もしも今

自らの手で

この世からサヨナラをしたいのであれば

その前にどうか

あなたのいらないモノを

必要としている人々に捧げて下さい

全ての臓器を取り出して

 ....
骨とそこに遺すもの
あなたの生きた証
長い長い踏破の記憶
白く焼けてなお美しい曲線と
関節の摩擦の痕
泥の河を渡り
砂埃の轍を踏み
飯盒番の友を出来上がりの声と共に失い

骨とそこに ....


Oh sore mi〜yo
koe ga suru
哀しみ の ジルヴァ

願いは すべて いま
この海のなかに

愛しあっ ....
髪の毛切ってもらったよ
あのね
美容師さんにね
鮮やかにね

鋏がね
戦闘機みたいにね

ブウゥン
僕の髪型格好良いぞー

キイィン
皆が僕を見てる
繁華街で
アクロバット ....
  .
触れられればさらさらと崩折れる
砂岩の膚{ルビ=はだ}に打ち込まれた鉄塔の高み
風が渡ってゆく 空は日を隠し 固まった沼地
に木々の揺らぐ姿が曖昧に凍結している
  .
一切の動き ....

夫があまり鋭く見つめるから
わたしはしだいに削れてゆく
夫と婚姻関係を結んでからのわたしは
もう余程うすっぺらくなったらしい
強く手を握られると
きしゃり と指ごと潰れるから
か ....
私は一人
考える 見えない 何かを
たたずむ私は一体誰だろう
そして 解らないけれど遠くにはいなかった


私は眠る
流れていく そして やがて私は
私の中で信じた
幻の世界を  ....
 
『現在地発売中』の看板をみて

へえ、『現在地』売っているのか、やるな

って思ったんだけど

それはほんとは

『現在発売中』だったので

なあんだ、

いや、待てよ、 ....
愛はいろいろなものに
形を変える

ある時はチョコレート
ある時はクッキー
ある時は掌のぬくもり
ある時は手紙だったり
ある時 いつかの水曜日
あの日がぜんぶ―――

だった
 ....
目の前に、ひとつの器がある。 
(天から「私」への、願いの息吹が吹いている) 
世界にたった独りの、役者として 
私は私の器を、充たす。 
語り部は講堂内の明かりを全て、消した。 
百人の聴衆は、暗闇の一点に揺れる机上 
の灯を、観つめていた。(どんなに深い闇 
にさえ、この蝋燭の灯は負けないのです。) 
ぽっかり二つ空いていた席 ....
先頭の、早稲田のランナーが 
歯を喰いしばって近づいたので 
歩道で妻と旗ふる僕は 
「わせだぁ〜・・・!」と、叫ぶ。 

二番手の、東洋大のランナーが 
汗を滲ませ走っていたので 
 ....
こうでしかありえないうたゆこうでしかなしえないことばあいでしかたりえない夜あかし

おかしのむ
パソコンうつ
ほんかう

誤解はきゅう階でうっています

おく上にあってあがっておくびょう気
右きき左 ....
目が覚めた。
その足は2歩程よろめきながら冷凍庫に向かう。

氷の塊を取り出して調理用のはさみを手にして、必死で砕いた。
アパートの一室で氷を砕く音がする。


深夜3時48分。 ....
僕は我ながら屑で

















明日以降も生 ....
{引用=Before}
 私

もし私が海ガメだったら今頃は
月の裏側で首をもたげて、
―― 海へ帰る時刻だ
ぶざまなヒレは砂を漕いで、砂を漕いで
すると波頭が白くぼんやり輝きながら
 ....
{引用=


つつがない日々の帰り道で風が止む

あのひとがいなくなったらわたし、
どんな顔して ここを歩くの

それ以外
変わりようもない流れの中で
緑のフェンスにすがろうとして ....
{引用=


話し相手が必要ですか
明日がきみにも必要ですか
呟く意味なんてないのに
誰かに聞かせたい風の音を吸う

今日もまた
さようならを言いに来て
ほんの一口、ブラック飲んだ ....
なんでも操る、みさおと読んで<みさ>
ベストを尽くすが信条の<ベっさん>(マカロニサラダいつもあげた)
歴史に名をのこす選手になる<レキ>(フォーメーション理論に興味)
修羅場をくぐりぬける<シ ....
生産力が正義だった時代が明けた今は、360°エコと低燃費のパノラマ


笑うがいいさ、燃費の悪いポンコツを


少ないエネルギーで多くの仕事
そんな合言葉に唾を吐いてやるのさ

 ....
男の歌うファドがながれていた

それを聴きながらヨシミの逡巡を聞いていた

胸が痛いのはヨシミもおんなじだろう

部屋が明るかった

よく効く栄養ドリンクを飲んだあとのようだった

 ....
雪の夜道に
て と く になって続いてる
だれかの足跡に希望を重ねる

あったらいいのにな
私の理想
あなたならいいのにな
この道の先にいるだれか

星空みあげると
望遠鏡さかさに ....
 
