ドアーが開いたときにあなたはそこに立っていたのですか.わたしは気がつきませんでした、ドアーはいつ開いたのですか.ドアーが開いたときにはまだあなたはそこに立っていなかったというのですか.ドアーは誰によっ .... だんだんたくましくなって
太くなる脚、腕、首

子供はいつのあいだに
おおきくおおきく成長するのだろう

草が土に深く腰をおろすように
君も精いっぱいの力で生きたまえ
わたしたちより古株で
わたしたちより広い範囲に
(未知種)として一括りされる
名もない虫がいまもずいぶんと生き抜いている
らしい



Gという
まことに理論的な空間で
アドレス武 ....
多くの者が目覚めている素振りで その実眠っており
自らの生きながらの眠りから解き放たれることは少ない
多くの者が意識的に また無意識の内に
背負わされている日々と歴史の車輪の歯車に
無自覚に飲 ....
不恰好な全身の告白でお前と私は
平たく言えば敢えて摩擦を 生じさせているだけ
消費し合っているだけ
歪み合い 奪い合い 小さく
殺し合っている
そうすることで まるで二つが一つに溶け合ってい ....
世界の終わりみたいに暗い空
結露した窓 外は真っ白

布団の中で丸まった君の
冷たい顔にお目覚めのキスを

普段は雪の降らない町が白く染まれば
空気は寒くなり 心は暖まる


1日 ....
この空を知っている
この空の青さを憶えてる

台風が洗っていったんだね
空の低いところを
いつもとは反対向きに走っていく雲たちがいる
空の高いところでは
動かないように見えていても
そ ....
未来への神話を汚したのは
彼らではなく
そこに描かれた四つ

責められるべきは
彼らではなく
目を逸らそうする私たち

彼らの企ては成功した
雨に似たリズムを奏でようとした
人もいるかもしれないと思う
水たまりの波が
不規則に揺れる様をみる

とれないリズムは
私の体内のせいかもしれないし
ただ前進しかしないバスのせいかもしれ ....
視界は既に歪んだ 色彩を受け取れず取りこぼし
雨により続く遮断に 不快な居心地になる
消えていく少し先 音も色も 小さな世界だけが響いている

差している傘を投げればもっと世界は広がる?
俯 ....
風がつよいので
この期に及んで期待している
会えないのはもしかして
風がつよいからでしょう?
落ち着いた笑顔だったね



これ以上の幸せも過去も



いらないんだけど



さあ



もういらないんだけど



ただ単純に君から ....
要は啄む真似なのだ


唇やら首筋やら鎖骨やらに
私の都合のみで捧げる雨のことを
正しく呼ぶ必要はない



同等に返る行為に名前をつけて
例えば、嬉しがるのは子供
 ....
 
空が銀杏色をうつすとき
背中たちは惹かれあい
太陽をとぷりと沈めてゆく
 
今日はようやく毛布をはいだ
叫ぶ間も無く夜があった
握ってほどけぬ拳のように
ぬめりと温んだ夜だった
 ....
いつものブラックでは淋しげだったから
表情のない顔に何か落としてみたかった
今日は気まぐれで角砂糖一個

  ポツン

    呟く音が聞こえてくる

ちっちゃな輪っか 中くらいの輪っ ....
玄関が開き 掃除が始まる。
箒がほこりを集め ほこりが塵取に集められる。
年季の入った 赤のプラスチック製の塵取がチラリする。
中学校で使ったのと一緒ですね。
割れ目がないからそのものではない ....
始まりは透明な水だった
安らぎが包み込む世界で
ただ思いのまま泳いでいられた

沢山のものを吸い込んで吐き出して
濁った視界にふと気付かされる
生きるために水を汚していた

 ....
「踊り続けることだよ」って、そう、いつぞやの懐かしいメッセージ
シンプルな言葉ほど確かに伝えるのは難しいものです
首を360度回転させて
まともに前を向いているみたいに見せるく ....
すべての明かりが消えるなら幸せだろう
あとは目を閉じて
眠りに落ちるだけでいい
だけど明かりを落とせないわけがあるから
俺は
今日の尻尾にしがみつく
眠ってしま ....
体の
もうひとつの機能を知って
不安で
怖く
子供に
戻る

