わたしたちは生きのびて
また
残された年の
とびらが閉まっていく


精霊たちもねむる
誰もが永遠をくちにする夜
そとは降りはじめた



落ちるほどに白さをます街は
いつ ....
ねぇ
あの島の海燕の卵を捕りにゆくから銃を貸してよ
登れない/切り立った崖の/そのまた崖の窪みに巣はあるから
自動小銃で煩い親鳥を乱射してやるの
海燕の卵なんて食べたことない ....
君の声を
聞いた瞬間…
君に何か
あったと
分かった…

悟った訳じゃない…
前と同じように
君の声が…
悲しみを
伝えてきたんだ…

相変わらず
君の発する言葉は…
強が ....


クリスマスが近くなり、トイレに塞ぎ込めばつい考えてしまう
洋酒のラベルを見ると!クリスマス ! とは言わずに !レミオロメン !と言う奴がいた 。
気前はよかったが、おかしなこ ....
縫合する。
離れてしまったものを無理矢理縫い合わせる。

赤い糸。
結ばれなかった片割れを捜している。

白い糸。
一つだったはずの肌色を引き寄せて。

黒い糸
溶けた場所から壞死 ....
ささやかな夢に押しつぶされて
子供が
悪臭をたたえている

湖の表面では
脱ぎ捨てられた衣服が
藻の振りをして漂っている

明日
踏みつけるべき小さな草花を
今日踏みつけて道を作り ....
星の瞬きがまぶしすぎて
僕は目の前から続く
舗装の荒れた道路を見失った
これからどこに向かうんだろう
どうしようもなくなった時は
地べたに腰を下ろして
不細工に微笑む月を眺めて
 ....
一次会で帰ると言ったのである
もともとお酒に弱いうえに年である
記憶がないという事もあるので
人に迷惑をかけないうちに
体も楽なうちに帰ってくればいいのだ

そろそろ終わったかな
なんな ....
ハイツ和合にたずねてゆくと
花火ちゃんはフローリングの床でお皿をわっていた
ぺたりとWの字にすわりこんで
からだやわらかいんだ
ね、つめたくない?
訊いてからちがうちがう
なんでお皿な ....
乾いた道我はゆく
道なき道
砂の砦を横目でにらんで
前に
前に
進んでいく

その先になにがあるのだろう

砂の島
虹色の泉

信じるものも
愛するものも
そこに行けばある ....
かぁ
それをくり返すと云い

確かなる少女と
確かなる母と
確かなる父と
やわらかな波
シーソー
今宵の夢に現れし鏡
色彩を持ちながら父の元に現れる幻の鏡
(幻の鏡は何があれど幻は ....
君の向こう

朝のひかりは

ガスコンロ

その火の青さ

その火の青さ

しずかの海


あらゆる無機物も有機物も

独自の発火点や燃焼点を持っている

太陽の温度 ....
うかぶ空に触れる足さき、加速してわたしは舞い上がる、ちぎれそうな指を握りこんで、そしておやすみを言うために急降下 #twpoem 10/24 2:08



外側にいる透明な風はわ ....
淋しくなるね

いっつもそうだった

大事なことば

甘くないつらかない

オハヨー毎日

太陽もえつきるまで

こいびとたち

こびとのいきのこり


雲ふたつ水い ....
これがすべて妄想だったらいいのに

『あなたへ
――もうすぐ全てが終わります。
そうしたら僕は其処へ行きます。

反戦の反対側へ

もう僕にはこのような方法しか残っていません。
此処 ....
東の空はまだ蒼く
冷たい鼻先に白い息がかかる
ゆっくりと明けながら
低気圧は姿をかえ
霞む、冬の朝は、ふたりの渇いた喉をきらしてゆく

/傷んだ髪の刺を擦るように /  ....
意味不明のフイルム
かびた古い封筒の束
変なカギ
本棚の奥のぬいぐるみ
こわれたハンガー
などなどなど
コンビニで買ってきたごみ袋をびしびしひっぱり出しながら
どんどんすてる僕
ある日 ....
見るからにヤバそうなのが キた そんなのは 見なくてもわかる プンプン臭うぜ ピンヒールの か細い 金網を張った あれは 床というべきか 屋根とでもいうべきか 足音からして 宙に響く 長い髪が 歯車の .... たどたどしい声で街を流れながら歩いていく私は、今日も緑色のスターバックスを目指していた。焦げ茶色の色に磨き込まれた窓のスターバックスが向こうに見えてきた。3年ぐらい前に品川の原美術館でその展示を見 .... そのペンを持つ手
電話をにぎる手

