ゆうひかとおもったら
もうあさひだ

しずかなときが
ここにある

いきている
いまもどこかで

たいようの
ゆめをみてるひとが
 手術室を溶かしたような色の、底の見えない湖へ知らない女と入水する夢をみていた。泳ぐつもりだったのか溺れるためだったのかはわからないが、女は幸せそうな顔をしていて、おれはそれを見ていたくないがために、 .... 誰もいない部屋で
私ではないと… 目をこらしている
一人だった… 言葉をなくしては…
誰とも 声を 私は交わさず…
出ていこうとする… 一人ぼっちの世界だった
東京の冬
その中に小さくあった
僕たちの冬
踏切の音に
時折降った雪
「三回降ったんだっけ、雪」

人が人の思いを
お互いに舐めて
踏切の音が
消えてゆくこと
に期待して
つん ....
本当の名前を言えないジレンマ
本当の母国を語れないモドカシサ
近くても まだ果てしない この「くに」

本当の祖国(クニ)を悟られた瞬間
本当の祖国(クニ)を見透かされた瞬間
法という名の ....
こんなことでドキドキして


わたしはバカですか


カバですか



高校生の時付き合っていた彼からこの番号に電話してとメールがきた


かけた


同窓会のこと ....
 典型

 もともとクリスタルだった

 もう今じゃ
 大地に還ったり
 海に還ったり
 無に還ったりして行った

 キャッチャー・イン・ザ・ライ
 グラン・ブルー
 キャンドル ....
瞼を開ける行為さえ億劫な日々
輝かない陽射しは夕暮れ

死にたくなる

全てがこの指の隙間から流れてゆく
あらゆる事柄が退屈で
私の心を埋めるのは絶望と空虚

私に生きている意味を
 ....
言われた方はよく憶えているように
一方的に別れさせられた彼の方がよく憶えているだろう。
きっかけは何だった?
彼に問われるのが怖くて。


関節は滑らかに動いていて、立派になった彼の振る舞 ....
彼女が一生懸命話そうとしているのに
その話すべてを受け入れるほどの体力?元気?こころ?気持ち?がなかった
イラッとして自棄になり破壊したくなるのだった
破壊したらどうなるのか
借金まみれのまま ....
陽射しに微睡む君
まるで猫の様だとからかうと
小さな猫のぬいぐるみを僕に押し付けた

最近お気に入りのそれは
先日僕が気まぐれにあげたもの

眠り猫はいつも気持ちが良さそうで
日に日に ....
あの子にもらった 最初のメール
携帯電話を鞄の奥深くに沈めて
鞄を膝の上で固く抱きかかえて
午後十一時過ぎの 快速列車にもたれる

子供の頃に
家族みんなで大阪で遊んだときの   ....
戸籍に書かれている誤字俗字が蒐集されて
法務省から公式文書として通知されている
とは
なんて滑稽で凄まじいことだろう

戸籍に書かれた文字

書き間違った担当官も
その間違いが何十年も ....
           風
    ビ      ニ      ル

苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗
    熱             暑
苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗 ....
 

意識を下方修正する
受け止めきれない諦めを海に投げ捨てて
優しさのような白波を蹴破った


どんなに叫んでも
摘み取られたらお仕舞いね
見苦しいから、見てみぬふり決め込んで
 ....
君の目を見て
嘘をついた
その日の夢の中で
君が泣いていて
君も嘘をついていたことを
知った
石粉と鉄屑で青い星を飾り立て
束の間の目撃者が自己存在証明を試みる
中でも稀有な人々は、歴史を彩るアクセサリー
人類という動物の思い出に花を添える

誰もが誰かと邂逅する為に生まれて来
誰 ....
あたらしいいきもの

試験管からこぼれ落ちて
僕は生まれた
均衡のとれてた世界が
僕という形のいきもので歪んだ

鏡を覗いてみる
ふーん、これが僕なんだって
欲しがってた
羽もひれ ....
砂浜になぜか
まるのまま打ち上げられたりんご
いつからあるのか
りんごはなかば透き通っている


