変化には変化で対応相応に反応されちゃ私じゃあいらない子
右往左往で直進のように迷走してラビリンスな脳はno言えない
そんな癒えない私を優しく掬ってだって眼孔も飛び出した好奇心だもん

 ....
ゆるやかな住宅地、カーブに沿って咲いているひなげしの頭をひとつずつ摘みながら目の前を通り過ぎる乳母車を押した女に俺は尋ねる「俺は誰だ」ひなげしまみれの女は重たいまぶたをぴくぴくさせながら言う「知らない .... 水底に

うつしとった光の波紋

桜が散って

いま 夏が目覚める

私の想いは春と逝き

ただ水底に沈むばかり
きみのはちみついろを
ゆびとくちびるで
しりたかった
あじわうなんてこと
あのひのぼくたちに
できなかったんだ
よるはさびしい
うまれつきだけれど
もうならないでんわ
さよなら
う ....
薄紙を
剥がすみたいに
ほんのりと
春が来ました

川沿いの桜は
もう
ほとんどが散り終えて
ラブホ通りの
車道を埋める

カッターシャツのお兄さん
二人がかりで
お掃除
 ....
生きろ と言う
なんで?と訊かれても
生きろ と言う

苦しみも知らず
他の言葉は叶わず
生きよう とさせる
差別と偏見の中に
人の気持ちも理解せず
仮想絶対幸福事実を
掲げ、人を無視する。
意見を聞かない。

自分は正しいと思っている。
自分は天才だと思っている。
人は馬鹿であり、男が嫌い。 ....
酒、煙草、ギャンブル
一切しない。
スポーツ、レク、会話
殆んど無い。

勉強はよくする
料理大好き
仕事もよくする
作詩大好き

音楽よく聞く
贈り物よくする
手紙よく書く
 ....
地獄の果てに
こんにちは
天国を夢に見て
落ちてゆく

毎日働き
毎日寝て
毎日遊ばず
時間と歩む

破滅へのゴールドラッシュ
死んだ時に手にする対価
浮世の苦悩
浄土の快楽 ....
白く降り止まぬ豪雪に立ちつくし
枝は のしかかる重みにバリリと折れ
春の澄み切った青空の下

まるたんぼうになって
根はネズミにかじられ
もう売り物を実らせない

切り倒され処分される ....
もっと郊外に
店あったり
もっと駐車場も
広かったり
ブランド品に
大枚はたいて
泣くより
アウトレットモールに行ったら
今以上
それ以上
安くなるから
あなたのその目から
ウ ....
まだ見ぬ透明な恋人よ
今日ぼくは春の雑踏のなか君の足跡を見つけた
祖母の見舞いに向かい
隣のベッドには一人の女性

賑やかでいいわねと
放ったその目が寂しくて
少し悲しくなる

今日もまたニュースでは
孤独な終わりが告げられて
日本の勝利に酔っ ....
他の誰のためでもなくて
唯君のために美しくなりたい

君に愛されるため 喜ばれるため
そのためだけに生きられたら
そのためだけに愛の歌を歌えたら

疲れ切ったこの体を
どうか愛してほし ....
総理!ぼくはあのとき

民主党には入れなかった

でも、応援している

ぼくはあなたたちの

ハシゴを外すようなことはしない

時間をかけてしか

変わらないものがある

 ....
  舌からしたたる
  きみの言葉は
  詩なんかじゃなく
  まして
  思弁なんかでもなく



  おいしいね、とか
  しあわせよ、とか
  がんばろう、とか


 ....
{画像=110417051719.jpg}


足下の明かりを踏んでいる

私は歩いていた

その舗装された道では
所々に白い線が引かれ
アクセントとなって
景色が次々と切り替って ....
私は物体だ
鋼鉄となった 私は
この体のない私自身を考えさせられた
でも ああ だけど 人間は嫌いだ