 
メニューに自分の名前があった
注文すると
同姓同名の別人が出てきた
別人はテーブルに金属製の皿を載せ
上手にその上に座った
目の中を大小の生物が泳ぎ
両耳から波音が漏れてく ....
あたしの好きだった世界は
こわれてしまった
あたしの好きだった歌は
こわれてしまった
あたしの好きだったあの人は
こわれてしまった

どうやっても直らないのです
それらはすべてわたしの ....
  水から
  あふれた水


  長い
  道をつたって
  きみは
  こぼれてきた


  みずから
  あふれたみず


  朝は
  みじかくていい
 ....
破線をだまして
進んでいく
なおもそれを記して
立ち止まりながら
何度も歩き直してきた歴史を反芻する
そうやって忘れてきたのだ
そうやって自らの
泥を隅に追いやっては
何もなかったよう ....
{引用=
あなたはそこに座り込んでいる
水のような
やわらかくどろっとしたものの真下に
あなたの頭の上では
戦闘機が飛行し
小さな爆弾を
投下していく
あなたの歌う歌が
万人の心 ....
師走が過ぎた

ボクの足は睦月にお邪魔した

暫くお世話になるだろう

神無月や霜月ほど迷惑はかけないよ


頭上の空がコンクリートの塊より遥か高く

赤い電車は西か ....
とにかく
兎に角
せっかく真っ新なのに
相変わらず後ろ向きだけど
お粗末な背面跳びで
何かを飛び越えていこう

とにかく
兎に角
せっかく明けたのに
相変わらず手探りだけど
 ....
{引用=ひとりでは淋しすぎていられない
震えて眠る私はうさぎ}

抱いて欲しいって言えたらいいのに
もわもわの毛皮をまとっていても
寒くて寒くて震えてる


{引用=耳を立て周りの音を ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
イノチジェシカ411/1/6 11:04
骨   斎場相差 遠波4*11/1/6 10:32
sunahama(Mr yazawaに 捧ぐ 序)アラガイs1*11/1/6 9:33
アクロバット光井 新011/1/6 9:32
結氷Giton2*11/1/6 3:53
dissimilation.吉田ぐんじょ...4911/1/6 3:25
印象番田 111/1/6 2:30
現在地発売中お菓子2*11/1/6 1:15
愛の正体佐倉 潮411/1/6 0:39
器 服部 剛311/1/6 0:05
夫婦の灯 111/1/6 0:03
箱根駅伝 411/1/6 0:00
おとな阿ト理恵3*11/1/5 23:44
氷症候群itiro-011/1/5 23:41
冗談はのけてTAT2*11/1/5 23:24
海亀2題salco5*11/1/5 23:21
かえりみちあぐり311/1/5 22:27
安全装置111/1/5 22:17
部員のなまえ吉岡ペペロ311/1/5 21:57
ポンコツライナー啓発者211/1/5 21:09
音のない洞窟吉岡ペペロ411/1/5 20:53
てくてく てくてく朧月211/1/5 19:40
別人の波音たもつ511/1/5 19:15
こわしたな森未4*11/1/5 18:50
うつわ草野春心4*11/1/5 18:16
点描癖岡部淳太郎211/1/5 18:08
どんなところへもいける人真島正人4*11/1/5 14:28
ヒマラヤ。ラムネ011/1/5 13:05
とにかくnonya8*11/1/5 12:08
私はうさぎ未有花12*11/1/5 8:54

Home 戻る 最新へ 次へ
3064 3065 3066 3067 3068 3069 3070 3071 3072 3073 3074 3075 3076 3077 3078 3079 3080 3081 3082 3083 3084 3085 3086 3087 3088 3089 3090 3091 3092 3093 3094 3095 3096 3097 3098 3099 3100 3101 3102 3103 3104 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.06sec.