食べたらひどくだめそうなのに
僕はそれを舌にのせる
のを逐一 想像する ....
そこは海
きっと海。
仮分数の真下で立ち尽くしている

わたしのしらない重力
砂地は生きもののように足を奪う
サークル、
サークル。
終わりと始まりの区別が消えて
星たち
しずかに ....
懐かしい向かい合わせの座席
小旅行ってことばの似つかわしい車内の雰囲気

(偶然だったのかな、向かいの席に座った男のひととの軽い会釈)

それでも嵌め込み式のガラス窓では吹き込む風に往生する ....
{画像=110425205426.jpg}

*

あの日

とおく過ぎ去ったあの日

想い出はいまもあるのかな

あなたの胸に

*

あの日

苦しくなるくらいまで ....
  見知らぬ誰かの刃を使って
  見知らぬ誰かを傷つける



  それは強さではない
  邪悪とも言ってやれない
  阿呆というのだ



  自分自身の刃というものは ....
嗚呼私がもっと馬鹿で
あなたの云うことをそのまま信じていたら

嗚呼もしも私がもっと無邪気に
あなたとの幸せをまっすぐに夢見ていられたら

そんなに子どもじゃないのよ
そんなに可愛くない ....
役立つものとして
組み替えられていた
様々な意味たち
突然の暴力で
ズタズタ
瓦礫の山

当たり前の人生に
無理していて
少し疲れていた
そんな心にも
気付いていた

だけど ....
 
 
スクランブル交差点の真ん中でひとり
ちきゅうにやさしい
すき焼き・しゃぶしゃぶ食べ放題
四人様からお願いします
と店員さんには言われたけれど
自分の養わなければならない細胞の数を ....
ナナ、もうきみが
誰とも性交しなくていいように
全部塞いでおいたからね
安心して
そとをあるいておいで
チョコレート

みかた

蹂躙

てき

メンソールシガー

みかた

制限時間

てき

おとこのこ

みかた

おんなの人

てき

 ....
朽ちた花さえ

髪に挿し

わたしは明日も

笑いたい
ゆっくり坂を下りて行くと通りにぶつかる。
そんな場所で君と出会えたら
僕は何を言って良いか分からないが
でも、とても気分の良い一日が過ごせると思う。

難しいことなんか考える必要はなくて
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
太陽の夢小川 葉411/4/26 6:48
踊り子トマト魚屋スイソ9+11/4/26 5:01
ルーム番田 111/4/26 2:35
東京の冬に点々とつくあしあとの泣き顔植田心也011/4/26 2:31
TABOOsubaru...2*11/4/26 2:03
バカかカバくゆら011/4/26 1:45
バブルたちの残響藪木二郎1*11/4/26 1:28
EndingAKiHiC...211/4/26 1:20
語らい電灯虫3*11/4/26 1:03
応接室吉岡ペペロ711/4/26 0:59
眠り猫の行方茅野ゆき211/4/26 0:21
夜行yumeky...211/4/26 0:05
無意味で有意義なものkauzak4*11/4/25 23:40
苗、ビニル、暑白昼夢1*11/4/25 23:29
素肌に依拠する笹子ゆら3*11/4/25 23:23
嘘吐き國朗211/4/25 23:06
稀有な人々salco7*11/4/25 22:42
あたらしいいきものitukam...111/4/25 22:08
殺伐にいたる病フユナ10*11/4/25 21:56
引き潮アオゾラ誤爆211/4/25 21:51
滑るひと恋月 ぴの13*11/4/25 20:54
あなたを映す世界 / 木漏れ日に揺れる想い出beebee1611/4/25 20:53
草野春心6*11/4/25 19:35
青ざめていく心れもん311/4/25 19:33
瓦礫の山和田カマリ1*11/4/25 18:58
幹事、ひとりたもつ511/4/25 18:49
ナナはるな211/4/25 17:53
てきみかた411/4/25 17:40
ひとフユナ311/4/25 12:30
ゆっくりと坂を下りて……とある蛙6*11/4/25 11:41

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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