久しぶりにお墓参りをした
もうすこしで梅雨入りするねと
母が幼なじみの住職と話してた
飛び石を踏んで池の方に歩くと嘘みたいに
静かで涼しくて、
夏の気配がした

家に帰っておばあちゃんに ....
時計の針が進む音が僕の気持ちを急かしてくれることはない
街を行き交う人の群れの足音は、たとえ急いでいるのだとしても僕を焦らすことは不可能だ
あのサラリーマンが、どんなにイラついて、どうしようもない ....
ノブを捻りそのまま引いて ドアを開ける。
部屋の構成要素となっている 木の板が
傷の程度や 見て感じる古めかしさから
建物の築年数を 想像する。
建物に人は住んで居なさそう。
けど 脈を打ち ....
実は生活のリズムを作ってる。
その時間以外は すべてこの時のためにあると言ったら
過言だと思うけど。


スポンジに洗剤をつけて お湯に一回通した後
柄の部分をもって 前みたいに 手を切ら ....
ぼくのお口から出たものは

チクチクしててわるいかお

わたしのお口から出たものは

足がはやくてわるいかお

風にのったり

より道したり

もっとチクチクわるいかお!

 ....
見ること超えて
見える闇
聞くこと超えて
聞こえる沈黙

見えないものを
見る眼をもとう
聞こえぬものを
聞きとる耳を

不具は決して
不幸ではない
未熟はきっと
未来に ....
{引用=
生物屋の彼女の口癖は『早く地球滅びないかなー』だったりする。冗談ではなく本気だから困るのだ。え、なにそれ、君はぼくすらも滅びればいいと思っていたりするの?だなんて聞けない、なぜなら予想され ....
落とし物と忘れ物

どちらなら

諦められるのか

どちらも

気づかないうちになくなって

何処かも分からないところに

まだあるかもしれない

もうないか ....
細い糸
端と端
互いにもってひっぱって
どんどんどんどん
どんどんひっぱって

切れるわけないよ
伸びてゆくよ
世界がかぶさって広がってゆくよ

円と円
縁と縁
まるければきっ ....
心配させて、ごめんなさい。

心配してくれて、ありがとう。

気づかなかった

包まれていることに。

これまでも

包まれていたことに。

もう泣かすまいという決意の湯舟のな ....
さらさらと
まとわりつくもの
ふりほどかずに
ねむる


首のまわり
言葉と鎧
うなじの角
避けられた 寝返り


粉より大きく
嘆きは浮かび
氷をほど ....
みえない人を探している
どこかにいると信じている
でもそれは
自分ではないだろうか
私は私が頼りない

高く積み重ねておきたくて
深く蓄えておきたくて
少しづつ
なくしてゆくことを知 ....
ぼくの人生は、ずっと、
下方修正のみしてきました。
生まれたときには、かわゆさのあまり、
きっと知らない国の王子様として拾われるはずだったに、
違いないのです。
みっつのころにものごころ ....
今日も話ができなかった
むしろ
気持ち悪がられたかも
あちらを
ちらちらと
みていたから
ƒŽ๋S„ŒปAƒ|ƒCƒ“ .... 全ての人間が通り過ぎて行く
僕は歌を歌っている
全ての人間が石をぶつけて行く
僕は歌を歌っている
全ての人間が僕が血を流しているの見て
大声で笑って行く
僕は歌を歌っている
僕は歌う
僕は歌うんだ
人が死んでも
僕にとって「歌」が命だから
僕が死んでも
僕にとって「歌」は命以上だから
  晴れた日は外に出て
  あなたの言葉に
  二本の足を貸してあげよう
  ヘッドフォンは
  はずしちゃいなよ
  晴れた日は
  言葉の散歩に行こう



  なだら ....
 
