継ぎ目ひとつない皮膚が
どこまでも続いている

いくつか裂け目があるのは
わたしの内部への入口だった

君の裂け目が
わたしの裂け目を塞ぐ

そこを継ぎ目にして
皮膚は ....
君の涙が乾く前に
僕の想いを伝えておこう
愛しい分だけすれ違い
言葉が足りないままで
君を愛してると

僕を映したそのつぶは
君の頬を伝い落ちた
風がその痕を消してくれるさ
 ....
i am a key
because i'm flying the world

talk their justice
it's your fort
be their wish
it's  ....
六月の強い日差しに 薄目を開けると
あの頃のままの 君のやさしい笑顔
ビーチで僕は寝そべり まどろんでいたようだ
当たり前のように 両手で君を抱き寄せた

君がいつも嫌うから やめて ....
コツコツと先を急ぐ女のひと
両かかととも赤く腫れあがっていて何だか痛々しい

足に合わない靴だったのかな

駅前広場は折からの霙混じりで
軒際で立ち止まっては、いちいち傘を開くのも鬱陶しく ....
君の割り切れない想いを空に放った

ほら 雪になった

君の涙を含んだ想いは
白い結晶になって飛んでゆく

なにもわからない

ただ消えるだけの雪も
きっと役にたっている
そう言 ....
つま先をカドにぶつけたような痛みの中
俺は何もかも忘れるようにベッドに深くもぐり込む
自分一人の暮らしにさえ責任を取れない俺が
他人の生活を背負えるわけがなかった

ただ一つの真実だ ....
ブラックサンダーを買った
丁度予鈴が鳴る時間だ、と
デジタルはぶっきらぼうに言い放つ

運悪く遮断機が寝そべる
そういえば、彼は息災に過ごしているだろうか
雑音の迫るなか髪をといた

 ....
すべての
きみへ
とじた
おさなさ
るりいろ

こわした
えいえん

なしくずし
できあい
てのなるほうへ
大空を羽ばたこうとしても
大きなスクリューに巻き込まれ
身を落とす者も少なからず

ターミナルの待ち人は露知らず
搭乗機のディレィにイラつく


大海を泳ごうとしても
大 ....
降りしきる雪が街を隠す
遠景を有耶無耶にする
私に残されたのは
鉄塔の太い骨組みと
幾筋かの高圧電線
切れ目も曖昧に天国へと続く

薄墨に浸された無数の紙吹雪
街の汚れを清める事もでき ....
自分だけ息止めながら
握った拳を
目の前で開いてみるの
お下劣な
あなたのその行為
訳もなく
懐かしいのよ
青春のにぎりっぺを
ひとはみな
忘れてしまう
あの頃の
あなたに戻って ....
雨がおちていた
//空白に文字化ets
「鉛筆
大学ノート
きりたんぽ 」
ずっと「詩のなかを歩いてきた
」否 「ちがう 詩を引きずったまま
夢のなか」
夕立/
 ....
目覚め
長針が4回まわる
淀みから助けられた

目を見開く
気になる
気になる
ただそれだけ
そんな中でも幾らかは
生活を繰り広げる

労働
長針が5回まわる
疲労感から助け ....
猛烈は
空に土足であがりこむ
闘牛の息猛々しいありさまを差しむける
裸(モーレツ)にすれば
コミック漫画のはみ出しイラストにひっぱりだこになる
それほどの猛烈たちがなんども呼びだされて
い ....
{引用=
稲荷山浄妙寺
鎌倉五山第五位の寺格
足利義兼の創建で
月峯了然(げっぽうりょうねん)から臨済宗
足利尊氏の父
足利貞氏が中興の開基
創建時の住職 
行勇律師は後に栄西の弟子
 ....
月から吐き出される
柔らかな光の束さえ
拒絶して佇む暗闇の中
ぼくときみは息を押し殺して
その場にじっとうずくまる
暗闇というからには
ふたの開いた墨汁を
半紙にぶちまけたくらい ....
ねえ、君は誰かの
類似品になろうとしてるだけなんだね
安全地帯で
セオリーに従ってね


