あなたはいつも笑ってた
わたしはいつも泣いていた
知ってたでしょう?
わたしの気持ち
知らなかったでしょう?
わたしの気持ち
「知ってた」 ....
僕に命令するな
僕に断言するな
その確かさを
疑っているのだ
僕に希望的に話すな
僕に理想を語るな
目的や価値がかつて何度も
転覆していったことを知ってるだろう
僕に尋ねるな
僕 ....
一日の仕事を終えて
暗い家路をたどる
もう一息という坂道で
電信柱の影から人が
すうっと抜け出てきた
ような気がした

だけどそれは唯の
光の加減だった

一瞬あなただと思った
 ....
いつからか
「小野 一縷」という名を目にすると迂回して
その日の最後か翌日に読むようになった
覚悟を要したからだ
突きつけて来るのが本当の別世界だったから、
背筋を伸ばして対座せねばならなか ....
温度差が酷い、オレは上着をたくさん着込んで新しいフレーズをモニターしている、時々モールス信号のように脳裏に忍び込む信号は一度話したことを繰り返し語るばかりで
オレは冷蔵庫から冷えたミルクを ....
十二のときに好きだった音楽の
一節さえも思い出せないのはなぜだろう

おしながされていく
おしながされていって
ついにはどこか 音楽のように 弾けて

オーディオの音がひどく頼りない
 ....
粉雪を一匙 タールの海へ

雪は 己の向かう海の混沌に慄き
黒き水は 己に映る雪の清純に恥じ

互いが互いを避けようと 狭い箱の中を廻る

そして 目の前の丸鏡を見て気付く

雪は  ....
引きなさい

少しは
引くことを
覚えなさい

愛しい人から

 しつこいよ

なんて

最低
最悪の
オンナだから

引きなさい

いい加減
引くことを
覚え ....
雨上がりの夕暮れ前

大きな橋が{ルビ聳=そび}えている

それは 僅かな寿命ながら

私達の心にいつまでも残る

あの橋の彼方には

まだ見ぬ明日が繋がってるのだろう

まだ ....
きのう、キャンセルされた、
本指名の女の子を、
懲りずに指名して、
16時に会いました。

大学1年生。
すっかりくつろいで、
こないだは、Hしてしまったのだけれど、
ぼくは、
 ....
君、どこへ行くの
そんな青白い顔で
何を考えているのか
教えて欲しい
海坊主が浜辺から見える
船出が待っているって
そんな顔して
一人でどこへ行くの
あの世には
用がないはずさ
暖 ....
{引用=
音源:http://www.myspace.com/slymelogue


{引用=
青い空見てる
風が頬なでる
この世界ひとりの
あなたをあいしてる


恋愛体 ....
この存在は貴方を苦しめる
こたえのない道を歩き疲れてゆく貴方
感情を抑制することは難しく
環境はそれを許しはしない
わかっていても振りほどけずに
くるくると同じ円を廻る

