止まっていた
ヤバいと感じたら体が動かなくなり始める
なにやら哀しみがやってきたらしいです
わだかまるばかりの卑しい心根はすてましょう
前があるならそっちへ
愛があるならそれなりに
....
枯れたので、
私の臭いのダストボックスに捨てる。
ゆうぐれ、抱きしめられ
水槽のみなもとみなそこのはざま
男と女が居る。
慣れた時間に倦みはじめた
指で促していく。
(こえを、すこしだす ....
色々な会社を転々としてきた。私のいられる場所などないのかもしれない。会社をやめるたび、私は楽しい気分になれたものだ。そうしては日の光の当たる川沿いの道を歩いた。私は、一人になりたかったのかもしれな ....
信じ続ければ夢は必ず叶うよ諦めないで
翼を広げて空へ飛び立とう舞い落ちる桜の木の下で
転んだって大丈夫さ再び立ち上がろう
道はどこまでも真っ直ぐ続いている
さぁ走りだそう明日に向かって ....
いと白き芍薬
ほの暗き庭園の
井戸の片へに咲きたるは
自死の佳人の佇むか
幾重もの 薄き花弁の匂やかに
滲む花蜜のぬらぬらと なまめかし
目を凝らすだに その薄衣の紅き縁
血の如し
....
学校帰りは抑えていた
わくわくがはしゃぐから
本人達より先走って
二人の影の一方が遊びに誘い
もう片方の影が誘いに乗って
周りの建物の影と一緒に遊びに行く。
夕陽が帰宅時間の陽 ....
茂みの中にある
人が成らした道を行く。
石がゴロゴロ 足を触る中で
踏ん張っている土が
突風で飛んでいくとき
土だって限りがあるのか
そう思って
土がない世界が 寂しくて
でも
....
ちちに
なんどもきいた
あれは
みどりではないのかと
あおだといった
そうとしか
いえないようだった
しんごうが
あおにかわる
わたしにも
あおにしかみえな ....
セックス
したら
返信が
こないの
と
言ってた
女子高生
好きだと
言ってたのに
だって
だいじょうぶだよ
そのうち
心と身体は
きちんとくっつくよ
そしたら ....
いちばんちかいまちが
いまはいちばんとおい
いちばんちかいほしが
ここからはみえない
きみにあえなくなってから
いったいどれだけの
つきひがすぎてしまったのだろう
....
れ、れ、れれれみふぁ、れみふぁ、
狂った夜のオルゴールが叫んでる
あちらこちらで、もろもろ台無しにした挙句
狭い部屋の中で煮られてるおれの内臓の
ひと房ひと房までに嘘がしみこんでる
おれ ....
あまりにも可愛くて
あまりにも成績よくて
あまりにもマラソンが早くて
あまりにも新体操が素敵で
あまりにも可愛い
あなたに
俺は
すり込みのように、べた惚れなのだ。
寝たきりのあな ....
さびしいと 言えず 笑った
帰り道
佇む ポストの口へ
つぶやいた
さびしいなあ
ぬれた息につつまれて
たべものであり、くすりであり
ははであり、こころ
なかでねむると あたたまる
惹きつけられる絵があって
なにに感じて
涙腺がゆるみそうなのか
言葉でいいたくてたまらないのに
海に泳ぐ砂みたい
文字がさらさらおちる
心の中の流れは
少しもとまらなくて
なぜ な ....
「希望」という名の駅が
旅路の先に視えるから
僕等はきっと
今日の荷を背負いながらも、踏み出せる
午後の体操が始まると
もの忘れのお爺さんは
何かを思い出したように
皆の輪からむくっと立ち上がり
部屋の外へ歩き出した
つきそいながら隣を歩き
途中でソファに腰を下ろして ....
校庭に出ると
マグノリアの花
東南の風が吹く
青い空が眩しい
サンドイッチ持って
林檎畑でお食事して
赤いキノコを脇目に
牧場に一目散に走る
プレッツェルを買い
広場の時計台 ....
幻の建築の下で、給仕人等は白い手袋を
はめる。幻の建築は夕陽に染まり、地面
に怪しい影を伸ばす彼等が白い手袋で持
つ一つの銀盆にのるリボンを結んだ七面
鳥が焼けた黒い姿で、一声啼いた(その ....
夜中の2時に携帯に
メールが届く
その後眠れなくなる。
注意すべきか迷う。
私を苦しめる。
次の日は眠い
友達がランチ
奢ってくれた
重き荷を背負って
行くが如し
焦るべか ....
おじいちゃんが
よければそれで良い。
おじいちゃん好きだったけど
仕方がない。
怨んではいない
平静を保ち
苦しみを噛み締める。
おじいちゃんが幸せなら
それでいい
パワハラ ....
地面の上で
濡れているパンの耳を拾った
食べたりはしなかった
隣に 湿った草が生えていただけで
木立の隙間に見え隠れする山なみが
雨を伝って雲の香りを運んでくる
したしたと滴る 路地の ....
アトリエで
鳥と歌う
リスと笑う
鉛筆に泣く
+
飽きてしまった
飛ぶことにも
理屈をつけることにも
襟を汚したまま
+
空いているところ ....
君の言葉には温度が無い
そう言ったところで返事もない
返事が無いならただの屍
どんな気持ちでそれを言ったのか
そんな事言うつもりじゃなかったのか
気持ちが無くても言えてしまう恐怖 ....
ひまなもんで
プラトニックラブとは何であるか
つらつら考えてみた
肉欲を離れた精神的な恋愛である
とすれば例えばネットで知り合い
相手を見たこともないような恋愛は
プラトニックラッヴな ....
とある清潔な会社のオフィスである。わたしの指はパソコンに向かってなめらかにキーボードを打ち続けている。それに応えるようにして、キーの一つひとつが軽やかな音を放っており、静かなオ ....
トイレットペーパーで尻をふく
路上ではやらない
ビデオデッキのなかではやらない
あとは鈴木先生にまかせて
トイレに行っていろいろ出す
貧しい公園の貧しいベンチで
貧しい僕らが座っていて
コーヒーをひと缶
分け合って飲んで
だけど、愛だけはあるから
寂しくはないよ
お金が入ったら
二人で公営の団地に住もう
そこには ....
あのコの笑顔
アンドロメダから望遠鏡で眺めているよ
彼女はぼくがこの宇宙にいることも知らないけれど
じいちゃんぱあ
ぱあでいいのさ
硬く握りしめたぐうに勝つから
ばあちゃんチョキチョキかにあるき
ぼけて手も
麻痺して手も
じゃんけんぐ〜と
誰もが
はらへる
つゆはれま
ピースがゆ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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