屈に抱かれて眠った
それを繰り返していた
そうしているうちに
かなしみと添い寝できるようになっていた
泣こうとしたらいくらでも ....
夕暮れ時…
空から色が…
奪われ始めると
君から…
笑顔が…
君からも
色が…
奪われてるんじゃ
ないかと…
不安になる…
僕が白旗を
振ることすら
諦めかけた時…
....
もうこれで充分だとでも
言うのだろうか
まだだ。まだなのだ。
米が無いことを嘆き呟けば
芋や南瓜が60kgも届いたじゃないか
ふた月を米無しで過ごすことに
愚痴を溢せば
30 ....
私はつぶやくように話す
わずかに空気を振動させる
相手の目を見ながら
時に目をそらしながら
言葉を発する
私の声は1秒先に居る人には
届かないだろう
閃光の後の
雷鳴の間を数えた
....
拝啓
これは、私があなたに宛てた最初で最後の手紙になるでしょう。こちらはもう随分と日が短くなって、丁度今、夕暮れ時です。秋の冷たい風が銀杏の葉を染めて、歩道では銀杏がずいぶん潰れてしまって ....
忘れているものが思い出せない
そんな毎日が続いている
わたし以上に、
大切なものがあるような気がして
胸の奥が落ち着かない
賢明ながらも堕落した生活に終止符を打ちたい
十六 ....
憎しみは人に感謝することを知らない。
憎しみは一人歩きをする
憎しみは自己中とエゴの塊だ
憎しみのことを人は非難する
憎しみは憎しみとして悲しんで笑う
憎しみは終わらない ....
ページをめくるその指の上で
白くまと踊る私。
美しい魔女は紅い唇に
呪文をのせてため息。
蛙の歌う丘の上で
うさぎを抱いてしゃがみこむ私。
王子様の顔に ....
窓から外を眺める時
まなこの力加減で
窓の外の光景が
くっきり見えたり
反射して映った自分が
薄ぼんやり見えたり
ガラス面のくぐもりが
気にかかって見えたり
時々だけど そ ....
赤ん坊が泣き止んだ空
まだぐずついて
もう泣かないでと
小鳥は電線をえらんで
ひとつの音階へ
くちぶえが水たまりを転がって
笑い声に溶けていく
きっかけは一目惚れって
好きなだけじゃダ ....
朝は朝食に味噌汁を飲む
味噌汁と一言に言ってもなかなか奥深いもので
すっかり味噌汁の虜になってしまった私は
関西の白味噌の上品さに飽き
信州味噌の素朴さに飽き
最終的に田舎、大分の田舎味噌に ....
センスが凄いんだよ と嬉々として言う
十九歳の甥は トロンボーンに夢中
目標にしている人もいるらしい
学校時代は吹奏音楽一色で
働きながら地元の楽団で演奏するという道を
まっしぐらに歩んでい ....
私は鳥
もう空を飛べない
羽根をもがれて
ゴミ捨て場が臨終の地
腐臭しか知らず
地面のキズを数えて歩く
朝の光は冷たかった
でもわたしはとり
清掃車に潰れる私の肉体
飛び ....
夕暮れが 古い白壁の影を刻み
小さな町の家たちは 街灯に身を寄せ合う
息をひそめた町へ
男は にじむように戻って来た
夕餉のしたくの手を止める女たち
薄暗い窓から光る目が見 ....
ぼくたちはその日も
西日が差す
四畳半の狭い部屋で
互いの心を確かめようと
見えない体を貪り合う
毎日のように
きみの乳房の位置を想像しながら
ぼくの陰茎の長さを期待しな ....
(な)
なにもない
なもない
なのはなさいていた
ほかのなにかに
なりたくて
なりたくても
なれなくて
ならなくて
よかったと
なまえもないのに
さいてい ....
町の明かりに
じぶんを問いかけている
やくざが入れ墨に
じぶんを問いかけるみたいに
ぼくの遺伝子がONになる
海を聴いている
茶色いレーズンを吸っている
....
みなさんは 蛾 と聞いたときになにを思い浮かべますでしょうか
自分は最近 ガーフィールド ということを思い浮かべるので、それを漢字表記すると蛾領域になるとわかった。
蛾 領域
ガー ....
雨の底の
底に
俺は沈んで
終わることのない
脳髄のノイズを聴いている
時間は混濁して
精神は
幾年も日向で放置された
古い
毛布のようで
....
雲よ
僕は歌わない
ひびきあう童謡のしらべを
僕らは歌わない
青春と名付けられる
強迫的な力の律動を
雲よ
僕は見ない
抜けるような青空を
僕らは見ない
見るのはた ....
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