その4.詩人さんの生い立ちにも迫る
☆☆
061小さな頃は一言でいうとどんなダースベイダーでした?
062今までのダースベイダーはいかがなものですか?
063憤るダースベイダー ....
とぼけた顔で写る、家族写真の度
食卓には痛み止めばかりが並び
学生はいない
当たり前に
不親切な人の群れは総じて新宿方面に流れるから
指差し確認の習得は必須条件だった
肌の ....
私の祭りに行きたい
私の祭りは花火のかわりに梅干しを打ち上げる
ひゅーん ちゅっぱ ちゅっぱ
私の祭りに行きたい
私の祭りは神輿のかわりに老婆の尻をつまむ
つまんで ひ ....
引っ掻き傷のような雨に
ふやけていく街の輪郭を
見ているようで見ていない
雨のまにまに
彼女の打算
蒸留水のような嘘が
グラスのふちを伝うのを
見ていないようで見てしまう
雨の ....
歩かなあかんと思ってきたけど
歩きたいって思えたらいいな
立ち止まってもかまへんな
うずくまったら
だいじょうぶか?と
きいてくれる人もおるねんな
おんなじ背中があったなら
一緒 ....
歓びの光を食べて
すくすく笑う
痛みの雨を呑んで
それでも笑う
初めは小さな種だった
それがだんだん根を張って
それがだんだん茎を伸ばし ....
昨日と今日 その間に突然刻まれた割れ目
いつも通りの景色 全てに影が落とされたよう
明日になれば何事もなく一日が始まると思っていたけど
どうやら単純に解決する問題ではないみたいだ
世界 ....
ZEROになってしまった
プラスじゃないけれど
マイナスでもない
また始めるための 目盛りZERO
雑音を無にして 始点を裸足で立つ
他人の物差しは要らない
1目盛り1目盛り 心を打つ ....
何千回か言ったくらいで
何万回か重ねたくらいで
軽くなったりするものか
頑張って
おー頑張って
頑張って
頑張って頑張って
頑張って
なんになるのか
わかんないから
仕事からかえって
なんにもない俺は思うよ
俺に必要のないものがたくさんあるん ....
{引用=
三段目の階段の
配線を繋ぎ換えているんだ
そのままいるんだ
今はその、あ、あ、あ、
よろりときたらそいつでおしまいだ
おしまいだ
派手に崩して
縦の周りに並べて死ね
....
君はまだ魂の不思議に気付いていない
それに気付けば 君の目の前のドアは
きっと大きく開かれる
君がその先を歩めば
そこは即ち「道」となる
空の手より零れ落ちた藍の寂寞、
浮ついた命の棲む雪の園の、
白磁を染め行く。
全ての音を吸込む黒髪、
一たびの謀叛に掻き毟り、
君の腕を拒む。
あけいろの影さす時、
冷めかけた誘 ....
哀しくなるほど綺麗な鏡の中から
君の揺れた感情が流れて来るよ
切ないくらいに普通な君の声を聞いて
ただいつか見た痛みを
忘れていたいだけ
寝苦しい夜の中
電灯の下
悲しみを流す君を抱 ....
夕暮れの名残を街の灯りが飲みこんで
一斉に路面を照らすヘッドライトは起床の景色を思わせる
これから、のひとたちがにわかに活気づいて
ここまで、のひとたちがアイフォンを眺めながらバスを待っ ....
期待できそうなバンドの数がめっきり減っている。少なくともロックを趣向したバンドが出てこなくては、チャート自体がはっきりしないものだ。近頃面白いものが無くなった。漫画も、哲学を訴える作品の数が少な過 ....
わたしの名前は 今井麻依(いまいまい)
人事異動でやってきた 戸田貞人(とださだと)さんとの出会いは
月並みだけど運命としか言いようがなかった
嵐の日々も 酷暑の日々も 秋霜の日々も
仮に ....
おもいが強すぎて
伝わらないね
ちょっと
はなれてみてるよ
しかたないから
金曜の夜は
とてもセンチメンタルな気分になって
隣でスヤスヤ寝息をたてるあの子の
将来を案じて
眠れなくなってしまうから
僕は一晩中
起きていることにするよ
明日は休みだし
お気に入り ....
天も地も
親しみあう闇
眠りも覚醒も
溶けあう夜更け
空と森と土たちの
交わる全体性
流れるように
循環する
暗黒の空の下
森の樹々は眼を閉じている
樹々の足元で
....
目の前の男の
わたしからみて
右耳から顎の先まで一直線に切り取られているのを
わたしからみて
なにか問題が山積みのような気がした
何度見ても
男であり
右耳から顎の先まで一直線に切り取ら ....
自分は 待つ男。
攻める事は無く
ただ待つのだ
この風景の一部に同化して
時がうつるのを
ただ待つのだ
自分は 武器を持たない。
攻められた時には
ただ待つのだ
....
キミに預けし その華は
彼国までの片道切符
うねり 高まる 汽笛に
白き可憐な華を挿し 期待に胸を膨らませ
キミは今夜旅に出る
私の想いの華を胸に
今ま ....
土曜日は半ドンで幸福だった
....
シャム猫の白い牙を抜き取り
柔らかな目蓋の裏へと突き刺す
暗闇に怯えないようにと
その瞳だけを抉り出して
夕暮れに滲んだ街の色は
滴る血の色に似て素敵だね
赤いトゥシューズを胸に抱 ....
月が美しい時、その下で、犬や豚や、
うさぎやらくだや、馬や鳥が、痴れたり、
うずいたり、つかえたり、
引きつったり、しゃくにさわったりしながら、
季節売りが立ち止まって、
次の芝居を始めるま ....
同世代の男女がじゃれ合っていて
それを
遠くから眺めて
コーラを飲む
まぜてもらえないから
としが
いった
はだが
よごれて
しんだらよくなった
コーラは甘味料入りで
一 ....
飛脚の往来で賑わう剛虎橋
靴磨き屋の師匠とその弟子
生活のために各地を旅しては
争いごとに首を突っ込む
剣の腕なら二人とも一流
仁義を貫き悪党を退治してきた
どこからか流れ ....
そこを開けると
花畑のパノラマ
南風が吹いてて
髪を撫でてくる
ミツバチがこんにちは
カマキリがご機嫌よう
チョウがさようなら
蟻さんゴッツンコ
夏が好きなんです。
麦茶が好 ....
ふと、目をつぶる。
そこは青空。
私とあの子は空を飛んで
雲の上でキャッチボールだ。
あの子はボールを後ろにそらし
ボールは東京タワーに刺さる。
また、目を ....
2913 2914 2915 2916 2917 2918 2919 2920 2921 2922 2923 2924 2925 2926 2927 2928 2929 2930 2931 2932 2933 2934 2935 2936 2937 2938 2939 2940 2941 2942 2943 2944 2945 2946 2947 2948 2949 2950 2951 2952 2953
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.87sec.