りろんぶそうした
はたらきありが
はたらくことをやめた
りろんぶそうさえすれば
はたらくことから
にげられるのだ
そのきになれば
はたらかなくてもいきられる
そのわ ....
人生は結局自分という檻から一歩も出ずに終わるものなのだ。
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その時は気が付かなかったけれど
写真を見て気が付いた
彼女は右手に一本の花を持っていた
笑いかける視線の先に
彼女の母がいた
慈顔の想い ....
僕は漢文を読んだりしているが
女の子といっしょに
チョコレートパフェを食べたことはない
などの
ことを
いうと
それは
とりかえしの
つかないことであったり
するが
聖天令などを
....
狂気と
正気の
狭間に
狭間に
挟まれた
私は
目を光らせ
まなこを見開き
全てを受け入れ
正気を保たんと
狂気する
信号の赤い
テールランプの赤い
バスのボタン ....
ちいさなしるし
きみのあと
きえないように
ずっとずっと
しろいほうたい
はるしおんのにおい
あかいした
やわらかいかみのけ
むらさきいろのひとみ
あたたかいこえ
しろいゆび
お ....
どうやらまつげをいっぽんいっぽん
抜いていく夢ばかりみる
癒すべき傷は
なんだかもう見当たらない
みわたすかぎり荒野には
わたしのほかに
だれもここへ傷をつけることはできないの ....
買っとけ
....
やさしい言葉を聞きたくて
ずっと詩を真似てきたけど
がらんどうのこの胸から
あふれる言葉は今日も軽くて
無残にも残骸をさらしている
なあ 僕の灰
どうせむなしく ....
くるくるまわる
風ぐるま
くるくるまわる季節の風
目の前にないにしても
鈍くちらちら光る
まわる羽の色
あのやすっぽさに感じいる
匂いたつ沈丁花の
垣根の道を
するする進み
....
何十年も会っていない
友達を まだ友達と
呼んで良いか どうか
分からないけれど
年に一度、その友達と
年賀状を交わしている
お互い会おうと言わず
メールはせず
電話もしない仲なの ....
解らない
解らない
解らない事だらけで
危機感など感じない
わたしの居る場所
ニュースを見て
誰か悪者を造らないと収集がつかないの
....
やわらかい
風の日、
きみの揚げた凧が
太陽と重なった
きみの
生まれた日、
ぼくのもつあらゆる影は
一瞬で消えたのだ
....
苦しい
安定
息継ぎ
安息
ハーモニー
不協和音
unite
divide
バイオリン
カセット
猫
音楽会
なんていう病気なのかは
怖くて聞いてない
だけれど言われたとおりに
薬を飲んでいるんです
それが 僕なのさ
薬を飲まなくて
良いって状態になったら
お金の負担が無くなるし
通う手間 ....
水面を見上げると
ちいさなおんなの子の顔
こちらの様子が気になってしかたないのか
大きくなったり小さくなったり
*
わたしだけの世界
酒屋さんの軒先に置かれた古い火鉢
....
最初の海
もう子供じみているわって 彼女は本棚の
漫画を全部取り出して 売り払ってしまった
山のように積まれた 思い出とロックのCDは
まるで宝箱を隠すみたいに 大事にしまった
何か ....
もう
君のいるところは
桜の花が一面に広がって
陽気な君を
さらに陽気にさせているのだろう
はかなさよりも
いまのよろこびを
空いっぱいに舞いあがらせて
まだまだ
遠い桜前線
....
書き捨てた文字をひろう
笑い捨てた結末を夢にみる
衝撃すぎた泣き言をおさえる
嫉妬した誠意にかっこいいという
ブランドばかりの世のはずれに
理解してくれるひとをさらい
わかりあえ ....
両手に抱えきれない荷物を無理に抱え込んで
暗い道を一人で泣きながら歩く
声をかけてくれた人を[変質者]と罵り
全速力で逃げ出した
本当は助けてくれたかもしれないのに
自分がどこを ....
おまえに名前をあげるのは
よしましょう
なぜって
わたしはおまえが
怖いから
生まれてきたことを
怒っているのか
それとも
悲しんでいるのか
口はもの言わぬけど
問いかけるような
....
むかし、「なんきょく」というおおきくて
さむいくにに、ぺんぎんのこどもがすんでいました。
ぺんぎんのこどもは、こおりのうえを、よちよちとあるくのですが、
まわりにいるほかのぺんぎんた ....
僕の眼は秘密を覗く眼
姉さんが死んだ日
父さんが笑っているのを見た
空が高くて、太陽も笑っていた
陽の差し込む窓の下
死んだ姉さんが倒れた側で
青銅の柄のナイフもきらめいていた
....
海沿いの観光地を歩いていたら
ごうごうと地面がうなって
おおきいおおきい
地震が来たね
浜焼き屋台のおっちゃんが
津波が来るぞと言う声を聞き
あたしたちは一斉に
高台を目指したん ....
いのちふわふわ風の中
いのちふわふわ風の中
命いっぱい風の中
ふわふわふわふわ
空の上
ふわふわふわふわ
風の中
いのちは心の写り映え
瞬くうちに消えて逝く
いのちを持った我 ....
「女の子をいじめないで
精一杯あいして」
光がさしたら、こうつたえて
橋の向こうで待っててね
きのうとおなじ夢を見せてくれるの
まぶしすぎて
痛すぎて
届か ....
東京について朝の電車にのった
なにか貼られたような顔つき
考えている
見つめている
お堀にみどりが映っている
黄いろを嗅いだらなつかしくなる
さくらの白が群れていた ....
たしなめるように
胸に手を当てる
自分の手のひらを感じる
まだ大丈夫です
あなたへそっとつぶやく
だれかががんばるから私もって
それが機動力にならない
そんなお昼前の私はまた
....
だれの心にもあるの?不安が
外ではきらきらと太陽が輝いてる
一瞬忘れたい
なんて思うそれはいけないこと?
桜がまた咲いたよ
花びらは同じじゃないけど
あなたの悲しみ ....
そうやって
あなたは私を柔らかく傷つける
あきらめという絶望で
そうやって
あなたは私を静かに傷つける
拒絶したような横顔で
幻のような甘い夢は見させてくれないあなただから
その ....
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