無意識に髪にふれる手

ギターのFコードを押さえる手
ピアノを弾く手
絵を描く手

手話を正確に表現する手

文庫本をめくる手

そして細 ....
月にいちど血の塊を産む
生まれなかった卵と一緒にトイレに流す
私の体は痛む
痛みは臍の下から生まれて体中に(つま先までつま先まで)
それは生まれなかった卵の為に
じんじん じんじんと

 ....
確かに

かに



ケンタッキーが美味しい季節
ツイスター一口わけてくれたけど
なぜだか恥ずかしく申し訳なく
皮だけかじってすぐ返す


私はあなたの外側から
目をこすりながら探してる
どこからどこまでが ....
ため息をつくくらいの間だとおもう
突然で唐突で、空気でできた蜘蛛みたいだ
わたし自身が幸福でいるためには、空腹の子どもを追い出さなくてはならないかもしれない。
みちたりることと、幸福でいる ....
パラパラパラパラパラパラ

カサカサに乾いた落ち葉が
風にまかれ車に踏まれ転がって行く

それは何でもない風景
心を軽くする風景

何処までも転がって行って
何処にも辿りつこうとしな ....
一年間で114万人
一日で3234人
一時間で120人
が死んじゃう
一年で3万3千人
一日で90人
一時間で3人
が自分で自分を殺しちゃう
だから今日も今日と言う日を大切に
生きて ....
すきなうたを口ずさむ
なんの音も連れないで
絶対にはずれない
だれも合否をださない

すきなうたを口いっぱい
すきな気持ち 心いっぱい
音でなく心で 言葉で うたいたい

人前で隠し ....
葦のなかに おまえをおもうよ 




あゆみをとめて さがすよ 





きっといきを静めて 夜が昇るのを待つんだな 



かわいいおまえたち どこへいくというの  ....
白と黒とがくんずほぐれつ
秘密クラブの夜は更ける
妖しく燃える官能世界に
スケベ心が
スケベ心が
ああ
またうずく

パンダショーだと笑うがいいさ
俺には無理だと分かっていても
奮 ....
ふあんていな
子供が
丘の上から
きみをみている

ぼくをみているのかな?
ほんとかな?

きみが首をかしげるたびに

丘の上の子供も
首をかしげる

まるで鏡みたいだから ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
聖夜月乃助11*10/12/12 17:48
海燕の巣アラガイs3*10/12/12 17:47
そうじゃないんだ!顎長三日月010/12/12 17:24
レミーマルタンアラガイs1*10/12/12 16:53
『縫合』東雲 李葉1*10/12/12 16:03
ささやかな夢に押しつぶされて真島正人3*10/12/12 15:48
考えなし寒雪110/12/12 11:03
さて砂木4*10/12/12 10:02
絹をなでるせかいのせな...610/12/12 9:59
グレープフルーツ橘祐介110/12/12 9:58
ぺっぺろぺ〜うんち1*10/12/12 9:10
しずかの海吉岡ペペロ210/12/12 9:07
#twpoem 1斎藤旧3*10/12/12 9:05
こびとのいきのこり吉岡ペペロ010/12/12 9:04
告白水穏(みおん...1*10/12/12 7:36
冬のサボテンアラガイs4*10/12/12 7:21
すてるすkawa010/12/12 4:16
師走光井 新210/12/12 3:35
コピー用紙の上に書かれていた言葉番田 110/12/12 2:54
恋しい手森の猫8*10/12/12 2:52
しっぽのついたいのちとんぼ1610/12/12 2:44
ああ!BOOKEN...110/12/12 2:37
ポケットnick2*10/12/12 1:05
空腹の蜘蛛はるな110/12/12 0:10
落ち葉kauzak3*10/12/11 23:54
スタークウェザーは報われない虹村 凌010/12/11 23:02
うたう朧月310/12/11 22:44
キツネしだ  よう010/12/11 22:17
白と黒のブルース[group]花形新次1*10/12/11 22:15
ふあんていな子供真島正人3*10/12/11 21:57

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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