ピリオドを
よぞらにうっていく
ひとつ、またひとつ
つぶやきながら
せかいがこどくで
みたされていく
ごらん
あれがあまのがわだ
愛してるって言うたびにいつも怖くなる
二人にはいつか別々の旅に出る日が
きっと来てしまうから...
僕はみんなが思うほど強い男じゃないから
だけどこの偏頭痛止められるのも
おまえだけ ....
何もかもが0と1に置換されていく
ああ、言葉はまるでその体温を失い
意味だけがそこに取り残されるだろう
“何も覚えることはない”“何も忘れることはない”
僕にもシリアルナンバーがつ ....
そこに愛はあったのか
いまでも僕には分からないけど
あの群青の空に浮かぶ雲のように
僕らはすごく近くにいた、そう思う
“あなただけなの”なんて台詞が
やけに心に痛かったから
僕 ....
あなたが悪いと
そう思うことで
自分は悪くないと
思うなんて
数式みたいね
コーヒーにミルクはとける
ミルクはコーヒーに消える
なんにせよ
今日は月曜の憂鬱
瞳が心の窓なら
声は心の 色
だろうか
その大きさで
ささやきで
吐息で
微妙なトーンで
心の位置が
感じとれる
かんちがいだった
わかっていないのは
あたし ....
日差しのない日に眠りに落ちていくのは何故だろう
一体 誰なのだろう 俺は
流れていく日の中で 風の流れる
そこで 様々なことを考えている
もみ消されていくものたちの中で
俺はいっ ....
全てを形作っている
枠組を外して
何もない状態で
もう一度
生まれた時の様に
世界を眺めてみる
人間と人形
太陽と蛍光灯
動物とぬいぐるみ
鏡の前と鏡の中
誰かの意見
違 ....
丹波 余社郡(よさのこおり)管川(つつかわ)の人
瑞の江の浦の島子は
釣り上げた亀を妻にして
蓬莱山へ出かけたみたが※1
絵にも描けないいやらしさ。
魚比目之興、鸞同心之遊
タイや ....
時間がわたしを撫でたので
わたしはおとなになった
なにかをきめるたびに
時間がわたしを撫でたので
でも
なぜだろう
男の手が撫でると
すこし
子どもに戻る
ありがとうございます
と自然に頭がさがるとき
心がかしこまっています
裸でいるようです
あなたに抱きつきたいです
うれしいの最上級の言葉を
早く知りたい
大人になってもまだわかってな ....
たまにお父さんの悪口言うと
お父さんはいつも決まって冗談で
「生意気なこと言いやがって。お前は俺の精子だったんだぞ」
って言ってくる
それを言われると「オエ〜」ってなって何も言 ....
「 素人の”限定”交尾/【秘蔵】誰にもいえない自身の事情!Vol.02」というアダルトビデオでミユキちゃんと言う女の子に出会い、そして恋をした。アダルトビデオ出演した素人の女の子に惚れることはあるが、 ....
おかあさんはルンペン
おとうさんもルンペン
でもぼくら生きてるで
白いごはん食べてるで
なんとかお金稼いでるで
すごいやろ
日本やからやで
今日生きてるのが当たり前が当たり前 ....
ユートの父親は画家です。
何百枚も絵を描いてきて
売れたのはたったの一枚。
たったの一枚売れた絵の
モデルになった人こそが
ユートの母親なのでした。
モデルになったのが縁で
二人 ....
自己分析って本当に難しい。
自分の事よくわかんないまんま生きてきたし、
つらい経験を語る言葉を持ち合わせてない。
それどころかつらい経験なんてした覚えがない。
つらい経験なんてした覚えがな ....
のうのなかで
そんざいしてる
いきものの
なまえ
こどものこえに
はんのうしては
とけていく
けしきのなまえ
流れる時間の速度に
自らの老いを認め
周囲からの期待に
外れてしまった現在を責めた
灰色の羽を持ち
孤立した、湖の中
仕様も無い限界を決めつけ
人生における可能性を
徐々に破壊して ....
鈍器で殴打し続けて骨に空く孔のような
錆びた鋸で引き続けて引きちぎれながら切断された腕か脚の断面のような
嘔吐されたあと風に冷え道に汚れて黒く濁る動脈の血液のような
脳味噌は日常の ....
{引用=
夜は閉じちゃった
漆黒を
塗り上げて
本当の夜はもっと
隙間だらけだったのに
閉じた夜の向こう側に
隠れちゃったお姫様
キミにはきっともう会えないからね
キミの好き ....
言葉は頼りなくて
破って捨てた小説のページより
はらはらと毀れ落ちた
空は曇り
誰かの悲しみでいっぱい
膨らむ風船を
突き刺す
針の先ばかりを
持ち合わせて
優しく壊れないよ ....
I love you がいえない僕の
手を取り、散歩に出かけた
この花はヒヤシンス
この花は風船蔓
寿司を握ってあげたら
すごく喜んでくれた
カラオケでは87点を出し
ウィンドウショ ....
失われてゆくのは
流れ去る時だけではない
人の姿も知らぬ間に失われてゆく
まるで風の吹き抜けてゆくかのように
私の目の前にあなたがいることに
慣れすぎてしまっているから
....
息も凍る 寒い夕
その仔は
少し積もった 雪の上に
ちょっこり乗って
ふるえていた
雪よりもグレーがかっている
もう
鳴くチカラさえなえている
そっと
手につつんだ
....
眠気を感じながら
書き連ねる言葉は
ピントがずれている
のに心地よいのは
何故だろう
責任転嫁できるからか
だいたい何への責任か
そもそも誰に転嫁するのか
ぼんやりした頭で
意識が飛 ....
不磨の泥へ あたたかなむをなげいれる
欲に降りたくまとあみに下りたみかす
そまつなといき
わたしは
うちすてられた
てをほどく
あぶく
とぎれ
やわらかなみず
そっと
くちて
みなそこ
海苔巻きスダレを買って
マージャンして
すし作って
ワンツースリー
特殊技能を持った奴に
頼む
皆で作ろう友達の輪
愛擦友
体力がついた
やる事が早い
四葉のクローバーが
....
回送列車には
誰も乗っていなかった
けれども目を閉じると
そこには
乗客がいるような気がした
家に帰ると
誰もいなかった
けれども目を閉じると
まだそこにいるような ....
きょうはなしができたから
こんどのみかいで
さそう
いっしょにえいがにいこうと
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