 
皮膚を持つ、
匿名の

 +

ひりひりした痛みを
登記するものとして


 +++


ひつじが忠実に
時計を分類している
広くて静かな
都会の一室、そして ....
月を飲み込んだ男がいた
そいつの腹は
まるまると膨らみ
あたかも臨月のようだった

太陽を抱きかかえた女がいた
激しい炎に
なんて温かいのだろう
と涼しい顔で言った

星を舐め ....
午前五時の朝露である君
僕の両目を覆っていた絶望を洗い流し
昨夜の夢へと帰ってゆく
虹色の香りをかすかに残して
私があなたにかける言葉は何もない
私があなたにして上げられることは何もない
あなたが感じている悲しみを
私が全部解ってあげられる筈もない
私があなたを慰めてあげる事はできない

 あなたは ....
ところで、彼の結婚式なのだが、
参列者は三,四人か
披露宴をどうするか
めでたい宴の陰に
猫の眼のような
光を帯びたクレパスが
ぱっくり口を開けている。

皆口々にお祝いを言い
いく ....
男女三人の関係
男は疲れて外角にもたれかかる
女は胸の内角がつまる
男は言い当てられた図星が鋭角に突き刺さる

この不埒な関係をどなたか証明できるかい?
ヘロンも答えられない
ガラスで出 ....
なにもない
強引に唇を終わらせたら
ほっとした心臓ごと
浮遊
するだろう

なにも、、、、
そんなこと云わなくても

わたしの頭上に
落ちてこなくてもよかったのに

 ....
日々のことは
何も見えない
東京の匂いの漂う
交差点で見させられた
自分がとても寂しいのは何故なのかと思った
私は白い買い物袋をぼんやりと下げながら
遠い街並みを黄色い彼方に思い描いて ....
ねぇ、知っている?
私はね
この目も声も鼻も耳も
本当は要らなかったの

身体ひとつで良かったの

何を見ようと
何を言おうと
何を嗅ごうと
何を聞こうと

あなたを愛する ....
もう二度と行かないし
もう二度と帰って来ない
フェリーの二等客室に籠りっきりで
俺はずっとノートに言葉を書きつけていた

海の色はクリーム色
世界は脅威だ
俺の知っていることは
世界の ....
心が弱いから
同じように弱い人の気持ちがわかる

それはすばらしい事だ

そう思っていたよ
わかった後どうすればいい
わかって
わかって
苦しくなって
その後なんてわかんない
 ....
君のことを想うにつけ
人生は出来事の連続というより
出来心の連続という気がする

次からつぎへと事は起こり
それは一見不可避なもののように見えているけれど
実はそこに身を置いた自身の責 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
I will love youmizuno...111/5/27 0:55
終わり1分前の情景赤澤るろる011/5/27 0:40
お訪ね電灯虫4*11/5/27 0:16
あわあわ2*11/5/27 0:14
チクチクさん赤澤るろる011/5/26 23:27
ペンを持ってシホ.N111/5/26 23:18
生物屋の彼女士狼(銀)2+*11/5/26 22:58
無くした一酸化炭素011/5/26 22:31
地球の糸朧月511/5/26 22:01
ダメな僕からやさしい君へ短角牛011/5/26 21:49
ひとつ うつろい Ⅳ木立 悟711/5/26 21:11
かえってきてよ朧月311/5/26 20:40
下方修正だけの人生はだいろ311/5/26 20:31
サモン バエル ウォッチャー6011/5/26 20:05
@。@ ノ狩心0+*11/5/26 20:03
歌2yamada...011/5/26 19:32
111/5/26 19:31
言葉の散歩(あるいは、詩の作り方)草野春心4*11/5/26 17:59
ひと[group]たもつ7*11/5/26 17:33
目が回る乱太郎10*11/5/26 17:11
ぎよ111/5/26 16:50
自分勝手な鎮魂歌相差 遠波3*11/5/26 14:45
彼の結婚式……とある蛙911/5/26 9:50
不等辺三角形subaru...5*11/5/26 6:29
なにもないc2*11/5/26 2:51
もいちど彼女が行くところ番田 111/5/26 2:39
あなたへるい011/5/26 2:21
世界を共有する密林真山義一郎25+11/5/26 1:50
一華211/5/26 1:39
出来心シャドウ ウ...1*11/5/26 1:02

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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