私はいる 夢見ながら
どこかであるそこで
私は生まれたのではない 一本であ ....
関わっている仕事が

いまの福島第一のようになったとき

ぼくのチームはどんなふうになっているだろう

おさえこむことが出来るだろうか

おさえこむまで諦めずに考え抜けるだろうか

 ....
面と向かって会うのもいい。
電話で同時的又は即時的に会話するのもいい。
でも、時間的遅れが不可避な交流が好き。


言葉を文法に乗せて
読みつつ認識する意味と
気持ちと
記憶から浮かべ ....
私の番が来て
何も用意しない言葉で
飾らない言葉で話す
体育館のステージは
私のワールドになっていく
子どもが泣いている
嗚咽が聞こえる
素直な痙攣が拡散して
好きな気持ちは
失って ....
ある日何かが落ちてきて、
頭に当たった
痛い、凄く痛い
地面に落ちた音がして
そこを見ても何もない
手を伸ばすと 感触だけで
これが何だかわからない
何が何だかわからない

不思 ....
柔らかい日に晒され
赤いチューリップが一本
咲いているのを見たら
その花びらのなかに
人差し指をそっと
入れてみてください

ひんやりとして
少し怖くはありませんか

花びらの形に ....
夕暮れるのに少しだけ
早い時の中を自転車で
漕いで回れば耳に届く
ピアノを練習する
くぐもった音色や
郵便配達のカブが
ダダ・ダダと駆ける音
引き戸をカタカタカタ
と閉める音
家に帰 ....
東京電力会長に全漁連会長がもの申すの図
一都七県の電力供給を独占する巨大企業の頭目に
すなどる民がまみえるなどという椿事は
不祥事だけのスリー・ミニッツ劇場
書面なんかじゃ釘は刺せない
前代 ....
ぼく迷子です
迷っています
地べた見ながら歩くので
道の長さわかりません
どこ行く道かわかりません

ぼく空っぽです
カラカラです
硬く固めて
乾いた言葉を探します
語る相手を ....
本当は
今すぐ会って抱きしめて欲しい
そんなこと
死んでも言えないけど
そして瓦礫の中で何回も目を覚ます。事実だ。メタファーでもマボロシでもない。またはずれくじをひく。くりかえしだ。一日経てば、今日がまた昨日になる世界で。



ニュースはかったるい。 ....
貴方の言葉に
みたされている

冷静で
熱い
表の顔とは
ちがう

甘くて
切なくて
さみしい

言葉たちに

あたしの
脳は
刺激され

言の葉を
生みだす
 ....
どうしてもさむい感じがする、
雄弁なのは街の明かりだけだって
ひさしぶりに思い出した。
冬を選ばなかったぼくたちは
ようやく目の当たりにできた互いの身体に
みょうな、他人行儀な感覚と
懐か ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
赤い天使di.di.011/4/18 0:28
ひなげし[group]はるな211/4/17 23:55
Gone with the spring.syuon2*11/4/17 23:36
灰色311/4/17 23:24
はるのうたuminek...7*11/4/17 23:05
い・・小藤211/4/17 22:58
suffer or painペポパンプ1*11/4/17 22:37
涙なんて並だ2*11/4/17 22:16
現世の修羅場1*11/4/17 22:03
添う 春に砂木14*11/4/17 18:35
アウトレットの心[group]花形新次611/4/17 18:12
足跡ぎよ411/4/17 17:41
空のベッドSeia211/4/17 16:40
他の誰のためでもない 君のためにれもん111/4/17 16:40
総理!吉岡ペペロ311/4/17 13:01
草野春心4*11/4/17 9:37
月影 / 春の夜の記憶beebee20*11/4/17 5:11
君のいない部屋の中番田 211/4/17 1:57
唇ぎゅっと吉岡ペペロ211/4/17 1:25
遅れるのがいい電灯虫6*11/4/17 1:09
離任式西日 茜611/4/17 0:48
空から降るものSeia211/4/17 0:24
チューリップ十本の赤い花びらのなかをあらら211/4/16 23:43
小さな楽団佐倉 潮811/4/16 23:32
大人の対応salco3*11/4/16 23:29
迷子シホ.N311/4/16 23:25
to tell you the truthれもん1*11/4/16 23:20
もう、ほんとうのことしかいわなくていいだろ?ねことら511/4/16 22:26
みたされて森の猫6*11/4/16 22:22
三度目の春アオゾラ誤爆411/4/16 22:07

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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