こころから、
こころから、

言いながら
愛情は結局
体から出ている

気がつく

強 ....
自由になりたい
不自由になりたい
どちらも同じだと思う

コインだって結局コインだ
占いだって全部私のこと

傘をさしていてもずぶぬれになった私は
雨に沿うのをあきらめて
肩にかつぎ ....
 .... こんなに雨がふっても
それでも空は知らん顔なんだ
雨のすきまをぬって
空へのぼってやりたい

つきぬけた空は
がらんどうの広場なんだろう
だあれもいないかわりに
なんにも響くことはない ....
 
  
ノートの中で消えかけている
紫陽花の履歴
錆びた機器類は蓄電されることなく
表面積のすべてが風に接している
 
人の断面には形容詞が無い
優しさを語ることに対して
まだ臆病 ....
(覚えていること)

くせ毛、喘息持ちの喫煙者で、裾のよごれた(でも長年きちんと手入れのされた)ジーンズ。カメラ、6×6、すこし背中を丸めて歩くくせ。犬のような、かんじ。

ベンチ、チャイ ....
  雨に咲く
  色の傘



  笑む花
  泣く花
  歩く花



  雲とは
  笑みつつ見ている
  巨きな眼差し



  やがて
  陽に萎む ....
  雨の
  花
  上空に
  咲いた、咲いた



  巨きく
  透明な手、
  地へ向け
  咲いた、咲いた



  此の雨を
  辿りゆきたい

 ....
だれからも好かれる資格が無いような気がしたので
もう
古文書は読まない

豚の仲間
豚の仲間

軽蔑される
怖いから
焼き終ると
かたちはもうなくなっていた
まだわずかにのこっているだろう
最後の肉を焼こうと
熾火が立ち上がっていて
それはいのちの終りの
かがやきのようにも見えた

  (そして、骨だ ....
今だけを見て生きていると

未来に笑われてしまうから

今だけを見て生きようとすると

過去を泣かせてしまうから

明後日の話をしようよ

今より少しだけ先の話を
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
飛ぶ鳥,落ちる鳥(鋭角と季節のはじめ、台風の間)[group]はるな511/5/30 19:17
成長期マフラーマン3*11/5/30 18:02
、(むし)乾 加津也15*11/5/30 17:43
暗示きりえしふみ211/5/30 16:03
抱擁と接吻211/5/30 15:50
雪の降らない町1486 1...011/5/30 14:37
この空を知っている小池房枝6*11/5/30 13:48
汚された壁画   ある芸術集団の企み相差 遠波3*11/5/30 13:33
虹待ちのバス停朧月411/5/30 10:26
まっ!大祐011/5/30 8:56
いいわけはるな211/5/30 7:52
生き甲斐を探しに帰ろうdi.di.011/5/30 6:21
めまい[group]山中 烏流2*11/5/30 5:14
融和ユウヒナ211/5/30 3:07
珈琲subaru...4*11/5/30 2:16
そんな素敵さ電灯虫5*11/5/30 1:47
水槽1486 1...111/5/30 1:00
ダンス・ダンス・ダンス・ダンス・ダンスホロウ・シカ...4*11/5/30 0:53
すべての明かりが消えるなら幸せだろう5*11/5/30 0:26
play611/5/30 0:23
待ちぼうけ朧月111/5/29 23:11
泥は賎民ののみもの我々はそれを沸かしてから飲めと教わったTAT3*11/5/29 22:53
雨の広場朧月411/5/29 22:31
追憶、のたもつ711/5/29 22:03
追悼はるな211/5/29 21:07
雨に咲く草野春心3*11/5/29 20:52
雨が咲く2*11/5/29 20:50
キャラウェイ6211/5/29 20:30
遺骨岡部淳太郎8*11/5/29 20:06
day after tomorrow1486 1...111/5/29 19:26

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