 ....
砂利についた 貝ガラ どろどろ
黒く吐いた あぶくに うちあげられ

ヒレの息づく爪のかけら
まるい黒い斑点に交じる
夜毎落ちていく指噛む昼

まわした儀 どこからか溢れて
 ....
君まで続くこの道に
淡い霞が微睡んでいる
まだ春浅き日の早朝
清楚な花束を抱えて歩く

歩調に撓む細い茎
君に言ってしまわなければ
不安が纏わりつく前に

世界がそわそわと動き出して ....
線香花火が夜中に咲いた

真昼に君の笑顔が輝いた

もしも、八月の空が綺麗なら

そうしたら

そうしたら

未だ見ぬ場所で

君に打ち明けられるかも
羽根の取れた扇風機

暑くもないのに回す、回す

ガタガタと音を立てて

要らない情報を掻き消して

ヒタヒタと窓を叩いて

君の「別れたい」だけが伝わった
メールするのはこっちから

会話をするのはあっちから

釣り合えているようで

臆病なのは僕の方だった

逆にもなればいいなんて

授業中に上の空を飛んでいる
雪づたいに屋根に登れる
大雪の林檎畑は真っ白け
ペンペンと枝の先が雪の上に見えるのみ
どこに木があるのかもよくわからない

横に伸びた枝が雪の重みで裂けて
林檎の木が全滅してしまう
父は ....
わからないものには触れないよ
ひかれる香りがする花に
隠して毒がひそんでる

指先がまた罪犯す
迷っている割に潔い屈伸で

君がつけた傷がまた痛む
消えてほしくない理由に無視をする
 ....
救済は必要とされてなかった。
必要なのは、ダメージだ。



別に、


マックフルーリーチョコでもダークモカフラペチーノでもよかった。
磨かれたフローリング。ひと一人分のス ....
1

原野は朝露ぬれている
心もすっかりぬれている
さて旅の始まりだ
風が吹いたら始まりだ

トコトコトコ
歩けば荷物が揺れる
荷物なんてのは名ばかりだ
揺れる心が分かれ道

 ....
 {引用=一名、『飛び出せ!自殺衝動。』}

 教室ににわとりが入ってきたことがある。クラスのみんなはちょっとしたパニックになった。先生は「大丈夫だから、気にしないで」というような言葉をくり返して ....
女の
懐かしい油ののった肌
まあるく膨らんだ乳房
あなた、と呼ぶその声のエロチシズム

僕はまた、君に戻ってきたよ
ほうぼうへ旅したのだ
旅賃はなかったから点々と野宿で
そうしたらば、 ....
手元にある本を手に取り
173ページを読みましょう
一番難解な言葉について
頭をフル稼働して
考えに考えて下さい

見つけた何かは元々
あなたに備わっていたものです
その何かを生かしま ....
クラシックを聴いている

クルマのなかで聴いている

どこかでだれかが謝っている


正しいことは絶対ではないから

戦争だって正しいことのぶつかり合いだから

クラシックを聴い ....
{引用=
古びたクローゼットを
覗き込むことは
できません
その代わりに
レコードで
ラブミーテンダーを聴きながら
君の過去を想っています

思い出は増やすものなのか
減らすものな ....
産んで下さい
増やして下さい


出生率は1%


私達は足りていません


後継ぎがいないと困ります


産めよ増やせよ
富国強兵


お国の為に尽くして下さい
 ....
どこに行ったって どこで 何をしてみたって
毎日 きっと たかが知れているわけだよ
どこに行くべきだろう いったい 私は
何もかもを 裏道で 完全に忘れてしまった


山並みが どこま ....
私だけ迷子になったあの夜があった

酔った手でしっかりと駅までの地図を描いてくれた人は、おうちに帰っていった

私はとり残されたマックシェークのストローに巻かれていた紙を剥がして、Gパンのおし ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
知らないAquAri...0*11/2/13 22:59
境界シホ.N111/2/13 22:46
影と記憶佐倉 潮211/2/13 22:43
感謝をsalco3*11/2/13 22:27
生じるゼロホロウ・シカ...1*11/2/13 21:58
映画を見にいくRaise311/2/13 21:26
ブラックコーヒー否定論木田隆次311/2/13 20:52
引く森の猫6*11/2/13 20:40
虹の浮橋subaru...5*11/2/13 20:06
三回目の女はだいろ2+11/2/13 19:22
もう一度黒髪211/2/13 18:22
AKBにゃんしー211/2/13 16:13
太陽に誘われポー2*11/2/13 15:31
こ ぐ砂木8*11/2/13 14:24
ベビーズ ブレスモリー3*11/2/13 14:03
スピカ秋助011/2/13 11:44
夏の雨011/2/13 11:44
空想少年111/2/13 11:42
不死身砂木6*11/2/13 11:39
魅惑朧月511/2/13 11:18
わたしたちの安心と釈放ねことら311/2/13 10:09
トコ(気軽な旅人の小歌)非在の虹2*11/2/13 9:36
気球ああああ3*11/2/13 9:16
無題田園211/2/13 8:01
取り扱い注意小川麻由美1*11/2/13 4:28
信じるこころ吉岡ペペロ111/2/13 2:12
古びたクローゼット真島正人511/2/13 2:10
解散総選挙山崎みふゆ211/2/13 2:03
渡航地で番田 111/2/13 1:41
ストロー猫のひたい撫...111/2/13 1:24

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