革新的だと君は言う
アヴァンギャルドで
他にないものだって
でも君は

 ....
気がつくと

インスタントラーメンを食べている

雪で 食材が底をついた 
 はい ラーメン

昼食 何にしよう 
 はい ラーメン

ちょっと 小腹が空いた 
 はい ラーメン ....
あく
音は
男の
懐を
つんざいた
鳥は
はばたいた
女は
終わってる

息を
閉じる
見える
邪魔な
ものが
見える

いく
音は
男の
懐を
つんざい ....
何かを変えようと
新しいものをみようと
キッカケを全てのものに求めていたって

嫌悪しているもの

それですら受け容れた時
結局 それは

僕が選んだもの なんだよな

完璧に完 ....
加湿器のスイッチを
入れ忘れ
起きたときの
喉のカラカラと
鼻の奥のイガイガが

なんとなく

こころのササクレに
似ているような

気がした

今朝
人のいない思い出ばかりが鮮明であるのは何故なんだろうと気になっている…
信じていたはずの… 連休の終わりに笑い転げている ドキュメンタリー番組の最後のコメントで
いつの間にか下に住んでいたはず ....
地図が
好きなのだ

まだ訪れたことのない
地名が記された
世界の縮図が

明日もまた
その一部分を
行き来するとしても

好きなのだ
どこまでも
行けそうな気が ....
歌を歌い
心の掃除をして
大きな声で
心を正す。

楽しいな
愉快だな
嬉しいな
気持ちが良い

笑って
泣いて
楽しんで
生きている
義理の弟に
息子が弟みたいに
かわいいのだと言った

ほんとうは
君が弟みたいに
かわいいと
言えばよかったのに

私になろうとする
君を遠くから
見ていた

息 ....
澄んだ心
混じりけのない
気持ち
素直な気持ち

意地を通し
足を踏ん張って
敵に応対して
平和を取り返す。

美しいものを
美しいと言う気持ち
美味しいものを
美味いと言う ....
何もいらない
愛だけが欲しい。
何もいらない
お金もいらない。

傷つく事には
慣れたはず
失うものなど
なにもない

綺麗な瞳の裏側には
大きなダイヤが
光っている。
ピュ ....
脚立の上から見下ろしている
もぎ取った橙を
放って
妻が受け取る
段ボール箱に黄色い香が詰まる
橙は枝から離れた瞬間から香りが立つのだ
春が近い
そうだ
今晩は鍋にしよう
橙の汁を搾 ....
おまえらの心が傾くところに
どんな花が咲くか見てやろう
それがこわいって言うのか
種も蒔いてないくせに
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
継ぎ目小川 葉311/2/14 20:51
原色のシャワー洋輔0*11/2/14 20:10
no name宮岡絵美211/2/14 20:09
春の終わり〜summer has come〜洋輔0*11/2/14 20:00
雨音のひと恋月 ぴの21*11/2/14 19:56
明日に伸びる影朧月211/2/14 19:52
Farewell洋輔0*11/2/14 19:45
黒き稲妻モリー9*11/2/14 19:42
今際011/2/14 19:09
少なからず、擦れ違うsubaru...3*11/2/14 19:04
雪が隠す和田カマリ8*11/2/14 19:03
あの屁を嗅ぎたい[group]花形新次0*11/2/14 18:54
空文字アラガイs4*11/2/14 16:08
サングラスが欲しい小川麻由美2*11/2/14 15:21
猛烈 (想起させるものに、忠実に)乾 加津也12*11/2/14 14:06
浄妙寺日記……とある蛙7*11/2/14 9:56
暗闇の中寒雪011/2/14 8:49
醜悪ホロウ・シカ...0*11/2/14 6:52
コイケさんに、なった気分森の猫11*11/2/14 4:24
(Ⅱ).はるな011/2/14 3:48
選べない自由甲斐シンイチ111/2/14 3:30
ササクレこころゆくま...211/2/14 2:05
ジョー番田 111/2/14 1:49
地図小川 葉111/2/14 1:40
Let's sing songsペポパンプ5*11/2/14 1:19
小川 葉011/2/14 1:18
パピオンペポパンプ5*11/2/14 0:57
ただただ4*11/2/14 0:57
春が近いけれど今晩は鍋だ曲がり屋レオ...211/2/14 0:13
音楽はるな411/2/13 23:13

Home 戻る 最新へ 次へ
3023 3024 3025 3026 3027 3028 3029 3030 3031 3032 3033 3034 3035 3036 3037 3038 3039 3040 3041 3042 3043 3044 3045 3046 3047 3048 3049 3050 3051 3052 3053 3054 3055 3056 3057 3058 3059 3060 3061 3062 3063 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.12sec.